Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

上海駅から、再び。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)


今回は1泊2日で蘇州へ行く旅行を挟んでいます。
普段上海にいるとはいえ、息抜きできずに仕事している奥さん
と日本の小学校よりずっとずっと詰め込み教育で鍛えられて
いる子供たちが息抜きしたいということで、なにも考えない
場所はどこ?ということで、いったん上海脱出しましょうという
ことに。

でも遠い所に行くにはお金がないし(ごめんね)、近くですぐに
帰ってこれて疲れがたまらないところ、そうですね。では春は
新幹線で杭州だったので、今度はまた新幹線で違う方面に。
蘇州に非常に中国風なシェラトンがあるからそこでゆっくりしま
しょう、ということになりました。

蘇州には一度行きました。( 蘇州と紹興 )
前回はバスをチャーターして行ったのですが、今回は新幹線。
春の杭州は上海南駅( いざ杭州(①上海南駅)
からでしたが、今回は上海駅発。上海南駅は新しい駅で、
今後の上海の玄関口として世界初の円形駅との触れ込みで
大々的にきれいな駅として建造されています。
対して上海駅はたとえていうなら上野駅。かつての玄関口と
して北側はまるで戦前の上野駅、南は新時代の幕開けのような
きれいさと対照的な趣きを醸し出しています。



以前は杭州に行く際もこの駅から出発しました。あれは2004年
の国慶節でした。( 雨の国慶節①(上海駅) )あれから3年。
今度は新幹線に乗ります。



タクシーは地下に停車。上にあがると・・

未だによくわからないのですが、長期休暇の際だけなのか、
駅にはいつも非常に多くの人がたむろしています。北側の
退廃的な雰囲気はないにしろこの多さにいつも家族はびびって
歩きます。いかにも置き引きやスリが横行しそうな雰囲気。
ひとひとひと・・この人たちは切符のキャンセル待ちなんだ
ろうか・・・



新幹線(こちらではCRHと呼んでいるみたいです)は、確かに
少し高めの価格設定になっているらしく、乗れない人もいる
ようで、入口の際にはチェックされます。



ちょっと優越感を覚えますが、そんなものは一瞬です。今の
中国で30分で到着する30~40元(600円くらい)程度の
料金を払える人はざらにいます。





(待合室は4つあって、その間はごらんのとおり商店街に
なってます。)

よって新幹線の待合室もごらんのとおり混雑・・・
払えない人も多いけど、払える人だってごまんといる。
これが人間の数ってもんです。。

待合室にはオリンピックのCMが何度も何度も流れます。
かわいいとは言えないけど愛嬌のある重量挙げの選手を
映すCM。まあ劉翔だってヤオ・ミンだって露出過多な感じは
ありますし、このような選手でもいいのでしょう。
「ni行、我也行(あなたは行け、私も行く)」このテーマで進んで
行ってるのでしょうか。

そんなもん、国慶節に流さないでもらいたいものです。おかげで
駅は満員なんですから・・・

そして私たちの乗る電車の時間。呼び出しとともにゲートが
開くと、関西人よろしく、全員が押し寄せます。並ばない・・まさに
「あなたは行け、私も行く」。

このテーマ、英語表記のときにはなぜか「I know, I can」
並ばないこの現状、北京ではキャンペーンまで張って推進して
いるこのテーマ
「やろうと思えばできると思うんだけど、お前が行くなら
おれもいく」
と言っているように思えてならないのは・・・ 



さて、新幹線。やっぱり並ばないまま、みんな乗り込んでます。
新幹線の車体は前回杭州行のものと全く同じ
( いざ杭州②(新幹線) )。
今回はたった30分の旅です。

蘇州にむけて・・発車!  

★前回旅行時は上海駅はあまりうまく写真が撮れませんでした。
  すべて1Mを超えてしまって、UPできなかったのです。今回
  きれいに載せることができてうれしい。
  混雑ぶり、きれいさやきたなさが伝わるといいんだけど・・

  



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