乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
これは必見!!今日午後6時57分から
12月09日(水) 18 : 57 ~ [地デ] テレビ東京『THE カラオケ★バトル 【最強女子ボーカリストNo. 1決定戦】』。元劇団四季の看板女優、元宝塚の「エトワール」、水森かおり、福田彩乃など、プロ歌手を含む多彩な女性アーティストが、カラオケの点数を競う番組に、川村真洋が出演。歌う曲はドリカム「未来予想図II」。メチャメチャ楽しみです(笑)。
星野みなみ主演のSTATION ID『あたし、本と旅する』
毎週月曜から金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。『あたし、本と旅する』は、この30分番組の真ん中あたりに、毎回、30秒ドラマとしてオンエア。
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今週の放送スケジュール
[第07話] 12月09日(水)
[第08話] 12月10日(木)
[第09話] 12月11日(金)
12月10日(木)『乃木坂浪漫』配信記念スペシャルイベント第3回目 in 都内某所。出演予定メンバーは西野七瀬、衛藤美彩、高山一実、若月佑美、川村真洋、中田花奈、中元日芽香、和田まあや。日本の名作文学をメンバーが朗読。乃木坂公式サイトの関連記事
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
いよいよ、今夜7時から放送のテレビ東京『THE カラオケ★バトル』に、川村真洋が登場します。
カラオケの点数を競う歌番組ですが、今回は、プロ歌手を含む、多彩な女性アーティストが参加する、スペシャル企画です。
NHK紅白歌合戦に連続13回出場する水森かおり、元劇団四季の歌姫・秋夢乃、宝塚入団2年目で「エトワール」に抜擢されたこともある七瀬りりこ、レコード会社主催の1万人オーディションを勝ち抜いた塩ノ谷早耶香など、出場者は本格派がずらりと並んでいて、そういった超ハイレベルなバトルに、我らがろってぃが挑むことになる。
録画予約の際に、テレビ画面に表示される番組紹介には、「大人気アイドルが高得点!」と書かれているので、持ち前の歌唱力を発揮して、活躍したんじゃないかと、無闇に期待を膨らませています(笑)。
まあ、カラオケの点数はともかく、乃木坂で一番歌が上手いと言われる川村真洋が、単独で『THE カラオケ★バトル』に出演することは、メンバーの外仕事という意味を越え、グループ全体の方向性に関わる、重要な出来事だと思います。
歌番組、しかも、歌唱に点数が付けられ、他の歌手と比較される企画に、実力のある川村真洋を送り込んだということは、運営が、彼女を通して、乃木坂の歌唱力をアピールしようと意図したことに、他なりません。
歌番組への、少人数に絞った抜擢出演は、フジテレビ『水曜歌謡祭』やTBS『Momm!!』のように、これまで、フロントや福神など、握手会人気の高いメンバーに限られていました。
しかし、今回は、選抜メンバーではなく、アンダーフロントでもない川村真洋を、1人で出演させている。
明らかにろってぃの歌唱力を評価してのことで、抜擢出演に、握手会の人気序列を頑に反映させてきた従来の方針とは、根本的に異なる発想です。
こういった、「人気」ではなく、「実力」を優先させる抜擢は、2014年に、「関ジャニの仕分け∞」の「第4回 Y字バランス No.1決定戦」に、伊藤寧々が出演したくらいしか、記憶にありません(笑)。
しかも、歌唱力という乃木坂の本業に関わるスキルが問われる番組なので、万が一、緊張してグズグズになってしまったら、グループへの評価をも下げてしまう危険があって、責任は重大です。
だからこそ、この人でダメならしょうがないという、抑えの切り札を登板させるような心境で(笑)、運営は川村真洋を抜擢したのだと思います。
今の時期、運営が握手会序列を無視してでも、乃木坂の歌唱力アピールに乗り出した背景には、白石麻衣の「アーティスト宣言」によって始まった、2015年度の乃木坂イメージ戦略があるのかもしれません。
