メキシコの隅っこ

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イシュペロンのタマル

2010-06-06 12:22:36 | 食べ物・飲み物
うちのダンナの朝ご飯、今日はこれでした。



手前のはタマル、タマーレス、なんですが、
(前に紹介したのは、こちらとかこちらとかこちら
イシュペロン Ixpelón という種類。
何それ? と訊いてもダンナもよく知らないらしい。

出てきたのを見ると、普通のタマーレスのようにバナナやトウモロコシの葉で包んでいません。
まあ出すときに剥がしてくれたのかもしれませんけどね。

そして、でかい!



うっわ~、それ全部食べるの?
と内心で思いながら見てたんですが、心配無用でした。
ぺろりと平らげてました。
ダイエットのダの字も脳内を掠めないようです。
先日、数年ぶりに心臓医と面談して、体重落としなさいね~と言われたとこなんですけどね。

で、イシュペロンって何なのかと思ったら、よくわかりませんが、
フリホーレス豆の一種?
このタマル、確かに茹でた、しかしまだ形の残っている豆が混じってました。
真ん中にはこれまた茹でた豚肉が入っていた様子。
ちらっと検索してみた感じでは、カンペチェとかこっちのほう特製のタマルっぽいです。

ところで、それより私の目を惹いたのが、一緒に出てきた玉ねぎ。
普通はここでピコ・デ・ガヨが出てくると思うんですが、
今日のは赤いトマトじゃなくて、なんか黄色いよ?
この黄色いの、何? とダンナに訊いても、知らないと言う。
ダンナは一緒に出てきた別の赤いソースをザバザバとタマルにかけて食べてます。
私の注文したサンドイッチがなかなか出てこなかったので、
つい暇を持て余して、ひとかけら黄色いところを食べてみました。

黄色いピーマンかと思ったんですよね~。

……はぁ~~~~~……ッ!
と思わず声をあげてしまうほど辛かったです。
はい、チレ・ハバネロでした。
なんで食べる前に思いつかなかったかな~バカよね~私。
「小人閑居してなんとやら」と脳内に浮かんでも、反省はしません。



見た目はすごくきれいですよね~。
その私の反応を見て、嬉々としてこれをタマルにどっさり載せるダンナ。
幸せそうですね~。よかったですね~。


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5 コメント

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アメーバ (かおっぺ)
2010-06-09 07:54:24
あはは。すいません。笑ってしまったw
過去の日記を読み返して、脳のアメーバが……(笑)
しかし、亀さんの偉いところは、嫌いな食べ物でもきちんと記録して、こうして読ませてくれるとこです。
わたしもザバザバとソースをかけてみたいけれど、タマリンドのお菓子で少しめげたからな~。特訓してからメキシコの地を踏みたいものです。

きれいな色に騙されて、口に運んでしまう気持ちは痛いほど分かります。
きれいなものには棘があるのか。唐辛子の痛みを思い出すと、わたしは喉がヒリヒリします。

しかし、メキシコのお料理は、ソースが最初からかかっていることは少ないのかしらん。
テーブルに色々ソースのお皿があって、お店側もしくはコックさんからすれば、なんでも「as you like it」ってことなの? なんかちょっとニュアンス違うか?
でもまぁ、ご主人様のようにザバザバもよし、ちょびっともよし。合理的ですね。
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チレ ハバネロおいしそうな色 (hanetan)
2010-06-10 17:37:56
生ハバネロは食べたことがないんです。
料理に使うとおいしいのかな~って興味が出てきました。しかし日本だとどこに売ってるんだろ。
というのも、相変わらず僕はラーメン屋でバイト、激辛でとてもも有名なところですが、そういうわけで辛い物には興味津々です。
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Unknown ()
2010-06-11 10:55:03
>かおっぺさん
笑えるでしょ~、アメーバの噂!
いやもうね、好き勝手に話が一人歩きする怖さを思い知りましたよ!
しかしあの激辛タマリンドはちょっときつすぎましたね、ごめんなさい。
あれはたぶんメキシコ人でも相当辛いと感じる部類だと思います。
でも日本人もカレーの激辛とか、暴君ハバネロとか、辛いの好きだと思ってました(暴論)。

しかしね~、この黄色いハバネロになぜにこんな簡単にだまされたのか……。
悔しいからネタにしてみました。転んでもただでは起きません!?
でもありがたいことに、メキシコでは辛いソースもたいてい別になってるんですよね。
あ、そうでもないか、最初からかかっている場合もありますが、
そうじゃない料理もあるので、辛いの苦手な人もちゃんと生き延びられます。
5種類6種類くらいのいろんなソースが並んでいると、
こういうのの違いをちゃんと感知できて、それぞれの料理に合わせて楽しめたらなあ、と思わないでもないです。
でもまあ無理をして胃を悪くしても困りますからね。
やはりそこはそれぞれに合った分量で。

>hanetanさん
ハバネロはチリの中でも辛いわりに、胃を悪くしないそうですが、
私は実証したわけではないので、どうでしょうね。
そうそう、ラーメンなんかも激辛とか話題になりますよね。
ハバネロ、どうかなあ、お菓子の暴君ハバネロじゃあだめだろうし。
乾燥チリなら輸入もしやすいかもですが、ハバネロって生でしか売ってないような。
そう言えば最近植木にちょっと凝ってるんですが、ハバネロの鉢も売ってました。
黄色い実がとてもきれいでした。
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ハバネロ! (Sorve...改め『にーにゃ』です)
2010-06-11 11:59:28
ブログ再開したのでお知らせに参りました。
良かったらまた遊びにいらして下さい!

ハバネロって生は黄色いのですね~、初めて知りました。
ブラジル人はあまり辛い物を食べないので、キムチとか無償に食べたくなる時があります。
北の方の料理は辛いらしいですがまだ食べたことがなくて。

それにしても、他所のお国の料理ってとっても面白い!
「イシュペロンのタマル」、食べ物の話題とは思いませんでしたw
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遅くなりました! ()
2010-06-15 02:43:05
>にーにゃさん
おおおお、新しくブログ始められたんですね!
嬉しいです~。そちらにも寄らせていただきますね。
お返事遅くなってすみません、数日前いきなりネットつながらなくなってました。

ブラジルは南のほうはあまり唐辛子とか食べないんですか、ちょっと意外でした~。
ラテンアメリカはどこも辛いのかと思ってました(笑。
そう言えばシュラスコってブラジル料理ですよね。辛くないですね(メキシコではソース完備してますが)。
でも北のほう(つまり暑いほう)はやっぱり辛いの食べるんですね。面白いです。
さすがブラジル、広いだけありますね。

でも確かにイシュペロンのタマル、なんかの呪文みたいですよねえ(笑。
そちらの食べ物もどんなのか興味があります。
またそんなお話も聞かせてください、楽しみにしてます。

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