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山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

ダブルスリーグ第34シーズン結果

2023-08-04 | ボウリング
 昨夜7位で迎えた第34シーズン最終戦ポジションマッチの結果0-4と完敗しましたが、何とか踏みとどまって僅差ながら14チーム中7位となりました。前回の3位からは大きく後退してしまいました。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79⇒173.57
と大きく下落しました。

 オイルパターンは奇数週が45ft-26.195ml(内:外=4.32:1)、偶数週が39ft-22.85ml(内:外=2.88:1)でした。
 45ftのアベレージは184.33、39ftのアベレージは162.81でした。39ftを攻略できなかったのが大きな要因であったことは明らかです。オイル総量は同じでも内:外のオイル比が3.96:1⇒2.88:1と変わるだけで180.43⇒162.81と大きく落ち込んでしまいました。

 早速来週から第35シーズンが始まります。コンデイションは45ftは変わらず、39ftのパターンが44ftに変更されるとのことです。
今度は何としても攻略せねば!!!

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>




<シーズンアベレージ推移グラフ>






7-10スプリット~3連発

2023-07-27 | ボウリング
 本日のスタッフチャレンジで4ゲームの4フレームから同一レーン(20番レーン)で7-10スプリットを3回連続で出してしまいました。
そもそも7-10の発生メカニズムについては諸説あるようですが、実際のところ明確な理論があるとまでは言えないようです。ですからこれと言った対策があるわけでもなく、せめても確実に1ピンカバーすることに全力集中しましょうというのが関の山ということのようです。
 しかしですよ、今回のように同一レーンで3回も続くとなると単なる偶然というには余りにも偶然が重なり過ぎて何となく理由がありそうに思えます。
 そこで最初から振り返ってみることにします。オイルパターンはラウンドワンCパターンです。このパターンの場合、私は通常はパールで投げることにしております。練習投球で何投かパールで投げてみますと何となく違和感を覚えました。そこでソリッドも投げてみますと、むしろこちらの方がしっくりきました。
 そこでソリッドで投げ始めることにしました。開始1発目いきなり7-10です。カバーもミスってしまいました。少し動揺したのか3フレ連続オープンしてしまいました。4フレーム目からパールに変更するも練習投球のレーンコンディションが既に変化しており更に2フレーム連続オープンとなってしまいました。6フレーム目から大外に出て廻し込むように投球してやっとアジャストに成功し初マークが付きました。しかし、次のフレームはノーヘッドしてこれまたオープンにしてしまい、これでは100ピン行かないかもと覚悟しました。以降は何とかアジャストに成功し最悪の結果は免れました。どうも20番レーンの奥の挙動が怪しいようです。
 2ゲーム目も同様に大外から打ち込み、20番レーンは怪しい動きはするもののプラスに持って行けました。
 2ゲームの後半はオイルが削れてきたようで、少しずつ内に入りつつ投球していたのですが、とうとう3ゲーム目はいきなりビッグ4スタートです。これから20番レーンは3連続スプリットとなってしまいました。何となく暗雲が漂う展開となってきました。
 そして迎えた第4ゲーム目です。幸先よくターキースタートとして迎えた4フレーム目出ました7-10スプリットです。偶然だと思い次の20番でも同じ立ち位置から投球し再び7-10スプリットです。これまた偶然と思い、次の20番レーンでも同じ立ち位置から投球し三度7-10スプリットとなってしまいました。こうなると偶然とは思えず、次の20番レーンでは立ち位置を変えた結果2-4-10スプリットとなってしまいました。やはり7-10は偶然だと思った方が良いようですね。下手にアジャストしようと思うと逆に悪い結果を招いてしまうようです。それより1ピン確実に取るようにした方が良いようです。4ゲーム目の7-10は10ピンカバーの練習だと思い全て10ピンを狙いました。そのお陰か9フレーム目の10ピンカバーも成功でした。
 この4ゲーム中の9個のスプリットは全て20番レーンでした。因みにストライクは19番レーン15個に対し20番レーン7個でした。

 以上振り返ってみたものの、7-10スプリットの発生はやはり偶然の産物としておいた方が良さそうです。下手にアジャストすると大火傷してしまうことになりかねません。メンタルに悪影響を及ぼしゲーム展開が悪い方へ行ってしまいます。それより気持ちをリセットすることの方が大切でしょう。
 20番レーンについては、他のライン取りを試してみるといった選択肢もあるとは思いますが、2ゲーム目の結果からして大きく変える自信と確信を持てるか否かに掛かってくるものと思います。

 それから20番レーンの挙動については、夏休み中ですので午前中にハウスボールで数人が2~3ゲーム程投げていたのではないかと思われます。このようなコンディションでもアジャストできるのが理想なのでしょうが、下手をすると調子を崩す原因にもなるので、暫くの間は試合から遠ざかるというのも賢明な選択となるかも知れません。それとも練習と割り切って頑張るか・・・。

 偶然であっても3回も連続すると何かしらの因縁を感じてしまいます。このようなことから迷信が生まれてくるのかも知れませんね。




 

"PRIME TIME SOLID"

2023-07-18 | ボウリング
 私のお気に入りのボールである「"PRIME TIME" 」のソリッドバージョンが出るとのことで何はともあれ購入しました。コアなどのボール諸元は同じでカバーだけソリッドになっております。