白石麻衣は、3月30日付スポニチのインタビュー記事で、「乃木坂にはいつかアーティストになってほしい。アーティストとして見てもらえるように頑張りたい」と述べています。
この発言は、まいやんの「アーティスト宣言」として波紋を呼び、賛否両論を巻き起こしました。
白石麻衣という人は、周りに細やかな気配りをする性格で、自分の本音を滅多に言わない印象があるけど、このときは、よくぞ思い切ってと感心するほど(笑)、ストレートにアーティストを目指すと断言しています。
もちろん、まいやん自身、こういった発言が反発を引き起こすのは、百も承知だった筈で、それをインタビューで敢えて口にしたということは、余程の決意があったのか、あるいは、運営から指示されたのか、そのどちらかでしょう(笑)。
そして、「アーティスト宣言」がまいやんの独断ではなく、乃木坂運営も同じ方針だったことがすぐに判明します。
翌月から放送が始まったフジテレビ『水曜歌謡祭』に、白石麻衣を始めとする数名のメンバーが、頻繁に出演して、錚々たるアーティストたちと、100%の生歌コラボを繰り広げたからです。
まいやんの「アーティスト宣言」は、生放送の音楽番組『水曜歌謡祭』で、乃木坂が生歌勝負を仕掛け、可愛いだけの「アイドル」ではなく、歌唱力を備えた「アーティスト」の一員であることを、お茶の間にアピールしていく、プロローグだったのだと思います。
2015年4月15日(水)から始まった『水曜歌謡祭』は、9月2日(水)まで12回が放送されたようですが、初回の2時間スペシャルを含め、乃木坂は、4~5回は出演した印象があって、他のアーティストと比べても、結構、たくさん出た方じゃないでしょうか。
この中で、白石麻衣は、華原朋美、May J. 、和田アキ子、一青窈、杏里ら、一流のアーティストと歌でコラボ、また、生田絵梨花は、歌とピアノで幾つかのステージに参加、小室哲哉にピアノを褒められるなど、乃木坂として、一定の存在感は示せたんじゃないでしょうか。
こういった、運営の「アーティスト指向」は、『真夏の全国ツアー2015』の千秋楽神宮ライブでさらに明確になります。
「乃木坂らしさ」を「素晴らしい歌詞」に求め、それを表現するために、ライブの最後、生田絵梨花のピアノ演奏に、オーケストラを付け、それをバックに、メンバーが乃木坂の歌を合唱する。
指揮者付きの本格的オーケストラを、単独ライブに呼ぶアイドルって、なかなかいないと思う(笑)。
乃木坂は「アイドル」ではなく、「アーティスト」なんだという、運営の強い主張が、ひしひしと感じられるライブで、白石麻衣の「アーティスト宣言」から始まった流れが、一つの形として提示された感があります。
さらに、秋に入ると、今度は、従来の『プリンシパル』を止めて、『じょしらく』『すべての犬は天国へ行く』『リボンの騎士』など、本格的な舞台公演を展開。
プロの俳優陣に混じる形での連続公演は、乃木坂が「アイドル」ではなく、「アーティスト」であることを強烈に印象付けることになります。
さらに、アンダーライブも、引き続き行なわれ、武道館2DAYSがファイナルに設定されるほど、人気のあるイベントに発展し、同時に、パフォーマーとして、メンバーがぐいぐい成長していきます。
神宮ライブを観ても、定期的にライブを経験しているアンダーの方が、選抜よりステージに迫力があって、もはや、選抜のパフォーマンス強化を考える必要があるほど、差が開きつつある印象を受けます。
こういった「本格的なアーティスト指向」が、2015年の乃木坂を貫くテーマで、運営は、さまざまなイベントを仕掛けて、その実現に邁進してきたように見えます。
ただ、それらが乃木坂の外から、どう評価されたかは、別の問題です。
『水曜歌謡祭』に、あれほど熱心に出演した乃木坂ですが、前回記事で示したように、2015年7月29日(水)の『FNSうたの夏まつり』では、「太陽ノック」を披露する持ち歌ステージを担当しただけで、初めて、他のアーティストとのコラボがなくなってしまいます。
さらに、先日12月02日(水)の『FNS歌謡祭 飛天』でも、「今、話したい誰かがいる」を歌ったステージ以外は、山崎まさよしが miwa とコラボした「One more time,One more chance」に、生田絵梨花がピアノで参加しただけです。
