

朝起きると、まだ休みの日だとまだ少し早いと思える6時すぎで
KYOKOさんがぼくの横になっている足元のほうに座ってDVDをみていた。

(公式HPより転載)
織田裕二と天海祐希主演の「アマルフィ」だった。上海から遠く離れたイタリアが
舞台で、真保裕一が脚本だと思ったら共作らしくクレジット問題がおこったり
フジテレビの50周年作品とはいえ、電波ただのり戦略しすぎとかいろいろ日本
では叩かれたけれど、story自体は悪くなかった。
なにより、ぼくは戸田恵理香と佐藤浩市がすきなのだ

アマルフィ ♪Time To Say Goodbye -Sarah Brightman
後半にかけてSarah Brightman が登場したり、あの歌声を朝から聞くのは
今朝みたいななんでもない日には少し重いんじゃないかと思ったりしたけれど
案外耳に心地よく、まだソファに横になって、夢とうつつとの境目くらいに
しがみつく ぼくの頭にはわるくない朝になっている。

また続編がありそうなラストシーンがおわり、画面をテレビに戻すとどの
チャンネルも朝のニュースで

ド派手な花火のシーンと、胡錦濤の「開幕


繰り返し放送している。
みんなこのevent を待っていたことがよくわかる。

KYOKOさんが説明する。
「万博までは上海でがんばりたいね」
上海の日本人(巴里のアメリカ人というミュージカルがあったけれど、ぼくは
こういう類の呼び方がきらいではない

ときにこう言っていた。
そして2010年5月1日、こうやって厳かにそれはやってきた。