 勿論レイアウトはスーパーハイピンアップです。"PRIME TIME"も先日スーパーハイピンアップに変更してもらっております。



 昨夜受け取ったばかりですので未だ投げておりません。先程サムホールの調整とフィンガーグリップを取り付けを終えたばかりです。今夜の試合でデビューです。どんな感じになるか楽しみです。速攻で一軍入り確定だと思っております。

<参 考>





PBAアニマルパターン スポーツリーグ(第3期)結果

2023-07-10 | ボウリング
 昨日はPBAアニマルパターン スポーツリーグ(第3期)の最終戦でした。結果は188-180-137-135(アベレージ:160.00)となり、結局年間通してプラスになったのは1ゲームも無しということになってしまいました。

 昨日の1ゲーム目はダブルスタートで9本スペアを挟んでターキーとして最大のチャンスを迎えたのですが、7フレで力んでしまったのかスプリットとなってしまいました。続く8フレもノーヘッドかつオープンフレームとしてしまい万事窮すということになりました。2ゲーム目も10ピンと6-10のスペアミスで180止まりでした。
 レーン移動後は全くレーンが掴めずボロボロに崩れてしまい、何とも不甲斐ない結果となってしまいました。折角の練習会での反省を全く活かすことが出来ず情けない限りです。

 次表は参加した試合結果をオイルパターン別にしたものです。


 今年のこれまでの全試合(アニマルリーグを含む)のアベレージが185程度ですので、それに比べて25ピン程低いことになります。この数字をどう評価すべきでしょうか。もっと打てなければいけなかったのか、それともまぁまぁ健闘したと言えるのか。
 1回目と2回目を比べてみても大きく上がったパターン、逆に大きく下がったパターンもありであまり有意なデータと言えないようです。もう少しデータを取らないと何とも言えません。

 ともあれ来月は第4期が始まります。センターでも引き続き練習会の実施も決まったようですので、私も仕切り直してチャレンジすることにします。


PBAアニマルパターン練習会

2023-07-03 | ボウリング
 昨年の8月からPBAアニマルパターンスポーツリーグに参加するようになって、早いもので1年が経とうとしております。途中3回ほど所用で不参加でしたが、アベレージは160.72と苦戦を強いられております。
 これまではぶっつけ本番で試合に挑んでおりましたが、予てからセンターに要望していた練習会が先月(6月)から本番一週間前に開催されるようになりました。川口富美恵プロも一緒に投球されアドバイスを頂きながら練習できます(今月はプロが大会参戦のため不参加)。センターのK島インストラクターも一緒に投球しアドバイスを頂けます。
 これまでの試合では1ゲームも200を超えたことはなく、参加ポイントだけという結果に終わっております。ところが練習会だけあってアドバイスを頂いたり、気楽に投げられることもあって228と初の200超えをだすことが出来ました。

 今月のパターンは、スコーピオン(42ft-29.4ml)です。パターン表では10ボード付近の壁を利用して投げるのが良さそうな印象です。PL-31では11枚目にフッキングポイントを設定するのが目安とされています。
 これならば「スーパー・ハイ・ピンアップ 」を試す絶好の機会と思えました。
 練習投球は、立ち位置:20枚、ターゲット:8枚(テンアングルドット)からスタートしました。(私はスパット狙いではなくテンアングルドットを狙っております。参考「「ドット・ボウリング」が泥沼脱出のきっかけとなるか!? 」)
ゲームスタートは立ち位置:21枚、ターゲット:9枚にしました。1、2フレはポケットを突くもタップしてしまい、立ち位置を微調整してゲームを進めていきました。9フレから少しレーンが変化してきたように感じましたのでアジャストしましたが上手く行かず、結局187で終えてしまいました。
 2ゲーム目は若干手前のオイルが削れてきたように思われましたので位置を左に1枚、ターゲットも左に0.5枚移動してスタートしました。立ち上がり少し不安定になったのか、投球ミスが続きましたが6フレーム以降、立ち位置を微妙に移動しつつオールウエイでき238ピンとできました。
 さて、問題は移動レーンの状況です。隣のレーンですからゲームの進行状況を観察しておりました。男女2名ずつの4人打ちでした。男性の一人は30枚付近から緩やかなボールスピードで大きく5枚目位に出すような手前も奥も幅を取るような珍しい(?)投球スタイルのボウラーでした。もう一人の男性はひたすら10ボードに投げ込むタイプ、女性2人はあれこれ悩んで内を試したり外を試したりの試行錯誤の投球でした。
 レーン移動する前からかなり悪い予感がしておりましたが、いざ移動してレーンを見てみると7枚から20枚位にかけて手前に縦や斜めにガサガサに筋が走っております。日頃はここまではっきりとは見えないのですが・・・。
 ということはこの先はオイルが相当に伸びていることでしょう。手前も落としどころによってはオイルがあったり無かったりといったことになりそうです。
 とりあえず2ゲーム目を終了した時のラインを試してみまるとブルックリンヒットしてしまいました。隣のレーンは全然フックせずノーヘッドになってしまいました。今度はアジャストしたら、またまたノーヘッドと予想以上の荒れ方でした。これ以上の悪足掻きは諦めて、オイルに強いソリッドの「"POWER TORQ"」にボール変更しました。しかし、これも思ったような軌道にならず、これは奥の伸びと言うより手前でやられてしまっていると考え、外から投げることにしました。これは最初にレーンを観察した時、5枚目付近はクリーンになっていることを確認しておりました。7フレから、外からあてずっぽうで投げてまたもののノーヘッド、8フレもノーヘッドです。今度は奥のオイルに捉っているようです。結局140ピンと大きくスコアを落としてしまいました。
 このように訳が分からなくなったらウレタンボールで投げるところですが、生憎出番が無いと思い持ってきておりませんでした。
 もうこんなアンコントローラブルなコンディションは諦めて、当初の目的である「スーパ-ハイピンアップ」のボールがどんな動きをするかを試してみることにしました。
 ということで先ずは外目からアジャストしてみましたが、左右差も大きく上手くアジャストできず、同一レーンでのスプリット三連荘となってしまいました。それぞれに立ち位置は3枚程変化させているのですが・・・。
 相当イライラ感を募らせ、駄目元と思い外目からの投球は諦めて15枚目を真っ直ぐ投げてみることにしました。するとどうでしょう、何となく良い感じでボールがコントロールできそうに思えました。隣のレーンも同じ感じです。スペアはミスってしまいましたが何とかアジャストできそうな感じです。最後の最後アジャストして投げた渾身(?)の一球はジャストポケットのストライク!
 2投目も何とか10ピンが飛んでくれてダブル、そしてターキーで〆ることができました。しかし、スコアは137ピンでした。10フレのターキーが無かったらと思うとゾッとします。
 しかし、この練習会は大きな収穫だったと思います。先ずは「スーパ-ハイピンアップ」が私に合ったレイアウトであることが確かめられたことでしょう。将来的にはほとんどのボールのレイアウトを「スーパ-ハイピンアップ」に統一しようと考えております。
 次に、荒れたレーンコンディションでボールがアンコトラーブルに陥ってどう対処して良いか分からなくなった時には、最初に真ん中から真っ直ぐのラインからのアジャストを試みるようにするということです。むやみやたらに思いつくままに試行錯誤するようリは高確率となるでしょう。何故ならヘッドピンはど真ん中に鎮座しているのですから、この近くから攻めるのがノーヘッドのリスクを低減させることに繋がるからです。

