かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2012.9.30 借りた物を返す

2012-09-30 02:36:35 | インポート
「日本人は借りた物を綺麗にして返すことは習慣であり、日本の良き伝統である。だとすれば、私たちのこの日本の土地や自然は、未来からの借り物である。したがって未来(子や孫など)に対して、綺麗に返していかなければならない。」

県内での脱原発集会でのある経営者の方の発言です。福島原発事故で私たち日本人は、未来からの借りものであるこの日本の土地や自然を放射能で汚してしまった。これだけでも未来に対しての背信行為である。

さらに原発事故を起こしてしまえば、私たち日本人は未来を潰すことになります。

日本の良き習慣と伝統に従えば、日本は脱原発しかないのである。

今日は私にとって脱原発デー。この国のあり方を変えていく。

昨日は子どもの運動会、労組大会、交流会。


2012.9.29 -見事な質疑、公明党 福重県議-

2012-09-29 03:02:53 | インポート
9月県議会定例会も中盤となってきました。

本会議、常任委員会は終了しました。この県議会で様々な質疑が行われましたが、私が最も共感した本会議質疑は24日に行った公明党の福重隆浩県議(高崎選挙区)でした。

県当局に、せまる迫力、論理構成、そしてとるものをしっかりとる答弁を引き出したこと、いずれも見事なものでした。学ぶべきものがたくさんありました。

私も、もっともっと議会質疑を磨いていかなければならないと、改めて考えさせられました。

昨日は県議会常任委員会。


2012.9.28 八ッ場ダム再び!

2012-09-28 01:52:32 | インポート
        

22日、八ッ場ダムに反対するシンポジウムが高崎で開催されました。

『ほんとうに造っていいですか? 八ッ場ダム -「ダム湛水による危険性」と「水没する貴重な遺跡」-』であります。

このシンポジウムの中で、私たちがなぜ八ッ場ダム建設に反対してきたのか、さらに明確になりました。

● ダムの治水、利水の問題点
● 代替地の安全性の問題点-地滑りなどの-
● ダム湖観光による生活再建が不可能なこと
● 水没する貴重な遺跡を活かした、ダムなし生活再建案の優先性

このダムは造ってはいけないダムであることを、さらに再認識させられたわけです。

私もこの会の最後で発言をさせていただいたが、民主党所属の議員であることの自省もこめて「民主党や民主党の国会議員は、水没予定地域の現地、現場のことをわからないまま八ッ場ダム建設に反対した。そして民主党や民主党の国会議員は、水没予定地域の現地、現場のことをわかろうともせず八ッ場ダム建設反対の旗を降ろしてしまい、建設続行を決めてしまった。」と発言しました。

我々市民や自治体議員の取り組みの強みは、現場を知り、現地の人々とつながりがあることである。その強みが「水没する貴重な遺跡」の重要性を掘り起こしたのであります。

広大に拡がる水没予定地域には、縄文時代から天明3年(1783年)浅間山大爆発まで、まさに日本の歴史が全て包含されている国立ミュージアムたりうるものになる。

群馬県が今、取り組みを強めている東国文化発信の最大拠点施設になる可能性もある。

八ッ場ダムに貯まる水は、日本のダムで恐らくは断トツで汚れた水になる。

地元の生活再建や代替地の安全性を守っていくために、どちらが良いかは明らかです。

引き続き、八ッ場ダムに反対していきます。

昨日は県議会常任委員会質疑。

        


2012.9.27 産業土木常任委員会質疑

2012-09-27 01:10:25 | インポート
県議会本会議が終了し、本日と明日、常任委員会が開催されます。

10月3日に予定されている決算と併せて、最終的に調整して質疑を行います。質疑案は以下の通り。

産業部門

(1)障がい者法制定雇用率の向上の取り組みについて
① 県や地域機関・専門機関、事業の発注先で、障がい者を率先して雇用の確保は。
② 障がい者の求人や発注を積極的に行う企業に対する税制面、財政面の支援について。

(2)ディーセントワークについて(働きがいのある人間らしい仕事)
① 入札要件に障がい者法定雇用率遵守の追加について。
② 入札要件に就業規則作成義務の遵守の追加について。
③ 入札要件に改正育児・介護救護法に基づく就業規則の見直しが行われていることの追加について。
④ 入札評価の地元での地域貢献度の加点評価を高めることについて。

(3)食の産業化、高度化を群馬県にしてどのように進めていくのか

(4)富岡製糸工場の世界遺産登録前提に、新たな群馬観光キャンペーンの作製の必要性について

(5)対中国観光戦略の今後について

(6)ルネサス問題など県内大手企業の県外移転による、県内下請業者の状況について、県はどのように認識し、対応していくのか。

(7)コミュ二ティービジネス、ワーカーズコレクティブへの支援について

土木部門

(1)県庁前歩道の改善について

(2)私鉄3社の踏み切りの改善と駅舎改修について

(3)LRTについての県の基本認識について

(4)八ッ場ダム生活再建状況について

(5)世界遺産、県内文化関連施設に関連する道路、歩道等の整備について

(6)国道462号R38~R42に係わる線形不良の改善について

(7)吉井インターまでのアクセス道路の進捗状況について

(8)パーク・アンド・ライドの整備による県内公共交通機関の有効活用の推進について

(9)深層崩壊の危険地図で群馬県はどうなっているのか -9月10日に国交省発表。-

(10)正田醤油スタジアムのJ1規格改善について

(11)藤岡高速道路バス事件後において、県内バス事業者は安全優先に転換したのかどうか?

(12)生活道路の安全対策の改善状況について

昨日は県議会、国会へ政策陳情、民主党議員団県連会議。夜は高崎地区後援会うちあわせ。


2012.9.26 群馬県は最下位だが、最下位ではない!

2012-09-26 01:42:28 | インポート
群馬県はとうとう最下位になってしまいました。

24日の上毛新聞に、群馬県は2012年の魅力度都道府県ランキングで調査機関による最下位となっている記事が出ていた。

2011年は44位、評価点も2011年の9.8点から、2012年は7.6点に減少した。

しかし、魅力度は最下位とはいえ群馬県のトータルな力が最下位ということではありません。

経済、文化、人口、環境、etc、どの部分を見ても最下位ということではなく、あくまで群馬県に対するイメージの問題であって、実態ではないと思います。

だとすれば、群馬の実態をどうパブリッシュさせていくかであります。

この最下位をめぐっては、昨年の知事選でも論議の1つとなりました。群馬の最高責任者は知事であり、大沢知事に最下位への責任はあります。

だがしかし、私たち県議会議員にも責任の一端は間違いなくあります。最下位であることを、あげつらっているだけでは群馬のイメージアップにつながりません。

これまでも、私も提言してきましたが、具体的にこうすれば、ああすればということを、私もこれまで以上に県に提案していきたいと考えています。

群馬県が「名実」ともに最下位であれば、いたしかたありませんが、実態は最下位では全くありません。私たち群馬県民が自信喪失では群馬の良さを発信することはできません。

県のこれまでの取り組みをもう1度検証し、群馬県に対しての思いを「自信と確信」を持って発信していければと考えています。

昨日は県議会本会議、高崎市役所陳情、夜は飲み会。