小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

ポッパ山

2015-12-25 23:57:58 | ミャンマー
2015/12/25(金)
 今日もWiFiの繋がりの良い朝に、ブログ更新の為早起きした。7時に成ったので朝食を食べに行くが、ライスと言ったが出なかった。まだご飯が炊けていなかったのだ。仕方無いのでパンにした。ポッパ山へのシェアタクシーがピックアップに来るまで、G.H.のロビーで待って居た。序でに明後日のインレー行きのバスの予約をした。11000kyだった。JJ Expressのデラックスバスは18000kyと言っていた。8-9時間なので朝一番のバス7:30発にして置いた。
 シェアタクシーが来て、もう一人かおりさんと言う女性の方が一緒に乗り込んだ。先に男性二人が乗って居た。さらに二箇所の宿を周り客を拾っていった。初めはミニバンに乗って居たが、途中で別の乗用車に乗り換えた。そこにはイスライル人のカップルが乗って居て、ドイツ人男性とロシア人女性も加わった。
 途中のドライブインで30分程休憩が有った。椰子の樹液から椰子酒と砂糖を作って居て、その販売もして居る所だった。道路脇で牛を使ってヤシの実を絞って居てた。その重しに子供を載せていたので、人集りが出来て居た。このドライブインで、かおりさんもこちらの車になった。理由はナゾで皆なぜ?っと首を傾げていた。イスライル人のカップルはずーっとおしゃべりをして居た。隣のドイツ人男性と英語で話している時は意味が分かった。

              椰子のコプラから油絞り

             椰子の樹液を煮詰めて砂糖作り

               椰子酒から焼酎作り
 途中一部舗装が途切れた部分が有ったが、舗装された道路を飛ばして行った。人家の無い所に道端に次々に人が出て、手を出して居る。ヒッチハイクかと思ったが、そうでは無いらしい。物乞いの人達だった。何故こんなに多くの人がと不審に思ったが、後でその訳が分かった。ポッパ山に着く前に狭い道で、登り降りの車で渋滞に嵌り動けなくなってしまった。歩き出す人も居る。後歩いてどの位と聞くと、20-30分だと言う。それなら歩くと決め歩き出した。他の人も同じだった。

               途中から大渋滞
 車の間や脇の路肩を大勢歩いて居る。いつもこんな様子?と運ちゃんに聞くと、今日だけだと言う。今日25日はクリスマスで、ミャンマーでは祝日だった。それで多くのミャンマーの人達が、聖地ポッパ山にドット押し寄せ大渋滞と成って居たのだ。日にちの選択を誤って仕舞った。
この多くの人出目当てに、あの物乞いの人達も道路に出て居たのだった。しばらく行くと展望台が在り、入って行った人が居た。遥か向こうに岩峯の上に寺院があるポッパ山が見えて居た。
まだ随分あるが、此処が入り口かと思って仕舞った。入り口を入ると入場料200kyをお鉢に入れた。脇にナッツ神の像が祀ってあるコンクリートの道を下りて行った。その先にパゴダが在り、道が途切れて仕舞った。えー?ここで行き止まりかと思った。別の道を探すと脇から下に続く階段が有った。谷の向こうにポッパ山参道の入り口らしき物が見えて居る。ここを下ればそこに出るだろうと山勘で思った。階段は途中から獣道に成った。沢まで降りゴミ捨て場を登ると、人家の裏側に出た。表に出て行くとそこがポッパ山の登り口だった。山勘は外れなかった。

            展望台入り口

         谷に下り登り返したらゴミ捨て場

           参道入り口は大混雑
 入り口は大勢の参拝客で大混雑して居た。登る人達にと一緒に行った。延々と続く階段は登るに従って狭くなり、登り降り別々にして入るがそれも大混雑。老若男女が打ち揃っているので、なかなか進ま無い。階段は増々急勾配になるので、手摺に捕まりながら登った。もし誰か足を滑らしたら、人雪崩が起きて大惨事となるのはと思うとゾッとする。

         下り側の混雑(この上では両側)
 何とか無事に山頂に到着した。此処も人々で大混雑して居る。いろんな参拝所が在り、熱心にお祈りをして居る人も居た。若い人達は物見遊山と行った感じだった。頂上を一回りして、早々に下る事にした。最初はゆっくり景色を楽しみながら、笛でも吹こうかと思って居たが断念した。下りも登る時程は無かったが、かなりの混雑だった。参道入り口に降り立つと、1時間経って居た。

         頂上からの眺めはバツグン

         様々な祠が在りナッツ神を祀る

           参道手前からポッパ山
 車をさがして歩いて来た道を下って行った。流石にもう渋滞は無く成って居た。と言う事は車も上がって来て、何処か入り口周辺に駐車してるのではと思った。そこで途中で引き返し、路上駐車をして居る車を探して歩いた。しかし何処にも見当たらなかった。自力で帰る方法をみつけなければならないかとも思って居た。入り口付近に居ると、同行の人達が丁度降りて来た。ラッキーだった。彼らに車が何処に駐車してるか聞くと、ヤンゴンレストランだと言う。参道に来るカーブの手前に、食堂が軒を連ねて居たので、その何処かではと思ったが違って居た。その先と言うとポッパ山リゾートかと思ったがそれも違った。途中から登り降りの車でまた渋滞に成って居た。結局登り渋滞で動けなく成った下にあったレストランで、そこから歩きで往復する羽目に成った。 
 車とドライバーを見つけ一安心。レストランに入り、腹も空いていたがまずビールを注文した。かおりさんドイツ人、ロシア人と、一緒に乾杯しながら記念写真を撮り合った。

           乗り合わせ同士で乾杯
帰りはかおりさんはバンの方で帰れと迎えの運転手は言う。皆顔馴染みに成ったので、このまま一緒の車で良いと言ったが、聴き入れて呉れなかった。この理由が何故だか分からない。車に乗ったらかおりさんの手荷物が残って居た。やっぱりこちらの車で良かったのにと話しあった。こんなに大混雑のポッパ山のトレッキングに成るとは、予想外だった。それでも無事に帰る事が出来て、宿に4時に戻って来た。
コメント
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