 今回この記事を投稿したのは練習会で得られた成果を振り返り考えを整理し、そして自分の備忘録としておきたいというのが主目的です。それに難しいコンディションに四苦八苦している様子を知っていただくことで、ボウリングの奥深さが少しでも伝われば望外の喜びとなります。

 果てさて、来週のアニマルリーグ本番はどのような結果となるか! 





スーパー・ハイ・ピンアップ

2023-06-28 | ボウリング
 現在ボールラインアップを検討しているのですが、その関連でレイアウトも見直してみることにしました。
これまではほとんどのボールをピンアップでドリルしておりました。それでも3割ほどピンダウンのボールもあります。これは当初ピンアップにしていたものが、どうもイメージが違うのでピンダウンに変更したものです。ただ、ピンダウンのボールの出番はほとんどなく、主に試合ではピンアップのボールを使っております。
 そうなんです、私はフッキングポイントまで一直線に走って、奥で幅を取りたいタイプなのです。ですから手前から動いてしまうとなんだか違和感を覚え、走らせたいがために力が入り、それを切っ掛けとして崩れてしまうことになるのです。
 ピンアップは奥で切れるようにするためのレイアウトなので、このレイアウトのボールを好むのは当然のことなのですが、それでももっと走って切れてもらいたいと思う局面にしばしば遭遇します。そこで色々調べてみますとスーパー・ハイ・ピンアップというレイアウトがあることを知りました。
 そこで藤川プロに相談してみますと最初はウーンと考え込んでおられましたが、使ってないボールだったら試してみるのも良いでしょうということで「Accu Rise Ⅶ」を70°✕5”✕(-20°)でドリルし直してもらいました。走るようにドリル角を大きくし、より切れるようにVal角を-20°(普通のピンアップは30°程度)となっております。

 次の画像はスーパ-ハイピンアップで開け直したボールです。PINが凄いところにあります。



 少し見にくいですが矢印のところにPINがあります。サムホールのほぼ真反対の位置にきています。



 さーてどんな感じになるのかなと本日のスタッフチャレンジで投げてみました。レーンコンディションは42ft-Cパターンです。
 練習投球ではCパターンでの立ち位置(いつもは「"PRIME TIME" 」で投球)から投げてみますと奥で大きく動いてヘッドピンを外してしまいました。結局5枚程左に寄った位置でポケットを突くようになりました。
 ゲーム結果は223-162-188-193(Ave:191.50)とまぁまぁの出来でした。2ゲーム目に入ってから手前のオイルが無くなってきたたのを感じたので徐々に左に寄りつつアジャストしたのですが、スプリットを2回出してスコアを落としてしまいました。
 最終的にはゲーム開始の立ち位置から5枚程左に寄ったところで10フレパンチアウトで終えました。

