Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

蘇州と紹興

2005年11月07日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 国慶節明けに、妻の両親が遊びに来てくれたため車を
チャーターして蘇州に行きました。家族で連休中にでかけた
杭州と並び、「天に極楽あれば地に蘇州・杭州あり」と言われ、
東洋のベネチアとも称される古都です。確かに非常にきれいな
街でした。また水郷は上海の付近に散在している他の地区と
比較しても整備されており、古い街並みと新しい発展している
地区を分離して観光上手であるように感じました。silkが有名で、
工場見学に行った折に購入したsilkの綿布団は最近少し寒く
なってきた上海で重宝しています。
 蘇州で最後に見学したのが「虎丘」。呉王闔閭(こうりょ)が
祀られています。





呉は三国志にでてくる呉ではなく、もっと古い
春秋戦国時代の呉です。この子供が夫差。父を殺された恨み
を薪の上に寝て忘れず、敵である越国を倒す人です。

 さて、私が仕事をしている間に先週妻と子供は大学の旅行
で紹興へ旅行に行きました。こちらも省は違いますが水郷の
ある古都で、紹興酒と臭豆腐が有名です。(臭豆腐は強烈な
においでこれに耐えるのは大変だったようですが)実は、会社
の旅行もこの街の付近に行っていたのですが、体調を崩して
欠席した私はまだこの街に縁がありません。
 この街はさきほどの越国の都でした。呉に滅ぼされた越王
勾践(こうせん)は、その屈辱を動物の肝を舐めて忘れず最後
は呉を滅ぼし、復讐を遂げるというお話。セットで「臥薪嘗胆」
ということわざで有名です。
 奇しくも上海付近でことわざの由来に近づけたことになり
ます。

 呉と越の人は民同士も仲が悪く、「呉越同舟」ということわざ
にもなっています。このことわざには「仲の悪いものであっても、
嵐のときは協力して事にあたる」という意味もあるそうです。
 さて、私たちの仕事もちょうど導入推進や業務企画など業務
部門と連携して進めないといけないphaseに入ってきました。
プロジェクトは、まさに「仲が悪くても連携するような嵐の事態」
です。仲が悪くはない会社なんですから、きちんと推進していけ
るようがんばっていかないといけません。



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