AKB48G、E-girls、ももいろクローバーZ、西野カナ、西内まりや、miwa、chay など、出場した若い女性歌手の中で、歌あるいはダンスのコラボがなかったのは、乃木坂46だけです。
しかも、「今、話したい誰かがいる」は演奏時間は2分17秒と決して短くはないものの、おそらく、生放送ではなく事前収録、しかも、客席で鑑賞するアーティストのシーンがなかったので、コンサートのかなり初期に、お客さんを入れずに撮ったステージじゃないでしょうか。
ももいろクローバーZが「サンタさん」を歌ったとき、曲の途中、客席に降りて、松崎しげる、氣志團、嵐、TOKIOなど、さまざまなアーティストと絡み、小さなぬいぐるみをあげたり、手品を披露したり、軽部真一アナウンサーを舞台上に連れてきたり(笑)、会場全体を巻き込んで、賑やかなステージを作ったことを考えると、乃木坂ファンとしては、やや寂しい気持ちになります。
2015年春の「アーティスト宣言」は、映画や舞台など芝居の分野では、成功を収めたけど、肝心の音楽では、FNS系歌謡祭で、2014年まで任されていた他アーティストとのコラボが、ほとんどなくなり、むしろ乃木坂のプレゼンスが低下している印象さえある。
コラボがメインであるFNS系歌謡祭で、乃木坂のコラボがなくなりつつある流れは、運営にとって、かなり衝撃的なことだと思います。
実際、このまま行くと、2016年、2017年、乃木坂がいつ歌謡祭に呼ばれなくなっても、不思議ではない。
乃木坂が年3枚のシングルをリリースする歌手として活動し、しかも、「アーティスト」を目指すのであれば、夏と年末の大型音楽祭へ出続けるのは、不可欠なことです。
そして、これまでの歩みを見ても、乃木坂は、AKB48と同じく、数多くの音楽祭に出演しており、音楽的なテレビ露出に対する、運営のこだわりが伝わってくる。
FNS系歌謡祭における存在感の低下が明らかになった今の時期、乃木坂No.1の歌唱力を持つ川村真洋が、単独で歌番組出ることには、味わい深いものがあります(笑)。
音楽にせよ、映画、舞台、ドラマにせよ、オファーがあるなら、もっとも適性のあるメンバーを送り込むべきで、握手会人気など、スキル以外の内輪の理屈にこだわっていると、やがてグループ全体が低評価を受け、仕事が来なくなるということに、運営が心底気づき始めたのかもしれない。
だとすれば、ろってぃの『THE カラオケ★バトル』出演は、「アーティスト宣言」第2章の開始であって、乃木坂の反撃が、ここからスタートすると期待できます。
伊藤万理華と生駒里奈が映画で存在感を見せ、若月佑美と井上小百合が舞台で活躍、生田絵梨花と桜井玲香がミュージカル女優としての非凡な才能を発揮した2015年は、演技面で、乃木坂が力強い躍進を遂げた一年だったと思います。
しかし、音楽面では、アンダーのパフォーマンス力がアップしたものの、2014年からの宿題である、持ち歌を生で歌いこなすという目標は、クリア出来なかった。
個人的には、「アーティスト」でも、「アイドル」でも、どちらでも良いのだけど(笑)、歌手として、自分の歌は、あるレベル以上には歌えるよう仕上げて欲しい。
11月07日(土)放送のフジテレビ『MUSIC FAIR』では、生歌比率の高い「今、話したい誰かがいる」を披露しましたが、ユニゾンで声が揃っていない部分が幾つもあって、いくら「アイドル」とはいえ、テレビで流すには厳しい出来だった。
白石麻衣と西野七瀬は、決して、歌が下手でないと思う。
もちろん、和田アキ子や杏里とデュエットするには、音の精度が甘いので、そいうのは川村真洋や桜井玲香に任せた方がいいけど、持ち歌の中で、何フレーズかを担当する分には、全然、大丈夫でしょう。
ただ、曲の出だしは、正確な音程が求められ、しかもユニゾンとなると、一層、高い精度を維持しないと、歌がバラけてしまいます。
さらに、ユニゾンは、音程だけなく、声質の相性も重要です。
「何度目の青空か?」のステージで、3番手で登場する桜井玲香と生駒里奈 は、二人ともそれぞれ魅力的な声を持っているけど、声質として合わないので、このユニゾンは、毎回、本当にドキドキします。
せっかくマイクが入っているのだから、どちらかが黙るわけにもいかない(笑)。
つまり、問題なのは、ユニゾンという、高度なスキルや声質の一致が必要な形式によって、曲の要となるパートを、握手会人気など、歌唱力と無関係な都合で決めたメンバーの組み合わせで、歌っていることです。