 スーパ-ハイピンアップ初投げの感想としては、やはり手前が走ってくれる(これはドリル角の寄与?)という印象を受けました。手前が走るので奥が切れてくれます。しかし、いくら走ってくれるとは言えオイルが少なくなった場合にはやはり手前で喰われてしまい、奥の切れが弱くなってしまいます。通常のピンアップより手前のオイルの有無がより奥の切れに影響するかも知れません。逆に、切れが悪くなったのは手前のオイルが無くなってきているという合図であると思いオイルを求めてラインを変更する指標として活用できるのではないかと思います。
 ということで、今後は今までパールを投げていたレーンコンディションの時にはスーパ-ハイピンアップを試し、データを集めボールラインアップを決める時の参考にしようと思っております。


 

バックスイング~「背負い投げ~!!」

2023-06-21 | ボウリング
 ボウリングを始めた頃から指摘されていたことですが、いわゆるボールを背負ってしまっております。スクエアの時もそうでしたが、オープンバックにしてからも基本的にこの癖が直りません。自分では真後ろにしているつもりですが、実際にはボール1個分位中に入ってしまっております。
 これを直すために姿見に鉛直に糸を垂らして、練習用のゴムボールで実際にスイングをしてみて矯正し、何とかボール半個分程度に収めるとが出来るようになりました。その後もう半個ですが一進一退の状況が続いております。ボールが正しい位置にあるとき、自分ではボールがかなり右後ろにあるように感じます。それほどに私の感覚はズレてしまっているということです。結局何度も練習して正しい位置にある時の感覚を身に付けるしかないようです。
 ところが昨日のレッスン会で藤川プロから、スイングラインが真っ直ぐになっていないと指摘を受けました。どうも意識して右後ろに無理やり引っ張り上げているようです。本来ならばボールの移動は振り子のようにスイング面は平面的であることが理想です。しかし、肩を開くときに一緒にスイング面が廻るから背負い込む原因となり、それを無理やり矯正しようとするから右後ろに引っ張り上げる必要が出てきます。これは如何にも不自然な動作です。不自然な動作は何かの拍子に破綻します。それが試合中の突然の崩れになったりします。
 ということで、いくつか解決法のアドバイスをいただきました。それらを試して自分がしっくりくるものを身に付けるしかないようです。無理やり矯正したところで、不自然なもの、理にかなってないものは、直ぐに元に戻ってしまうことでしょう。
 アドバイスの中で一番しっくり来たのが、プッシュアウェイを左前に出すというものです。実はこの方法は以前一度試して上手く行かなかった方法でした。駄目元で試したら意外や意外スムーズにスイングできたのです。以前も背負い込み防止のためにやってみたのですが、結局肩を開くときに一緒に背負い込んでしまっておりませんでした。当時は右後ろといったイメージが無かったので当然の結果だったのです。右後ろを意識するとプッシュアウェイを左前に出すことが同一直線状にあるイメージと重なって良い結果となるようです。
 これに加えて、バックスイングが高過ぎるという指摘もありました。これも無理やり引っ張り上げることに起因しているようです。脱力スイングと言うとバックスイングのトップから後のことのように思っておりましたが、この前半部分の脱力が重要だと気づかされました。前半で力が入ってしまっているのに後半だけ力を抜くなんて容易なことではありません。何事も最初が肝心ということでしょうか。
 ということで、昨日のレッスン会は大変有意義なものとなりました。後は如何に身に付けていくかにかかっております。試合中も常に意識してやっていこうと思っております。



 

キャリーダウンは存在しない!?

2023-05-19 | ボウリング
 投球技術、レーンコンディション対応技術、メンタルは三位一体でどれ一つ欠いてもボウリングは上手くならないでしょう。メンタルに関してはこれも色々と難しい問題があるのでしょうが、今の私にとって最も必要だと思われるのがレーンコンディションへの対応技術だと思っております。この頃やっと投球フォームが落ち着いてきてきましたので、延ばしに延ばしてきたレーンコンディションについて本格的に取り組もうと色々と調べております。
 レーンコンディションは投球や時間経過など色々な条件で時々刻々と変化していきますので、同じように投げてもボールが同じ軌道を描き、同じ結果をもたらす(ベストはストライクとなること)とは限りません。我々が認識できるのは、ボールの軌道やピンアクション、投げた感覚など極限られたものです。
 それも全ての現象を認識出来ているものでもありません。私の場合、ボールをリリースした直後の軌道やピンアクションなどあまり認識できずにおります。特に手前のボールの動きなどはほとんど分かりません。精々スパットを過ぎた辺りから、やっとボールの動きを追いかけることが出来るようになります。ですから手前からボールが動いてしまっているのは、それを廻りの方が指摘してくれるまで分からないでおります。また、ボールの回転軸の遷移についても観察が疎かになって、ロールアウトしているのに気付かず投げていることが往々にしてあります。
 そうすると先の動きが甘くなったとき、その原因がキャリーダウンなのかブレイクダウンなのか切り分けが出来ません。どちらか一方に決め打ちしてアジャストを試みるのですが、中々上手く行くものではありません。大抵の場合には逆の選択をしてしまいます。そうすると、そんな筈じゃなかったと投球フォームやメンタルに悪影響を及ぼし、ますます冷静さを欠いてヒートアップしてしまうことになります。
 ですから、どちらか確信が持てないならば、少なくともその時の感に頼らず必ずどちらか一方を無条件に選択するように習慣づけておくようにすれば良いのではないかと考えました。それで駄目だったら逆にアジャストすれば1フレームだけの犠牲で済みます。

