今回、仙台から国立新美術館へと東京駅経由で直行したが、当然、地下鉄千代田線に乗るため二重橋まで歩く。いつもは地下道を通って移動するが、今回は地上の行幸通りを歩いて移動した。
和田倉門あたりは「三の丸尚蔵館」に行きすがら、周囲のビルに注意を払うこともなく急ぎ通り過ぎるだけだったが(汗)、今回は「東京海上日動ビル」を見るために立ち止まった。
周囲のコンクリートビルとは一線を画す、レンガ色で品のある佇まいが本当に美しい建物だった!!
建築家前川國男が設計した「宮城県美術館」移転問題は、移転無し存続、で決着したが、同じ前川設計の丸の内「東京海上ビルディング」が再開発で解体されることになり、やはり保存を求める声が上がっている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/95654
ビルを愛する人々の声を集めた本も出ている。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784860351175
機能性を追求したコンクリートビルとは違う、建築物としての美を併せ持つこのビルは、私的にも後世まで残してほしいと思う。