Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

蘇州駅は躍進の縮図なんだって。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

新幹線に乗ると席がいつの間にか座られていた。
不思議だ。中国人はやっぱり結構自己中心的だ。指定席でも
自分たち家族(今回はおばあさんやおじいさんもいたけど)が
一列に、ひと固まりで座るためならとりあえず指定席を無視して
座る。誰も来なければそのまま座るし、来れば交渉。だめなら
しぶしぶ交代する。 

しぶしぶ交代されると、後退されたこちらが申し訳ない気分に
なるのが日本人の悪い癖。ここで負けずに交代してもらう。

だって、せっかく家族一列に並ぶ機会だからね。 

蘇州までは30分ちょっと。杭州の一時間よりもまだ速い。

降りるときにはまたひと悶着。
まず「まもなく蘇州到着」のアナウンス。
並んで座っていた子供たちに子供づれのおばさんが尋ねる。

おばさん:「あなたたち降りるの?」
子供たち:「はい」
おばさん:「(自分の子供に)じゃあ、ほら、あなたたち座りなさい」
子供はもう降りることだし、腰を浮かそうとする。

僕たち夫婦は慌てて声を張り上げる
「こら。まだ座っておきなさい!」  
まだ着くまで5分以上あるのだ。早くも交代させて立たせて
おくなんて。

油断も隙もなく普通にこうなる。

関西風・・・ちょっと濃い味つけかも。  

駅に到着。
不思議な駅だ。上海、上海南、杭州、杭州東。今までの駅と違い
ホームで駅員さんがピリピリしている。偉そう。。
昔ながらなんだろうか。。



ホームの白線を少しでも内側に入ると笛が鳴るわ、怒鳴られる
わ・・   電車きてないのに・・
緊張してる? 

対面のホームは上海方面の新幹線のホーム。屋根のあるのは
一部分で、たいていは大きな木があってその横が乗り場。なんだ
かかっこいい・・雨の日大変そうですけど・・



蘇州駅をでると、そこは電車を待っているのか人の群れ・群れ・・
寝て待つ人、食べて待つ人・・なにを待っているのだろうか・・
ホントに。。










誰のぬいぐるみなんだろ?田舎の子供の?それとも電車で
寝れないから自分のため? 

待つ人たちと別にバスを待つ人の山。僕たちはタクシー待ち、
これが誤算だった。約1時間待ちました。 









国慶節だからタクシーがないのか、昼どきだからなかったのか。
そもそも発展のスピードについていけないのか。
(蘇州は上海近郊では杭州と並ぶ発展地区)
確かに杭州と違い、駅も建て替え中、駅前ビルも建設の区画
整理中。2年後にはきれいになっているんだろうけど・・
この喧噪・・

どなる人、クラクション。待つ人。そして日本よりずっと暑い日差し。
発展の縮図がここにある。

前を向いていると、ひと全体がこうも活力があるんだろうか。
柄の悪さではなく、空恐ろしさになんだかいやだなあという家族を
尻目に僕はそのピリピリした生きる力に、わくわくしたのでした。 

でも一時間はちょっと長かったな 


 



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