かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2008.10.21 斎藤軍雄 吉井町長の決意

2008-10-21 10:28:25 | インポート
昨日、斎藤町長が高崎合併にむけて、重大な決意表明を行いました。

合併が実現できるよう町長を辞職するというもの。さらに高崎市の参与にもならないと。私は斎藤町長の決意を支持します。

町長は反対・慎重な町議のみなさんが、どうしても合併に現時点で賛成できないというなら、住民投票を再度行いたいとの方向もあわせて表明しました。私はこの方針も支持します。

合併に反対・慎重な住民グループからも「民意を確かめ、12月議会で悔いのない決断を」「民意がどこにあるのかを確かめる」と10月19日付けの「合併協議会を検証する町民の会」レポートで表明しており、再度の住民投票は、その方向に沿います。

私は5月11日の住民投票での圧倒的な民意、吉井・高崎合併法定協の内容、斎藤町長の町長職を懸けての合併への決意、参与にならない、さらに再度の住民投票など合併にむけてのすべての条件は整ったと考えます。

反対・慎重な町議のみなさんにも潔く合併に賛成、もしくは再度の住民投票に賛成していただくようにお願いしたい。さらに合併にむけて町民世論を高めていきます。

昨日は早朝街宣を吉井町内本郷交差点で。その後前橋へ。連合群馬本部で幹部のみなさんと県政、総選挙情勢について意見交換。

終了後、県議会で全員協議会が開催され重粒子線治療施設事業についての説明を群馬大学医学部長より説明を受けました。

午後からは県議会でヒアリング。

・コンビニ等24時間営業の規制にむけて、上田埼玉県知事の記者発表を受け、群馬県としての対応について商政課より説明を受けました。

・外国人研修生に対しての人権侵害、不当な労働が行われていないか、交通ユニオン役員と産業政策課からのヒアリング。

・高崎市の井上工業破綻に伴う関連業者の連鎖倒産をさせないための対応について、県土整備部よりヒアリング。制度融資の拡充、公共事業の前倒し、指名競争入札などについて質しました。


2008.10.20 奥多野事務所開設

2008-10-20 15:25:41 | インポート
       

昨日は、午後2時より奥多野事務所開設式を行いました。私の政治活動の神流町、上野村の拠点として開設したものです。

旧万場町と上野村の間の旧中里村尾附地区にある、明治時代に建てられた民家をお借りしました。奥多野内外より67人の方々に、ご参加をいただきました。

宮本 角倉邦良連合後援会奥多野支部長より開会のあいさつの後、来賓として宮前神流町町長、西沢上野村教育長よりごあいさつをいただきました。



私からは県議当選以来の道路建設、地域振興、環境保護などの取り組みについて報告させていただき、吉井町が高崎市と合併しても第2の故郷である奥多野のために働き続けることを訴えさせていただきました。

その後リベラル群馬県議団 黒沢孝行県議より祝杯をいただき、黒澤神流町商工会長、県議6人、多野郡内町村議員より、私への励ましのお言葉をいただきました。

参加者からもご意見をいただき、活発な論議終了後、山口上野村元村会議長より締めのごあいさつをいただき、終了しました。

       

今後も奥多野のために全力を尽くしてまいります。参加者、そして準備に係わっていただいたみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。

     

午前8時より銀河鉄道999号完成式典が、高崎市・上信電鉄本社前で行われました。

     

厳しい経営状況にある上信電鉄を支援し、アピールするために、漫画家・松本零士さんの銀河鉄道999のキャラクターを上信電車に。

     

松本さんも式典に駆け付けごあいさつ。たくさんの鉄道ファンも詰めかけ、午前9時に上信999号が高崎駅を発車しました。

地域の足である上信電鉄の支援に、今後もしっかりと取り組みます。

     

午前10時からは吉井町総合グラウンドで開催された、吉井町消防団秋季大会に参加し、あいさつをさせていただきました。


2008.10.19 合併協議会を検証する町民の会のみなさんとの公開対話討論会を要請する。

2008-10-19 10:34:26 | インポート
10月16日に吉井・高崎合併協議会において合併調印が行われ、残す課題は事実上、吉井町議会の議決のみとなりました。

