産能大学の学習、4冊目だ。「超効率勉強法」、著者はメンタリストのDaiGo氏、私は初めて知った方である。いわゆハウツー本だ。これが産能大のテキストに指定されている。内容は、沢山の科学的な勉強法が書かれているが、基本は「アクティブラーニング」だろう。
アクティブラーニングとは、ただ受け身で講義を受けるだけではなく、進んで頭を使いながら学ぶ方法。アクティブラーニングにも各種手法があるが、私がこれ!と思ったのは、「クイズ化」と「ティーチングテクニック」の二つ。
クイズ化とは、模擬テストや問題集を使って、学習したことを想起すること。これは単なるテキストの再読に比べて50~70%の記憶の定着率が良くなるそうだ。私は、インプット学習よりアウトプット学習が大切と思っているから、これは納得。
もう一つの、ティーチングテクニックとは、今覚えたことを他人に教えるものだ。こちらの手法も一定の評価がされている。
さて、今年のプレミアム塾は、何を取り入れるか。テキスト学習の後の問題演習は、特に新しいことでもない。それと、隣の人に今日学習したことをしゃべってみるというのは、どうだろうか。実は昨年、ある講習会で一度やってみた。そこそこ皆さんやってはいたが、恥ずかしがってやらない人もいた。この辺は何か工夫が必要だろう。何か仕掛けを考えよう。
ほかに「ピアプレッシャー」という手法もあるそうだ。これは、仲間からの圧力を利用するというものだが、このプレッシャーには、善玉と悪玉がある。善い中に入れば善い方に変わり、悪い仲間に入れば悪い方に変わる。プレミアム塾は、モチベーションの高い仲間が集まる。この影響力を受けることで、皆、善い方に変わる。この手法は意識すれば、実践できるだろう。
こんなこと考えていると、夏の講座「プレミアム塾」、開講が楽しみだが、コロナの拡大、果たして開催できるんだろうか、開催できる方法を検討中です。