こういった歌唱の軸パートは、高精度な音感を持つメンバーが、ソロで歌うのが普通で、そういった歌割りを組めば、乃木坂の生歌は、劇的に良くなると思います。
例えば、川村真洋や桜井玲香といったメンバーが歌の基軸を担当すれば、あとは、じゃんじゃんぶっこんでも大丈夫な筈で(笑)、それこそ、楽しい「アイドル」歌唱にすればいいんじゃないでしょうか。
つまり、乃木坂が生で歌えないのは、メンバーが下手だからではなく、歌える歌割りを組んでないからです。
生歌を歌える体制という観点を取り込んで、選抜メンバーを決めれば、乃木坂は、次の14枚目から、すぐに、相当なレベルの持ち歌ステージを実現出来ると思います。
そうなれば、音楽面で、乃木坂は一定の評価を獲得して、コラボにも呼んで貰えるんじゃないかと。
自前の曲を生歌で十分歌えないグループに、コラボを頼むアーティストが、なかなか出て来ないのは当然で(笑)、まずは、持ち歌を仕上げることが重要だと思います。
今夜、『THE カラオケ★バトル』に川村真洋に出演することを、運営がどう捉えているのか、その答えの一端は、来年早々にも発表されるだろう14th選抜の構成から分かるでしょう。
ろってぃほどの音楽的才能を、テレビの歌番組や音楽祭に起用しないなんて、通常では考えられないレベルの、「宝の持ち腐れ」だと思います。
しかも、グループとして、しっかり生で歌えるようになれば、音楽を通した感銘が好感度を上げ、乃木坂のビジュアルも、さらに効果的にアピール出来る。
グループ結成5年目は、ヒット曲など、いよいよ音楽面での結果を出すことを求められる時期です。
ましてや、「アーティスト」を目指すのなら、選抜選考と歌割りで、思い切った発想の転換に挑戦して欲しい。
今夜のろってぃのステージが、その切っ掛けになるよう、願っています。
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// 過去の記事を読みたい方へ
2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)
2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ 注目されるテレビ・ラジオ番組と重要イベントのスケジュール
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
これは必見!!今日午後6時57分から
12月09日(水) 18 : 57 ~ [地デ] テレビ東京『THE カラオケ★バトル 【最強女子ボーカリストNo. 1決定戦】』。元劇団四季の看板女優、元宝塚の「エトワール」、水森かおり、福田彩乃など、プロ歌手を含む多彩な女性アーティストが、カラオケの点数を競う番組に、川村真洋が出演。歌う曲はドリカム「未来予想図II」。メチャメチャ楽しみです(笑)。
星野みなみ主演のSTATION ID『あたし、本と旅する』
毎週月曜から金曜 24 : 30 ~ 25 : 00 [CS] スペースシャワーTV プラス『アイドルヒッツ』。『あたし、本と旅する』は、この30分番組の真ん中あたりに、毎回、30秒ドラマとしてオンエア。
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12月10日(木)『乃木坂浪漫』配信記念スペシャルイベント第3回目 in 都内某所。出演予定メンバーは西野七瀬、衛藤美彩、高山一実、若月佑美、川村真洋、中田花奈、中元日芽香、和田まあや。日本の名作文学をメンバーが朗読。乃木坂公式サイトの関連記事
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いよいよ、今夜7時から放送のテレビ東京『THE カラオケ★バトル』に、川村真洋が登場します。
カラオケの点数を競う歌番組ですが、今回は、プロ歌手を含む、多彩な女性アーティストが参加する、スペシャル企画です。
NHK紅白歌合戦に連続13回出場する水森かおり、元劇団四季の歌姫・秋夢乃、宝塚入団2年目で「エトワール」に抜擢されたこともある七瀬りりこ、レコード会社主催の1万人オーディションを勝ち抜いた塩ノ谷早耶香など、出場者は本格派がずらりと並んでいて、そういった超ハイレベルなバトルに、我らがろってぃが挑むことになる。