本日(19日)、吉井町内において「合併協議会を検証する町民の会」の町づくり戦略会議レポート第1号が配布されました。内容を読む限り、高崎合併に慎重なリポートです。

その中で、「県議や町議が、事実とは掛け離れた情報をビラや街宣車で流し続け、住民を執拗に欺き、誘導していた事実を、多くの町民は決して忘れてはいないでしょう。」とあります。

県議とは私のことを指していると思います。私は住民のみなさんが自由に意見を言い、自らの見解を明らかにして、政治活動を行うことは大切なことであり、民主主義という視点からしても重要なことだと考えます。

しかし、それは対外的に明らかにするレポートである以上、事実に基づくリポートであって欲しいと思います。

私が「事実とは掛け離れた情報を流し続け、住民を欺き、誘導していた事実」はありません。どんな事実と掛け離れた情報を私が流したのか。どこが住民を欺き、誘導していたのか。明らかにしていただきたい。

町民の会のみなさんが、ここまで私に対して断定してご意見を発表された以上、根拠のある批判だと思います。

さらに私は、合併協議会を検証する町民の会のみなさんとの公開対話討論会開催を要請します。

レポートでは、吉井・高崎合併協議会内容の評価やこれまでの経過について、私とは相当認識が異なります。しかし、対話によってしか私は局面を打開できないと考えています。

互いの認識ギャップを埋めていくためにも、ぜひ公開の場での対話討論会をお願いしたい。


レポートの最後にこうあります。「民意を確かめ、12月議会で悔いのない決断を」と。

私も全く同じ認識です。「民意がどこにあるのかを確かめる」具体的な手段もあわせて、対話討論会で議論できたらと考えます。


2008.10.18 県議会 環境・農林委員会    県外視察3日目

2008-10-18 23:06:16 | インポート
昨日は、県議会県外視察最終日。
鹿児島県地球温暖化防止活動推進センターを視察しました。

実施事業としては、

① 県内団体などの普及啓発や人材育成。
② 地球温暖化の現状、重要性について啓発、広報。
③ 指導者及び民間団体の活動支援。
④ 温室効果ガス排出抑制のため、相談、助言。


が行われていると説明がありました。

私からは、事業の効果と今後の取り組みについて質問させていただきました。

10月15、16、17日の3日間にわたる県外視察は、大変有意義なものでした。今後の議会活動に活かしていきます。


2008.10.17 県議会 環境・農林委員会    県外視察2日目

2008-10-17 12:26:57 | インポート
昨日は宮崎県で、午前中は都城市にある農業生産法人(有)新福青果を視察しました。法人化は昭和62年よりスタート。

社長の新福秀秋さんのトップの一言は「土からの恵みを大切に受け止め、感謝の気持ちをいつも持ち続け、地域の一員として小さいながらも『光る』存在でありたい。」という。

工場長の中島正一さんより新福青果の取り組みについての報告は驚きの連続でした。農産物の生産、加工、流通、販売すべての面で農家生産者の立場に立つことを基本としています。

とりわけ、生産者が食べていける農業という面では、従来の農家の基本は「出来た野菜を買ってもらう」だったものから「売れる野菜を作っていく」と思考の転換。

さらに市場に価格を委ねるのではなく、契約した農家の生産者が生産物の原価を提示し、これだけの利益を乗せたいと新福青果と交渉し、価格を決定するという。

まさに適正価格での売買。その生産物を様々な工夫を凝らして販売するもの。これは決定的な農業の大転換です。


宮崎県経済連とも提携をしているとのことです。これも驚きでした。

群馬農業へのアドバイスとしては、生産物をブランド化するのではなく、生産過程そのものをブランド化すべきとの指摘には一同納得です。

とにかく、目から鱗が落ちるとはこのことです。同行した林農政部長さんも一度、新福青果さんを群馬に勉強会へお招きしたいと仰っていました。

群馬県農業、農政の前進、改革のプログラム作りへ本当に参考となる視察となりました。

午後は日本一の和牛県の宮崎畜産試験場を視察しました。

東証日経平均株価が1089円下落。国内の実体経済へどこまで影響を与えるのか。解散総選挙の時期が先送りになるのか。読み切れない。

昨日、吉井・高崎合併の調印式が行われました。私は県議会県外視察のため、残念ながら出席できませんでしたが、無事調印されたとの報告を受け安心しました。

残すは町議会での議決です。全員の町議さんに賛成していただけるように、よりいっそう頑張ります。