資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

大前研一50代からの選択下

2010年05月07日 | ビジネス・経済
50代からの選択―ビジネスマンは人生の後半にどう備えるべきか (集英社文庫 お 66-1)
大前 研一
集英社

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以下は、この本から。今の50代は恵まれている。だからリスクを取ってはいけない。ということで私の趣味「資格」のことも載っている。(P219)

(1)資格ではメシは食えない
 50代のうちに資格を取り、定年後はこの資格でメシを食っていこうと考えている人がいるが、それはムリ。宅建は20~30代まで。公認会計士を50歳で取ったとする。経験の浅い65歳に依頼する人はいないだろう。司法書士もコンピュータ化で依頼は激減している。無理に取ることはない。

(2)50代に必要なもの
 何といっても「資産運用」。メシは食えないが、資格で言うと、FP(ファイナンシャルプランナー)、年金アドバイザ-、そして社会保険労務士あたりか。

 そういえば、今後のマネープランはしょっちゅう見直しする、在職老齢年金の限度額、健康保険や国民年金の保険料などよくチェックしている。50代には、資産運用の資格を薦めよう。

(3)起業
 50代は余裕のある世代、だからリセットするのはいいが、リスクを取ってはいけない。NPOなどの社会貢献を含め、起業は、趣味の範囲で、というのが大前氏の持論である。

 この本、50代の方に、これからの人生にとって、お薦めの本です。文庫本500円。

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