資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

生涯ファイナンシャルプランを見直す

2018年04月05日 | FP関連資格とその活用
みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP 2017-2018年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
クリエーター情報なし
TAC出版

 FP(ファイナンシャルプランナー)は顧客のマネープランをお手伝いする資格である。もっともこの仕事、どの程度需要があるかは怪しい。私の場合、FPの資格更新のための学習ばかりだ。そしてやっとFP技能を発揮する機会があった。

 自分のファイナンシャルプランである。この資格を取得するとき、十年以上前だが、ファイナンシャルプランを作った。そして時々見直してはいるが、エクセルを作り直す程の修正はして来なかった。最近、老齢厚生年金の比例部分をもらいはじめたこともあって、全体の再設計をしないと、思っていた。

 そうして、着手。まず、預金通帳から、年間の支出を調べる。そして源泉徴収票から年間の収入を、さらに企業年金と公的年金を調べる。ここまでが、昨年の収支だ。

 これに今年以降の収支、まず年収を調べる。中小企業診断士の収益額、何歳まで仕事して、いくら稼ぐか予想する。それに65歳になって、老齢基礎年金と厚生年金の金額が変更になる。さらに登山や旅行などの贅沢も見直す。これで年間の収支が出るため、預金に持ち株などを加えた資産のプラスマイナスを計算する。資産はプラスにはならないけどね。

 これらはエクセルで、それこそ瞬時に計算できる。出来た表から、グラフも一発だ。日本人の男性の平均寿命は80歳。ちょっとプラスして30年後、83歳までのグラフを描く。徐々に資産を減らし、まだ大丈夫、というか、大丈夫な生活設計をするのがこのプラン作成の目的だ。

 使い過ぎると、死ぬ際に資産はマイナスになってしまう、これはいけない。もう少し倹約した生活をして資産をプラスに戻す。資産は、今さら簡単には増えないから、預金が少しずつ減少するカーブを描き、それに沿った生活設計をするのである。一番いいのは、自分が死ぬときに資産が尽きるのがいいんだが、自分の死期は分からない。

 そして、これからの稼ぎ額や使える額などを推定して、何度もグラフを書き換えるのである。あと、家のリフォームや老人ホームの入居資金がも必要だし、子供へ少しは残したいし、ああ足りなくなる。このへんはまさに、シミュレーションである。

 さて何とか作成した。しかし条件などすぐ変わってしまう。そのときは、エクセルをちょっちょっと書き換えるだけで、生涯の資産カーブが書き直しできる。FPの醍醐味はここだね。

 


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