吉井、新町陸上自衛隊の合同新年会が高崎であった。
私も県議として、あいさつさせてもらったのだが、乾杯の音頭をとってくれた自衛隊のOBの方が、「今年は自衛隊の活動が忙しくならないことを祈念したい」とのあいさつをした。
このOBの方は、心中察するに、中国、北朝鮮はもとより韓国も含め、日本を取り巻く状況は、軍事的、政治的緊張が増してきており、軍事的衝突がもし起これば、自衛隊の出動もありうることになる、そうならないことを祈念していると、お考えになっていると私は解釈した。
その乾杯の前の私のあいさつの中で、「こういう緊張した状況だからこそ、政治家は最大限の外交力を駆使して、この状況を平和裏に治めていくのが役割だ」とお話させていただいたが、それを受けての乾杯の一言ですから、このOBの発言を重く受け止めないといけないと感じた。
政治家か一般国民と一緒になって「熱く」なっていては政治家ではない。
「ああ言えば、こう言う」のレベルでA級戦犯を祀っている靖国神社に、日本の総理が参拝しているようでは、冷静な外交はできない。
感情むき出しの政治家は、日本へ危機を招くことは出来ても、危機を回避することは出来ない。
昨日は民主党群馬幹事会、あいさつまわり、通夜。