かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2014.1.31 富岡高校野球部(Ⅱ)雨の日練習

2014-01-31 02:26:08 | インポート
     

富岡高校野球部の雨の日の練習。当時の校庭グラウンドの横の蛇宮神社で雨の日は練習。

素振り200本、仕上げはダッシュ20本。神社の木々に守られ、雨を少しだけ凌いでのダッシュ、前段練習で富岡高校舎の理科棟で階段ダッシュ、片足跳びを行っており、仕上げの蛇宮神社での雨の中のスパイクダッシュの疲れはハンパない。

先輩、後輩、同期たちが、みな無口になる雨中での神社内ダッシュ。重く苦しいものだった。雨が降った時の練習は、これまた「オエッ」だった。

逆に、うれしかったのは「雷」。東野監督は「雷」になぜか弱く(笑)、「雷」が来ると、すぐ練習中断。選手たちはみなニッコリだ。

しかし「雷」という至福の時間が終了した後は、雨の降り具合で、その後の練習量が決まってしまう。

選手たちは皆、監督さんの心模様を読みあい、予想より練習メニューが少ないと「ホッ」とした空気が流れる。とにかく気になるのは仕上げのダッシュの本数が何本とされるのかだった。

     

今は物置になっているベース版の形をしている部室に戻って、皆で着替えながら今日1日の練習が終わったことに安堵しながら、明日の練習を考えると超憂鬱になる。

この苦しい練習から、負けられないとの思いが、選手全員に共有される。そして、強さと伝統がチーム全体に広がっていく。

     

すでに現在の野球部は、校外の専用グラウンドに移ってしまっている。

しかし、このグラウンドには何物にも代えられない私と、私たちの財産がある。その財産のおかげで私の今がある。

昨日は、あいさつまわり、新年会。


2014.1.30 富岡高校野球部(Ⅰ)冬の練習

2014-01-30 01:03:28 | インポート
群馬県から春のセンバツ甲子園大会に桐生第一高が選出された。桐生第一の福田監督は、全国優勝を狙うとキッパリ。

昨年夏の前橋育英の優勝、一昨年のセンバツの健大高崎のベスト4で、今や群馬の高校野球は甲子園出場とは全国制覇をすることが身近な目標となった。高崎市にある健大高崎は補欠校となった。夏に向けて頑張ってほしい。



話は変わるが先日、富岡市の貫前神社にお参りに行ってきた。上毛カルタで「ゆかりは古し貫前神社」のカルタの絵はこの写真だ。

しかし、私にとっての貫前神社とは、わが母校富岡高校の恐怖の冬の練習場所である。

       

まずは貫前神社の70段の階段ダッシュ10本。おんぶをしての階段上がり、片足跳びの階段上がり、手押し車の階段上がり、そして仕上げは肩車での階段の上り下りだ。

この肩車は、今考えると本当に危険だった。特に階段を下りる肩車は、大事故につながりかねないものだが、当時の練習で先輩を含め、誰一人としてケガをする者はいなかった。

     

肩に乗っている私自身も、倒れるとか、ケガをするなんて気持ちは微塵もなく、乗せてくれている仲間の選手を信頼していた。むしろ、階段から見える額部の山々が綺麗だった。

     

階段での運動の後は、階段横の坂でウサギ跳びと下半身強化運動。そして広場で鉄棒で懸垂20回。腹筋、背筋100回を行う。ヘトヘトになったところで今度は額部まわり(8km)、高瀬まわり(6km)の競走ランニング。思い出すだけでも吐き気がしてくる冬の練習に思いを馳せる。

