Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

換金を待つおとな

2011年01月09日 | 上海chouchou(みる・くらす)
  昼ごはんをどうするのか聞こうにも、すでにKYOKOさんは仕事だった。


  RinNonはどこかから帰ってきて、そのまま宿題したり本を読んだり気ままに過ごして
  いる。そのまま夜までダラダラ過ごすのはどうかとも思うが、上海の何気ない一日を
  こいつらはどうするつもりだと訝っていると…


    KYOKOさんから新天地でごはんをたべようという電話がきた。


  RinNonを誘ってでかけると、服に無頓着なRinも、そうでもないNonはすぐに
  準備を済ませた。ぼくは、RMBがすでに底をつきかけているのを思い出し
  古北にある中国銀行に換金にでかけた。

  入口にたむろする換金やさんの勧誘をパスして、きちんと窓口に並ぶ。
  今回の旅行でも何度か換金を繰り返すぼくは、もう慣れたもので椅子に座って
  待っている。RinNonも持ってきた本を読み始めている。
  
  たとえば、日本人の男性が秘書みたいな女性を連れて換金に来ているのは
  たいてい、おと突きもなく貧乏ゆすりしたり、話しかけたりして過ごしている。
  そういう意味ではRinNonのほうがずっと大人なのだ。
  当然走り回ったりはしないし、おとなしいものだ。



    約20分かそれ以上になった。昼間こんな時間に来てしまうと長く10人以上
    待つはめになるのは、よくあることだ。何人目かの客がもう10分近くひとつの
    窓口を占領しているせいで、効率が悪くなっているのだ。それでもみんな
    暴言をはいたり、大声をあげたりもなく待っている。
   

  お行儀よく待つみんなは静かに自分の順番を待っている。一部を除いて
  でもまあ、うるさいってほどでもない。

  ようやく換金できたぼくらは、黄金城道にでるとすぐにタクシーを拾って
  新天地に向かうことにした。


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