かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2009.6.30 国立西洋美術館、世界遺産登録見送りの意味

2009-06-30 00:01:29 | インポート
     

6月27日、ユネスコの第33回世界遺産委員会が開催され、日本政府が推薦した世界遺産候補「国立西洋美術館(東京・上野)」を登録見送りとしました。

昨年の平泉に続き、日本推薦遺産が2回連続「落選」です。富岡製糸の世界遺産化にむけて、群馬県は気合いを入れ直さないと大変なことになってしまいます。

ユネスコは世界遺産の登録を抑制の方向にあり、「推薦書」を厳しく審査をしています。

わが群馬県も富岡製糸場と絹産業遺産群の評価を厳密に行い、場合によっては絹産業遺産群リストの変更をすることも視野に入れていく必要があります。

2年後に迫った推薦書提出にむけて、しっかりとした対応が県に求められます。

昨日は吉井町内陳情処理。県議会でヒアリング。夕方から高崎、黒沢病院ヘルスパーククリニック開設パーティー。

終了後、コンテンポラリーダンス「紙ひこうき」を高崎市文化会館で観賞。


2009.6.29 上野千鶴子さん「かさばらない男がいい」

2009-06-29 13:17:36 | インポート
先週の金曜日、どうしても上野千鶴子さん(東京大学教授)の話を聞いてみたくなり東京原宿へ。

     

久々の原宿はさらにつまらない街になったのかなと。竹下通りは「ガキ文化」の象徴であったが、ほんとうに普通の通りになってしまった感じ。

それはともかくとして、お目当ての上野さんVS山口二郎さん(北海道大学教授)の対談の会場に遅れて到着。

政権交代、民主党の評価をめぐって、上野さんの鋭いツッコミに山口さんもタジタジで思わず笑ってしまった。

上野さんは思ったより小柄な女性でしたが、鋭いツッコミは予想通りでパワフル。あらゆる事象に対して無数の引き出しを持っている感じがしました。

     

終了後、上野さん、山口さんにお願いしミーハー的に写真に収まりました。

上野さんに自己紹介をしつつ、『私の選挙区の上野村や神流町は、自民党支持率70%を超える地域でしたが、小田実さんの「人間チョボ、チョボや」や、田中美津さんの「かけがえのない、たいしたことのない私」が、住民のみなさんに理解していただけるようになってきました』とお話させていただきました。

普通の市民・住民こそが世の中を変えていく主体である。今度の総選挙はその大きな一歩になると。

本の名前は忘れてしまいましたが、上野さんが歴史家の色川大吉さんについて「色川さんはかさばらない男。かさばらない男がいい」と書いていたことを思い出しました。

色川さんが本当に「かさばらない男」かどうかはともかくとして(笑)、間違いなくかさばる男である私としては、少しでもかさばらない男になるべく努力をしていきます。

旧知の山口さんとお会いでき、群馬で県議会議員をさせていただいていることを報告出来たのはよかった。

山口さんはちょっと驚いていらっしゃったが、「がんばれ」と激励をいただきました。もうひとつ、北海道大学出身の本多平直君は、何とかなるのか、いつでも北海道から応援に行くと。本多君がうらやましい。

昨日は東京で子供と映画鑑賞。栗下選対に顔を出して群馬に戻り、吉井町池の区長、班長会議で吉井インターからのアクセス道路や多胡碑1300年祭について報告させていただきました。


2009.6.28 東京都 都議選挙応援

2009-06-28 00:38:18 | インポート
昨日は東京都議会議員千代田選挙区(定数1)から立候補する栗下善行さんの応援。弱冠25歳で自民党都議会議員の大重鎮に挑戦します。

都議選は民主党に大風が吹いており、何が起こるか分からない状態で楽しみです。

一時はうちのかみさんが都議選立候補の話もあり、ヒヤヒヤしていましたが栗下さんに勝ってもらわねば。


2009.6.27 田植え

2009-06-27 00:45:37 | インポート
      

吉井町の田んぼも田植えが終了した。梅雨らしい梅雨になってきており、少し安心。

最近、年をとってきたせいか、季節の変わり目や毎日の天候が気になってきています。

昨日は午前中、高崎市で富岡高校の大先輩の黒澤功先生の黒沢病院付属ヘルスパーククリニックの開所式に参加。

午後は吉井町内あいさつまわり。

夜は東京原宿で、山口二郎北海道大学教授と上野千鶴子東京大学教授の対談シンポジウムに参加。


2009.6.26 群馬県都市計画審議会

2009-06-26 04:14:47 | インポート
昨日は県庁で群馬県都市計画審議会が行われ、私も委員として初参加。

審議は市町村の都市計画審議会で決定されたものを、事実上追認するものとなりました。

日本ではヨーロッパのように市町村など基礎自治体に都市計画の権限が集中しておらず、さらなる都市計画法の再改正が必要だと思います。

中央官庁が「中央集権を維持しながら地域の再生を」というものになっており、自治体が街づくりをすすめる上で、すべてが中途半端になっています。

東国原宮崎県知事が、自民党からの出馬要請に対して、権限、財源の地方分権化を強く求めたというが、霞ヶ関官庁役人党の自民党に地方分権ができないことは、もはやはっきりしている。

政権交代でしか分権化はすすまないのは、明らかだと思うのですがいかがでしょうか。

道州制についても同じだと思う。分権化のすすまない中での道州制の導入は、地方に10個の霞ヶ関をつくるだけで、まずやるべきことは市町村、都道府県に対しての分権化を徹底し、その上で道州制は論議をすすめるべきだと私は考えます。手順が逆だと思います。

夕方は吉井町に戻り吉井物産センター役員のみなさんと懇談。