録画予約の際に、テレビ画面に表示される番組紹介には、「大人気アイドルが高得点!」と書かれているので、持ち前の歌唱力を発揮して、活躍したんじゃないかと、無闇に期待を膨らませています(笑)。
まあ、カラオケの点数はともかく、乃木坂で一番歌が上手いと言われる川村真洋が、単独で『THE カラオケ★バトル』に出演することは、メンバーの外仕事という意味を越え、グループ全体の方向性に関わる、重要な出来事だと思います。
歌番組、しかも、歌唱に点数が付けられ、他の歌手と比較される企画に、実力のある川村真洋を送り込んだということは、運営が、彼女を通して、乃木坂の歌唱力をアピールしようと意図したことに、他なりません。
歌番組への、少人数に絞った抜擢出演は、フジテレビ『水曜歌謡祭』やTBS『Momm!!』のように、これまで、フロントや福神など、握手会人気の高いメンバーに限られていました。
しかし、今回は、選抜メンバーではなく、アンダーフロントでもない川村真洋を、1人で出演させている。
明らかにろってぃの歌唱力を評価してのことで、抜擢出演に、握手会の人気序列を頑に反映させてきた従来の方針とは、根本的に異なる発想です。
こういった、「人気」ではなく、「実力」を優先させる抜擢は、2014年に、「関ジャニの仕分け∞」の「第4回 Y字バランス No.1決定戦」に、伊藤寧々が出演したくらいしか、記憶にありません(笑)。
しかも、歌唱力という乃木坂の本業に関わるスキルが問われる番組なので、万が一、緊張してグズグズになってしまったら、グループへの評価をも下げてしまう危険があって、責任は重大です。
だからこそ、この人でダメならしょうがないという、抑えの切り札を登板させるような心境で(笑)、運営は川村真洋を抜擢したのだと思います。
今の時期、運営が握手会序列を無視してでも、乃木坂の歌唱力アピールに乗り出した背景には、白石麻衣の「アーティスト宣言」によって始まった、2015年度の乃木坂イメージ戦略があるのかもしれません。
白石麻衣は、3月30日付スポニチのインタビュー記事で、「乃木坂にはいつかアーティストになってほしい。アーティストとして見てもらえるように頑張りたい」と述べています。
この発言は、まいやんの「アーティスト宣言」として波紋を呼び、賛否両論を巻き起こしました。
白石麻衣という人は、周りに細やかな気配りをする性格で、自分の本音を滅多に言わない印象があるけど、このときは、よくぞ思い切ってと感心するほど(笑)、ストレートにアーティストを目指すと断言しています。
もちろん、まいやん自身、こういった発言が反発を引き起こすのは、百も承知だった筈で、それをインタビューで敢えて口にしたということは、余程の決意があったのか、あるいは、運営から指示されたのか、そのどちらかでしょう(笑)。
そして、「アーティスト宣言」がまいやんの独断ではなく、乃木坂運営も同じ方針だったことがすぐに判明します。
翌月から放送が始まったフジテレビ『水曜歌謡祭』に、白石麻衣を始めとする数名のメンバーが、頻繁に出演して、錚々たるアーティストたちと、100%の生歌コラボを繰り広げたからです。
まいやんの「アーティスト宣言」は、生放送の音楽番組『水曜歌謡祭』で、乃木坂が生歌勝負を仕掛け、可愛いだけの「アイドル」ではなく、歌唱力を備えた「アーティスト」の一員であることを、お茶の間にアピールしていく、プロローグだったのだと思います。
2015年4月15日(水)から始まった『水曜歌謡祭』は、9月2日(水)まで12回が放送されたようですが、初回の2時間スペシャルを含め、乃木坂は、4~5回は出演した印象があって、他のアーティストと比べても、結構、たくさん出た方じゃないでしょうか。
この中で、白石麻衣は、華原朋美、May J. 、和田アキ子、一青窈、杏里ら、一流のアーティストと歌でコラボ、また、生田絵梨花は、歌とピアノで幾つかのステージに参加、小室哲哉にピアノを褒められるなど、乃木坂として、一定の存在感は示せたんじゃないでしょうか。
こういった、運営の「アーティスト指向」は、『真夏の全国ツアー2015』の千秋楽神宮ライブでさらに明確になります。