 このような経緯で、先が甘くなったときのことを調べ始めました。その中に「キャリーダウンは存在しない」という衝撃的な説がありました。無論キャリーダウンは存在するというのが通説です。ウレタンボールやカバーボールで投げればオイルが伸ばされることは否定できない事実でしょうし、これによって影響を受けることは否定できないでしょう。特にショートコンディションの時には、積極的にオイルを伸ばすようにするのが攻略法とされております。この事実認めた上で、敢えて「キャリーダウンは存在しない」と主張するのか物凄く興味が沸きました。
 その概要は私なりにまとめると凡そ次のようなものでした。ウレタンやカバーボール(プラスティック素材)は、線を引いたようにオイルを伸ばしていくのに比べ、リアクティブボールの場合には点線のようにドライゾーンに点々とオイルを付着させていくそうです。ですから何れの場合でもキャリーダウン自体は発生しているのです。ただ、その量は圧倒的にリアクティブボールの方が少なくなっております。
 何れにしても、どのようなボールを使おうがキャリーダウン自体は確実に発生していることになります。ですから「キャリーダウンは存在しない」というのは言い過ぎといえるでしょう。
 一方、ブレイクダウンはボールが通過する毎にオイルを吸着することで確実に発生します。ウレタンやカバーボールより、むしろリアクティブボールの方が多くのオイルを持ち去ってしまうことでしょう。
 さて、ボールメーカの実測結果、ボールの動きに関して、キャリーダウンはブレイクダウンの5%程度しか影響しないとのことです。この信用性のほどは分かりませんが、この結果を信じるとすれば、ボールの動きにとってブレイクダウンの影響が圧倒的で、キャリーダウンの影響は無視できる位に小さいということになります。
 ですから「キャリーダウンは存在しない」ではなく「リアクティブボールが作ったキャリーダウンは影響しない(無視できるくらい小さい)」というのが適切ではないかと思います。
 そうするとキャリーダウンを想定してアジャストするより、ブレイクダウンを想定してアジャストした方が当たる確率が断然高くなるということです。
 
 ということで、先が甘くなった時には、先ずはブレイクダウンによるものだと想定し、オイルを求めてアジャストしてみるようにします。それで改善方向に向かえば、その方向でアジャストを進めるし、もし反対の結果になればキャリーダウンを想定したアジャストに変更するといったルールができたことになります。このルールが実戦で有効かどうか暫く試験運用してみることにします。

 このように「こんな時どうするルール」を予め定めておくことがメンタル面でも良い結果をもたらしてくれるものと期待しております。




ダブルスリーグ第33シーズン結果

2023-04-21 | ボウリング
 昨夜4位で迎えた第33シーズン最終戦ポジションマッチの結果3-1と勝ち越し14チーム中3位となりました。参加して10シーズン目にして初の3位獲得となりました。

 シーズンアベレージは173.75⇒176.55⇒187.86⇒195.40⇒194.26⇒177.78⇒179.12⇒171.93⇒175.22⇒181.79
と上向きではありますが、まだまだ過去最高には程遠いものがあります。オイルパターンの難易度が高くなったと言い訳をしておきましょう。

 オイルパターンは奇数週が45ft-26.195ml(内:外=4.32:1)、偶数週が前回と同じ39ft-22.85ml(内:外=3.96:1)でした。
 45ftのアベレージは183.14、39ftのアベレージは180.43で39ftは若干打てるようになりましたが、攻略できたという程のことでもありません。

 早速来週から第34シーズンが始まります。チームの入れ替わりがあるようですが、今シーズンと同じ14チームとのことです。常勝チームを負かすことはできないでしょうが、少しでも上を目指して頑張っていこうと思っております。

<スクラッチスコア&3ゲームアベレージ推移グラフ>




<シーズンアベレージ推移グラフ>





スイングとフットワークの同期~0.1秒の壁

2023-04-07 | ボウリング
 これまでスイングとフットワークの同期については末尾の<参考>にリンクを貼っておりますようにずっと悩まされ続けてきました。そして色々と試行錯誤を続け、漸くこのところ許容範囲に収まるようになってきたところです。
 しかし、先日のレッスン会でまた指摘を受けてしまいました。それはタイミングは概ね良くなってきているが、何かの拍子でタイミングがズレるようになるというものです。過去何試合かでこれが原因で突如スコアを崩してしまっているのをよく見かけたそうです。2~3投で自ら気付いて修正できた時もあるし、そのままズルズル最後まで行ってしまったこともあったそうです。
 そして肩を廻さないように肩をロックして投げている姿が如何にも窮屈そうに見えるそうです。日頃リラックスして投げているときは良いタイミングで投げているし、肩も廻っていないそうです。肩が廻るのもタイミングのズレが切っ掛けとなっている可能性もあるということです。とすれば諸悪の根源はスイングとフットワークの同期ずれであったということになります。

