最終日は、笠ヶ岳からの下り、山小屋から一旦下り、再び折戸岳に登る。抜戸岳からは一気に下る。累積標高差は下り約二千mもにもなる、脚が持つか、大丈夫かいな。
今日は弁当は注文しなかった。山小屋の弁当は🍙お握り、重く、量が多いため食べ残す。捨てられないので、これを山を下るまでザックの底に入れておく、これがいやでパンを買った。パンは軽いのだ。失敗から学んでいる。
三度(みたび)雨の朝、笠ヶ岳山荘を出発。テント場からは、笠ヶ岳山頂はおろか、小屋もよく見えないほどガスってる。
折戸岳からは岩場の下り、慎重に降る。
少し下って、上を見上る。下って来る人が小さく見える。
さらに下って、杓子平(しゃくしだいら)、晴れてると気持ちいいんだがね。
ここからは、登山口まで、コースタイム3時間の急な下りが続く。狭い道で大石を乗り越えて進む。
高山植物だけが、単調な道で癒してくれる。
そして、転ぶこと3回、やっと笠新道登山口に到着。やれやれ、怪我無く降りれた。登山口で、先行の下山者とともに喜びあう。
この後、新穂高温泉まで平坦な道を1時間歩いた。なぜか、急な下りでは感じなかった、足裏の痛み、この平たんな道で痛くなった。どうしてなんだろ。
笠ヶ岳山荘から新穂高温泉まで、コースタイム6時間半、私の所要時間は8時間、まあまあだな、それにしても下山のスピード、みんな速いな。この後は、バスで平湯温泉へ。