「乃木坂らしさ」を「素晴らしい歌詞」に求め、それを表現するために、ライブの最後、生田絵梨花のピアノ演奏に、オーケストラを付け、それをバックに、メンバーが乃木坂の歌を合唱する。
指揮者付きの本格的オーケストラを、単独ライブに呼ぶアイドルって、なかなかいないと思う(笑)。
乃木坂は「アイドル」ではなく、「アーティスト」なんだという、運営の強い主張が、ひしひしと感じられるライブで、白石麻衣の「アーティスト宣言」から始まった流れが、一つの形として提示された感があります。
さらに、秋に入ると、今度は、従来の『プリンシパル』を止めて、『じょしらく』『すべての犬は天国へ行く』『リボンの騎士』など、本格的な舞台公演を展開。
プロの俳優陣に混じる形での連続公演は、乃木坂が「アイドル」ではなく、「アーティスト」であることを強烈に印象付けることになります。
さらに、アンダーライブも、引き続き行なわれ、武道館2DAYSがファイナルに設定されるほど、人気のあるイベントに発展し、同時に、パフォーマーとして、メンバーがぐいぐい成長していきます。
神宮ライブを観ても、定期的にライブを経験しているアンダーの方が、選抜よりステージに迫力があって、もはや、選抜のパフォーマンス強化を考える必要があるほど、差が開きつつある印象を受けます。
こういった「本格的なアーティスト指向」が、2015年の乃木坂を貫くテーマで、運営は、さまざまなイベントを仕掛けて、その実現に邁進してきたように見えます。
ただ、それらが乃木坂の外から、どう評価されたかは、別の問題です。
『水曜歌謡祭』に、あれほど熱心に出演した乃木坂ですが、前回記事で示したように、2015年7月29日(水)の『FNSうたの夏まつり』では、「太陽ノック」を披露する持ち歌ステージを担当しただけで、初めて、他のアーティストとのコラボがなくなってしまいます。
さらに、先日12月02日(水)の『FNS歌謡祭 飛天』でも、「今、話したい誰かがいる」を歌ったステージ以外は、山崎まさよしが miwa とコラボした「One more time,One more chance」に、生田絵梨花がピアノで参加しただけです。
AKB48G、E-girls、ももいろクローバーZ、西野カナ、西内まりや、miwa、chay など、出場した若い女性歌手の中で、歌あるいはダンスのコラボがなかったのは、乃木坂46だけです。
しかも、「今、話したい誰かがいる」は演奏時間は2分17秒と決して短くはないものの、おそらく、生放送ではなく事前収録、しかも、客席で鑑賞するアーティストのシーンがなかったので、コンサートのかなり初期に、お客さんを入れずに撮ったステージじゃないでしょうか。
ももいろクローバーZが「サンタさん」を歌ったとき、曲の途中、客席に降りて、松崎しげる、氣志團、嵐、TOKIOなど、さまざまなアーティストと絡み、小さなぬいぐるみをあげたり、手品を披露したり、軽部真一アナウンサーを舞台上に連れてきたり(笑)、会場全体を巻き込んで、賑やかなステージを作ったことを考えると、乃木坂ファンとしては、やや寂しい気持ちになります。
2015年春の「アーティスト宣言」は、映画や舞台など芝居の分野では、成功を収めたけど、肝心の音楽では、FNS系歌謡祭で、2014年まで任されていた他アーティストとのコラボが、ほとんどなくなり、むしろ乃木坂のプレゼンスが低下している印象さえある。
コラボがメインであるFNS系歌謡祭で、乃木坂のコラボがなくなりつつある流れは、運営にとって、かなり衝撃的なことだと思います。
実際、このまま行くと、2016年、2017年、乃木坂がいつ歌謡祭に呼ばれなくなっても、不思議ではない。
乃木坂が年3枚のシングルをリリースする歌手として活動し、しかも、「アーティスト」を目指すのであれば、夏と年末の大型音楽祭へ出続けるのは、不可欠なことです。
そして、これまでの歩みを見ても、乃木坂は、AKB48と同じく、数多くの音楽祭に出演しており、音楽的なテレビ露出に対する、運営のこだわりが伝わってくる。
FNS系歌謡祭における存在感の低下が明らかになった今の時期、乃木坂No.1の歌唱力を持つ川村真洋が、単独で歌番組出ることには、味わい深いものがあります(笑)。