 今のタイミングでも駄目ということではないそうですが、突然崩れたり堅苦しい投げ方をしているのは改善した方が良いのではということで、この際徹底的にスイングとフットワークが同期するように見直しをしようということになりました。私の場合タイミングのズレは許容範囲で0.1秒ほど修正しなければならないとのことです。そして理想的(ズレ始めた時でも許容範囲に収まるようにするため)には0.2秒ほどとのことです。たった0.1秒と思われるかも知れませんが、私にとってこの0.1秒がとてつもなく高くて分厚い壁なのです。これまでズ~ッとこの課題に取り組んでは弾き返されてきました。そして漸く0.1秒に追い込むことが出来たのです。

 さて、その方法は色々あるようで、いくつか教えていただきました。しかし、これから先は自分に合った方法を自ら会得するしかないようです。でないとまた何かの拍子に元に戻ってしまう可能性が高くなるからです。

 ということで、また試行錯誤の日々が始まります。先月ようやく達成できたアベレージ190台でしたが、今月はこれがキープできるかどうか・・・。しかし、新たな飛躍をするためには避けて通れない道だと思いますので果敢にチャレンジしてみます。
 先ずはプッシュアウェイでタイミングを微調整できるように取り組んでみることにします。

<参 考>
 「スイングとフットワークが微妙に合ってない!!!」「投球フォーム改造~最終段階!?」「レッスン会で指摘された事項をまとめてみました」「またまた7歩助走に!」「プッシュアウェイ開始のトリガー」「5歩助走と7歩助走の違い(投球動画の分析)

ボールラインアップの検討

2023-03-27 | ボウリング
 目標にしている大会まであと半年余りになりました。そこで使用するボールのラインアップを検討しようと藤川プロに相談しましたところ気持ちよく引き受けてくださいました。

 現在投球可能なボールは次の画像の8球です。



 当初はこれだけお渡しするつもりでしたが、折角ですから自分の為にもなるかと思って色々と情報を付け加えて分析してみようと思い立ちました。
 試合結果は「ボウリングの傾向と対策 Pro」というシェアウエアに入力しておりますので、ボール毎にデータを集計してラインアップ表にしてみました。



 数字だけ眺めていてもピンときませんので視覚化しようと思い、相関図にしてみました。

 先ずは、RGーアベレージの相関図です。



 RGとアベレージの相関関係はあまりないようです。ということは低慣性であろうが高慣性であろうが投げることができるということを意味しているのでしょうか。状況によって投げ分けができるということも意味しているのかも知れません。

 次に、MB(Mass Baias)-アベレージの相関図です。



 これも相関関係が無いようにも見えますが、ピン・ダウンにドリルしているボールを除外すると明らかな正の相関関係が認められます。

 これら2図を眺めていたら、ピン・アップにドリルしたもののアベレージが高いように思われましたので、ピン-アベレージの相関図も作成してみました。



 ピン・アップのボールがどのピン・ダウンのボールよりアベレージが高いといったことが一目瞭然の結果となりました。元々ピン・アップでドリルしたものをピン・ダウンも試してみようと思って変更したのがほとんどですが、それなりに使い易いなと思っていたので、この意外な結果に驚きです。ピン・ダウンのボールを使う局面が難しいレーンであることが影響しているのかも知れませんが結果は素直に受け止める必要がありそうです。
 その他、ストライク率、カウントなどの相関図も作成してみましたが似たり寄ったりでアベレージだけで十分ではないかと思われます。

 これだけでも自分の意外な面が覗けたように思います。これどう見ても走って切れる福岡プロが言っておられる「直線タイプ」ですよね。自分では曲線タイプと思うところもありますし、どちらか分からないというのが正直なところです。
 特にMB-アベレージの相関図からは、明らかに直線タイプの兆候が見て取れます。

 ということで今回単なる思い付きで色々と調べた結果、思わぬ収穫があったように思います。いわゆる好きなボールが必ずしもいい結果に繋がっておりませんし、それほど評価していなかったボールが実は好結果を生みだしていたなど意外な事実をあぶりだしてくれました。
 また、決めかねていた直・曲タイプにも決着をつけてくれそうです。そして何より無駄なボールを買わなくて済みますし、レイアウトも悩まずに済みます。

 さて、藤川プロからボールラインアップに関するご見解をうかがうのが楽しみです。それに従ってボールを揃えて行こうと思っております。



ダッチマン達成ならず!!

2023-03-18 | ボウリング
 昨夜行われた坂本詩緒里プロチャレンジの1ゲーム目であわやダッチマン達成かと思いきや、惜しくも10フレ2投目でストライクとなってしまいました(笑)
 27番レーンがアジャストしてもストライクが来ません。それに引き換え28番レーンは幅があって少々ミスってもストライクになってくれておりました。別に狙っていた訳ではありませんが7フレ辺りから意識し始めました。8フレ、9フレと順調(?)に達成に向かっていきます。そして10フレ1投目もストライクが来ました。そして迎えた2投目、どうにも妙な気分です。普通はストライクを狙ってもストライクが取れないのですから。それをストライクを取らないように投げるとは・・・。ところが期待とは裏腹にジャストポケットの会心のストライクになって一瞬のうちに10本のピンとダッチマン達成も同時にが弾き飛んでしまったのでした。
 2ゲーム目以降もこの状況はあまり変わらずストライク数が27番レーン:7に対して28番レーン:16と大差がついてしまいました。これはレーンコンディション以外にも何かあるなーと思わされます。
 終わってみればノーミスゲーム2回、アベレージは198.25と僅かにマイナスでしたが200アップ2回と先ず先ずの出来で3位入賞しました。
 それにしても「しーちゃんお勧めレーンコンディション」は初級向けとなっておりますが、なかなか攻略に手古摺っております。
 スキルアップリーグでは、163.67 ⇒184.33⇒191.67 と改善傾向にありますが、3月の試合では200.50、156.67、181.25とアップダウンが激しすぎです。これはレーンコンディションの変化への対応の未熟さもありますが、同箱のメンバーによっても左右されるところもあります。そういった意味ではくじ運も大事ですね。





