一昨日は、休日だが、安全関係の特別教育VTR収録で、顧客企業様のある滋賀県へ。法改正の内容を緊急で収録する作業だ。非常事態の東京に寄るが、東京駅を通過するだけだから、まあ許して。
それはよかったが、朝から全国的な大雨、新幹線は遅れるし、滋賀県の鉄道は終日動いていない。おまけに乗ったタクシーまで、豪雨で冠水に何か所も当たり、何とか顧客企業さんに到着できた。
収録作業は、練習もつもりで収録したら、一発OKが出た。よし。さあ帰れるか、電車は終日動かないらしいし、あの冠水状況なら長距離タクシーも行けないだろう、ということで、急遽企業さん近くの宿を予約。
その場所は、琵琶湖の沿岸で、釣りで売ってる宿だった。駅から遠いため、顧客企業さんも使ったことがないそうだ。井筒という宿、聞いたことある名だなと思っていたら、あの京菓子、八ツ橋の経営の宿だそうだ。
そして、たまたまだが、明智光秀の坂本城址がそばにあるそうだ。これは、お城マニアにとっては、めったにないチャンス、ということで、夕食前に、雨も収まってきたため、歩いて坂本城址へ。五分ほどだ。坂本城址は、公園になっていて、城そのものの跡は何も残っていない。記念したものでは、石碑と案内板、石像、歌碑などがいくつもある。最近できたもののようだ。
(公園入口の石碑、年季が入っている)
(案内板、坂本城は琵琶湖の水城だ)
(明智光秀の石像、大河ドラマのイメージと違うな)
(歌碑、隣のボタンを押すとスピーカーから歌が流れる、歌の途中で退屈なので離れてしまった)
そして、琵琶湖を背にして、かつて、こういう風に建っていただろうという水城の大天守、小天守のCGがある。これは美しい。信長の時代の天守だから、天守として創生期のものになる。光秀が死んでからもしばらくはお城は存続したが、そのうち廃城となってしまった。つくづくもったいないと思う。
(坂本城のCG)
(琵琶湖の対岸には、近江富士)
宿で、ご城印を入手した。明智光秀の夢を追っかけた日でした。それにしてもこの大雨、65歳の自分でも経験のない大雨だな。山も、登山道が壊れていないといいが。
(坂本城のご城印)