音楽にせよ、映画、舞台、ドラマにせよ、オファーがあるなら、もっとも適性のあるメンバーを送り込むべきで、握手会人気など、スキル以外の内輪の理屈にこだわっていると、やがてグループ全体が低評価を受け、仕事が来なくなるということに、運営が心底気づき始めたのかもしれない。
だとすれば、ろってぃの『THE カラオケ★バトル』出演は、「アーティスト宣言」第2章の開始であって、乃木坂の反撃が、ここからスタートすると期待できます。
伊藤万理華と生駒里奈が映画で存在感を見せ、若月佑美と井上小百合が舞台で活躍、生田絵梨花と桜井玲香がミュージカル女優としての非凡な才能を発揮した2015年は、演技面で、乃木坂が力強い躍進を遂げた一年だったと思います。
しかし、音楽面では、アンダーのパフォーマンス力がアップしたものの、2014年からの宿題である、持ち歌を生で歌いこなすという目標は、クリア出来なかった。
個人的には、「アーティスト」でも、「アイドル」でも、どちらでも良いのだけど(笑)、歌手として、自分の歌は、あるレベル以上には歌えるよう仕上げて欲しい。
11月07日(土)放送のフジテレビ『MUSIC FAIR』では、生歌比率の高い「今、話したい誰かがいる」を披露しましたが、ユニゾンで声が揃っていない部分が幾つもあって、いくら「アイドル」とはいえ、テレビで流すには厳しい出来だった。
白石麻衣と西野七瀬は、決して、歌が下手でないと思う。
もちろん、和田アキ子や杏里とデュエットするには、音の精度が甘いので、そいうのは川村真洋や桜井玲香に任せた方がいいけど、持ち歌の中で、何フレーズかを担当する分には、全然、大丈夫でしょう。
ただ、曲の出だしは、正確な音程が求められ、しかもユニゾンとなると、一層、高い精度を維持しないと、歌がバラけてしまいます。
さらに、ユニゾンは、音程だけなく、声質の相性も重要です。
「何度目の青空か?」のステージで、3番手で登場する桜井玲香と生駒里奈 は、二人ともそれぞれ魅力的な声を持っているけど、声質として合わないので、このユニゾンは、毎回、本当にドキドキします。
せっかくマイクが入っているのだから、どちらかが黙るわけにもいかない(笑)。
つまり、問題なのは、ユニゾンという、高度なスキルや声質の一致が必要な形式によって、曲の要となるパートを、握手会人気など、歌唱力と無関係な都合で決めたメンバーの組み合わせで、歌っていることです。
こういった歌唱の軸パートは、高精度な音感を持つメンバーが、ソロで歌うのが普通で、そういった歌割りを組めば、乃木坂の生歌は、劇的に良くなると思います。
例えば、川村真洋や桜井玲香といったメンバーが歌の基軸を担当すれば、あとは、じゃんじゃんぶっこんでも大丈夫な筈で(笑)、それこそ、楽しい「アイドル」歌唱にすればいいんじゃないでしょうか。
つまり、乃木坂が生で歌えないのは、メンバーが下手だからではなく、歌える歌割りを組んでないからです。
生歌を歌える体制という観点を取り込んで、選抜メンバーを決めれば、乃木坂は、次の14枚目から、すぐに、相当なレベルの持ち歌ステージを実現出来ると思います。
そうなれば、音楽面で、乃木坂は一定の評価を獲得して、コラボにも呼んで貰えるんじゃないかと。
自前の曲を生歌で十分歌えないグループに、コラボを頼むアーティストが、なかなか出て来ないのは当然で(笑)、まずは、持ち歌を仕上げることが重要だと思います。
今夜、『THE カラオケ★バトル』に川村真洋に出演することを、運営がどう捉えているのか、その答えの一端は、来年早々にも発表されるだろう14th選抜の構成から分かるでしょう。
ろってぃほどの音楽的才能を、テレビの歌番組や音楽祭に起用しないなんて、通常では考えられないレベルの、「宝の持ち腐れ」だと思います。
しかも、グループとして、しっかり生で歌えるようになれば、音楽を通した感銘が好感度を上げ、乃木坂のビジュアルも、さらに効果的にアピール出来る。
グループ結成5年目は、ヒット曲など、いよいよ音楽面での結果を出すことを求められる時期です。
ましてや、「アーティスト」を目指すのなら、選抜選考と歌割りで、思い切った発想の転換に挑戦して欲しい。
今夜のろってぃのステージが、その切っ掛けになるよう、願っています。
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