ボックス内でシューズのブラシをする人がいますが・・・

2023-03-05 | ボウリング
 先日、試合を終えた後何となく鼻がむず痒く感じました。周囲を見回してみると何と私が座っているボックスの後ろの方でボウリングシューズの裏をブラッシングしている方がいらっしゃいました。私は速攻でその場を離れて暫くボックスに戻ることが出来ませんでした。喘息持ちの私にとってはその場を逃げることしか為すすべがないのです。コロナでマスクをしているから少し影響を抑えることが出来きて、暫く咳き込むくらいで済みましたが、ノーマスクだったら確実に喘息の発作を起こしていたでしょう。喘息の発作を甘く見てはいけません。ときには死に至ることもあるのですから・・・。
 喘息持ちでない方々にとっては、それくらい何ともないような行為なのでしょうが、私には重大な影響を及ぼしてしまうのです。
 以前もゴミ箱の上でシューズを一生懸命にブラッシングしていらっしゃる方を見かけたことがあります。これなどは未だ避けようもあるし、良識的な行為に見えなくもありませんが・・・。
 ボウリング場は換気されているとは言え、ある意味で閉鎖空間なのです。シューズに付着したゴミを公衆の空間にまき散らかしているのです。自分の家の中、家族がいる前でそんな事しますか?
 私はシューズの滑り具合はあまり気にする方ではありませんし、あまりやりたくないこともあって極力ブラッシングはしません。やるときには防塵マスク、ゴーグルで完全武装して屋外で掃除機を廻しながらやります。アレルゲンは眼からも侵入してくるのでゴーグルも必須なのです。マスクを外すときとか衣服に付着していたものの影響なのか、それくらいに気を使っても若干の影響は出てしまいます。ですからダイレクトに吸ってしまったらと思うとゾッとします。お願いですから、ボウリング場でシューズにブラシをかけることは遠慮願えないものでしょうか!?



 この件があって久々にシューズを見たらソールが痛んできているようですので張り替えた方が良いかな?
私のシューズ珍しいでしょう。アーチの部分は面一になるように加工しております。

<参考> 「ボウリングシューズ~まずは足元から



「肩が廻る」vs.「肩を廻す」

2023-02-25 | ボウリング
 昨日のレッスン会で藤川プロから、良い時には綺麗なフォームで投球できていていいスコアが出ているのに、いつの間にかフォーム乱れて結果スコアが崩れてしまっていると指摘されました。事実、2月のスコア平均:186.0(標準偏差:31.0、Hi-Low差はMax:117、Min:22)とかなりバラツキが大きくなっております。これが最近伸び悩んでいる要因ではないのかとも言われました。
 私としては、レーンコンディションの変化に上手く対応できないのが原因ではないかと考えていたところでしたから、正に寝耳に水といった感じでした。
 フォームが乱れる一番の要因は脇が開いてしまうことです。元をたどれば肩が廻ってしまうことにあります。これは昔からの癖で、これまで色々な方法を試してきましたがなかなか治りません。最近ようやく左手を前方にロックすることにより、左肩を固定できるようになり肩が廻ることが減ってきたところです。それが藤川プロが言われた良い時に当てはまっているのだと思います。
 しかし、何かを切っ掛けとして肩が廻り始めることになってしまい、結果フォームが崩れてしまうことになります。その切っ掛けとして一番考えられるのが、脱力スイングが出来なくなってしまった時です。ボールの自然の動きを何等かコントロールしようと手に力が入ると脱力スイングから逸脱します。例えば、ブレイクダウンで手前が走らなくなったとき、ボールスピードを上げようと強く振りたくなります。そうすると予備動作として上体を捻りに掛かり、結果肩が廻ってしまうことになります。ひいては脇が空いてしまいドアスイングとなってしまいます。
 こうならないためには、常に自分に言い聞かせて肩が廻らないようにしなければなりません。しかし、再三述べてきている通り、これまでに色々と試してきました。果ては「お・ま・じ・な・い 」といったことまでしてみました。しかしながら、これとて長続きはしませんでした。調子が良いとついつい書くのを忘れるようになり、習慣とはなりませんでした。そして不調は突然訪れます。その時には「脱力」の文字など何処ぞへ飛んで行ってしまっているのです。

