図解 IFRS早わかり | |
新日本有限責任監査法人アドバイザリーサービス部 | |
中経出版 |
この本、コンセプトがいい。忙しいビジネスパーソンのため、1時間で図を見るだけ、キーポイントを読むだけ。また、巻頭に織り込みが入っていて、ポイントが1分間で掴めるようになっている。よく工夫されている。
IFRS(イファーズ)は、2015,2016年頃日本に適用される。財務諸表は、財政状態計算書、包括利益計算書、所有者持分変動計算書という名称に変わる。もちろん内容も。
そして企業の実務も変化する。売上計上のタイミング、有形固定資産のための借入費用は取得原価へ、研究開発費の開発費は資産計上。さらになんと、有給休暇は引当金へ計上など。
実務にも、研究開発、資産管理、人事、販売、M&Aなどに影響がある。1時間でここまで理解できた。この本結構いいんじゃないの。