しかし、最悪だったのは、当時県内で女子陸上でダントツトップだった富岡東高校陸上部が貫前に来ていた時だ。

監督さん同士が張り合って練習量を増やすという負のスパイラル。監督さんからは一言「女に負けるな」ガーンそして(オエッ)である。

そして苦しくて楽しい思い出に耽りながらお参り、おみくじを引いたら「小吉」だった。『「争事 あらそいごと」- 勝つ事十分なり』だった。悪くない貫前神社だった。

昨日は、あいさつまわり、新年会。


2014.1.29 立憲主義

2014-01-29 01:49:56 | インポート
安倍総理は1月24日に開会した所信表明の場で、集団的自衛権を決める解釈変更を行うことを明らかにした。

戦後日本の安全と平和を守ってきたのは憲法9条であり、集団的自衛権を認めることは、この国のあり方を根本的に誤った方向に変えていくことに他ならない。

自民党も含めて、営々と積み上げてきた日本の平和主義は、まさに「保守」すべきものであり、古い言葉で言えば「保守、革新」を越えて共有してきた偉大な日本の財産である。

したがって、これまでの日本の安全と平和を守ってきた憲法9条を空洞化させる集団的自衛権を認める解釈変更を、断じて認めるわけにはいかない。

安倍首相は「立憲主義」が全く分かっていない。「立憲主義」とは、憲法が国家権力を制限し、人権を保障するというものである。憲法とは国家を縛るもので、人を縛るものではないということだ。

この「立憲主義」の考え方が極めて重要で、今後の運動を進めていくキーワードにしたい。

国会において、超党派国会議員で立憲フォーラムが結成されている。私としては「自治体議員による、自治体議員版 立憲フォーラム」を結成できるように、全国的な運動展開を進めていく構想を練っている。

2014年は、日本にとって極めて大切な年である。地域から憲法を守っていくために、自治体議員の結集を図っていきたい。

群馬においては、具体的な運動をつくっていくために、2月2日にオスプレイ問題の民主党学習会を行う。ぜひ御参加ください。

     オスプレイ学習会のご案内

米軍新型輸送機オスプレイの安全性については、昨今の報道等でも安全性等が問題視されております。
そこで民主党群馬県総支部連合会は「オスプレイ学習会」を開催することとしました。
講師には、この問題に詳しい「非核都市宣言運動ヨコスカ」の新倉裕史氏をお迎えし、下記の日程にて開催いたしますので、万障繰り合わせの上ご参加いただきたと思いご案内申し上げます。


          

日時 2014年2月2日(日)12時
場所 エテルナ高崎  群馬県高崎市栄町22-30  027-323-1122
講師 新倉裕史氏「非核都市宣言運動ヨコスカ」所属


2014.1.28 読書は「力」

2014-01-28 00:25:54 | インポート
7時間も飛行機に乗っていたのは初めてのことで、ベトナム行きに不安があったが、読書に集中できて、アッという間のベトナム⇔日本の往復14時間のフライトだった。

やっぱり読書は机の上でやるもの。布団に寝ながらの読書では、頭に入る知識の量が違う。

一度読んだ本を2冊読み直したのだが、現実の場にさらに生かせそうなアイデアが浮かんできた。

旅の効能、読書はやっぱり「力」になる。

昨日は東京で自治体議員政治戦略会議。夜は高崎に戻り会議。


2014.1.27 過剰

2014-01-27 01:35:37 | インポート
     

ベトナムの社会を席巻するバイクの波。9000万人の人口に6000万台のバイクがあるという。ホーチミンをまさに流れるバイクの川は続く。

ルールもあるようでなく、信号は少なく、歩行者なんて概念はなく、バイクの波と車の川がひたすら流れていく。

「過剰」とにかく「過剰」なのだ。過剰の行き着く先はどんな社会になっていくのか。

日本も人口1億3千万人で、車は2億台以上は軽くあるだろう。

日本はルールをつくって過剰社会だから、気付かないことがたくさんあるだけで、あらゆることが日本は過剰であることは間違いない。

ベトナムで、日本で、そして世界で「過剰」が進む中で、世界の貧富の格差が広がっている。

世界の富は1%の人間が50%の富を占めているという。日本も1980年代から急速に貧富の格差が広がっている。

持続可能な地域社会と世界を維持していくためには、ルール=規制が必要だ。

ルールをつくるのは政治の役割。過剰社会を生きる人間として、未来への責任がある。

昨日は新年会、あいさつまわり。