 そのような私を見ていて、もうどうにもならないと匙を投げられてしまったのか、藤川プロから肩を廻して投げるようにしたらとアドバイスをいただきました。これまで廻らないように廻らないようにしてきたのに、今度は180°真反対に肩を廻して投げるということなのです。
 止めよう止めようと努力しても「もう、どうにも止まらない♪♪」ようになってしまうのだったら、逆説的ですが最初から廻わしてしまえといったことでしょう。ただ、廻す際には正しく廻す必要があるそうで、そのトレーニング方法(0歩助走)を教わり、みっちり20分ほど集中して投げ込みました。その後、通常の7歩助走に戻って投げてみました。すると何となく心地よく感じられるのです。これまで止めようとして左手を前方にロックしておりましたので、何となく窮屈さを感じておりました。その束縛から逃れ、身体が動きたいように動かせるといった開放感があります。藤川プロから投球フォームを見てもらったところ、今まで以上に左足近くからリリースされており、まるで足に当たってしまう位(褒めすぎ!?)になっているそうです。
 まだまだ変更したばかりですので再現性が今一です。これから毎日練習用ゴムボールで鏡を見ながら0歩助走の特訓で再現性を高めていきたいと思っております。

「肩が廻ってしまう」のだったら「肩を廻してしまえ!」というような逆転的な発想ってどういうこと!?
と帰り道つらつらと考えておりましたら、中1の時に読んだ送信機の製作記事を思い出しました。発振回路の周波数は安定性が重要です。水晶振動子を用いると非常に安定した発振回路を作れますが、逆に周波数の変更が容易ではありません。そこでコイルとコンデンサーの共振回路で発振回路(L-C発信回路)を作るのが一般的です。しかし、コイルもコンデンサーも温度変化によって周波数が変動しやすいのです。ですから温度の影響を受けないような対策が必要になります。ところが当時は真空管の最晩期に当たっており、真空管が多く用いられておりました。この場合には真空管からの熱の影響をもろに受けてしまいます。通常は熱源から遠ざけたり、ブロアーで冷やしたり、断熱したりといった工夫をして熱の影響を受けにくくするというのが一般的な対策法だったのです。ところがその記事は何と真空管の直ぐ傍にL-Cを置き、逆に真空管でガンガンに熱するという逆転の発想です。すると当初は熱の影響で共振周波数が大きく変化するのですが、これ以上温度が上昇しない熱平衡状態になってしまえば、それ以上温度変化は起こらず周波数が安定するというのです。
 つまり、どうせ廻るのだったら廻ることを前提とすればいい訳で、それも正しく廻せば問題ないことになる。それどころか廻すことによってボールスピードがアップするというメリットもある・・・と。
 なるほどと一人で「ガッテン、ガッテン!!」しました。

 話が変な方向に逸れてしましましたが、今まで200アップを志したものの分厚い壁に阻まれて苦闘し続けてきました。今回のアドバイスでまた新たな方向への道が拓けてくるかもしれないといった期待を持つことが出来たように思います。
 そんな時、何時も思うのですが、藤川プロの引き出しの多さには感心させられます。ボウラータイプやその時々の状況の応じて的確にアドバイスできる能力はずば抜けていると感じます。そんな藤川プロから身近に指導を受けられるのは私のボウリング人生にとって誠に幸運なことであったと思います。

 プロボウラーの中には、自分の投球スタイルを押し付けるような指導しかできない方もいると聞いたことがあります。私はそれがどんなトッププロであろうとそのような方から教わるつもりはありません。
 人はそれぞれ身体的特徴、身体能力、これまで経験したスポーツなど千差万別なのです。ボウリングのスキルもそれぞれ異なります。それを一つの型に嵌めたような指導法しかできないというのであれば、そもそも指導を受ける意味がないと考えるからです。

 ボウリングのことで何かお悩みがありましたら、藤川プロのレッスン会に参加してみてください。
詳しくはラウンドワン佐賀店にお問い合わせください。


10ピンが取れない(3)

2023-02-08 | ボウリング
 昨年末に何とか見通しがついたと思っていた10ピン病ですが、今年に入っても安定しません。原因はフィニッシュ位置のバラツキとボールを出す方向であろうということで対応しておりました。(参考:「10ピンが取れない(2) 」)

 しかしながら、次の画像の通り、取れる日ほほぼ確実に取れるのに取れない日は全く取れないというように極端になってしまうという苦悩の日々が続いておりました。



 昨日ようやく藤川プロのレッスン会で見てもらいましたところ、1投目と10ピンカバー時の投球フォームが違うということが一発で判明しました。1投目は左足の近くからボールが出ているが、10ピンカバー時には肩が廻り脇が大きく空いてしまっているとのことでした。気を付けていても10ピンカバー時にはボールを右に出す必要から無意識の内に肩が廻ってしまうようです。これじぁボールがあっちこっち行っちゃう訳ですよね。
 そこで基本に戻り0歩助走で左足近くからボールを出す練習をひたすら繰り返しました。レッスン会の最後10分で7歩助走に戻して10ピンカバーの練習をしてみましたところ80%以上の成功率になりました。
 当日の夜の試合でも7/8(87.5%)、本日の試合では4/4(100%)とラウンドワンではこれまでのところ上々の出来です。問題は明日のボウルアーガスでの試合です。前回の方法で調子こいていたところで0%と完膚なきまでに打ちのめされてしまっております。
 さて今回はどうなることやら・・・

<2023/02/10 追記>
 昨夜のボウルアーガスでの10ピンカバーは3/4(75%)でした。前回のような無様な結果は回避でき一安心というところです。このやり方で方向性は間違ってないようですので、更に精度を上げるべく練習したいと思っております。