ニ三日家人が留守をする。そこで自分もどっかへと、ソロ登山で選んだのが長野県富士見市にある入笠山。以前に二度ほど登ったことがあるが、列車が動かなくて季節外れだが行くところがなくて、しょうがない行ったのと、冬のアイゼントレーニングだった。花の時期は初めてだ。
JR富士見駅に無料の送迎バスがある。ここから標高差約7百mのロープウエーで山上駅へ。ここには山野草公園がある。ロープウエーを出た途端、20万本のドイツスズラン。
ロープウエーに乗るとき、「入笠に咲く花」という手帳サイズの散策ガイド(50頁ほど)を貰った。入笠山に咲く花々が季節ごとに写真入りで書かれている、これは便利だ。
スズランは可愛い花、でもこんなにたくさん、咲いてるのを観たのは初めて。
そして、入笠湿原、小学生の団体が多く、この行列を避けて少し遠回りルートで、入笠湿原に入る。こちらは日本スズランの野生地。こっちは100万本とか。ドイツスズランと違って、花は葉の下側に付く、だからカメラを下から写そうと、しゃがんでいる人がいる。
入笠湿原の山彦荘へ。コーヒーとドラ焼きを買い、湿原を見渡すベンチに持って行き、休憩、至福の時だ。
黄色い花は、ミツバツチグリかウマノアシガタ、よく似てる。
ここから、川沿いをお花畑へ。白い花、シロバナヘビイチゴ又はサンリンソウが道端にずっと咲いてる。サンリンソウは初めて聞く名前だが、ニリンソウに近い。
ピンクはサクラソウ。
そして、いよいよ登山だ。途中のお花畑にもお花が。日本スズラン。
ズミ(コナシ)が満開。蕾は薄赤色だが、咲くと白くなる。咲いてるのは、あと一週間ほどだそうだ。
山頂近くには、ヤマツツジかな。
そして30分ほどで、入笠山山頂。標高1955m、標高は高い、登山時間が短くて展望がいいから人気があるんだろう。小学生の団体を避けたが、山頂はそれでも相当の人々。八ヶ岳や南アルプスは雲で見えない。諏訪湖や、伊那方面は見渡せた。
下って、入笠ヒュッテ近くのお花畑で一休み。今日はほどんどは花の写真でした。それほど花がよかったのです。さて、今日は入笠ヒュッテ(旧マナスル山荘)に泊りです。続く・・