群馬県立中央高校野球部はかつて甲子園出場を果たしました。その中央高校に高校時代以来の40年ぶりに群馬県議会文教警察委員会の視察で訪れました。
中央高校は10年前に群馬県初の中高一貫校となり、いわゆる進学校として中央中等教育学校となっています。男女共学で1学年120人しか生徒がおらず野球部を始め運動クラブは苦戦中だという。しかし中央中等教育学校野球部からは東京六大学野球の慶応や立教に選手を送り込み公式試合に選手が出場しています。
前橋高校野球部時代に春のセンバツ甲子園大会で完全試合を達成した松本稔投手が監督を務めており、厳しい環境の中で中央中等教育学校野球部も頑張っています。期待をしたい中央中等教育学校野球部です。
一方で中高一貫校での教育のありようや意味については10年たった今、検証が必要だと思います。単に前橋高校や高崎高校と並ぶ進学校を作ることに、どこまで意味があるのか私は疑問に思う点があります。中高一貫校での教師、卒業生、父母にしっかりと意見を聞いてみたい。