小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

ナムハ(自然保護区)トレッキング6日目

2009-01-08 16:40:30 | トレッキング
6日目
民泊の家では奥さんが作ってくれた、筍スープや或椰子の髄のサラダとオコワのローカルフードをご馳走になりました。

             ホームステイの家

            出してくれた食事

       家の夫婦

 この日は村の裏側から山に入って行きました。この日から3日間ラオスの休日なので、途中町に行く村人に多く会いました。この日の行程は4時間位と言うので尾根上のそま小屋でのんびり休憩しました。

              村を抜けるルート

              自然保護区の看板

    霧の晴れ行く森の道

              峠の休憩小屋
山の中で時々声が聞こえるので、何かと思っていると村の子供たちが筍を掘りに山の中に入っているのでした。この日も尾根や谷を幾つか越えて、大きな川(ハ川)の畔のカム族のナランヌーク村に出ました。ここで家の下を借りて昼飯にしました。
後はこの川に沿って下り、この日のゲストハウスの在るランテン族のNAM KOE村に着きました。この村で一週間振りに川で体や頭を洗い洗濯もしてさっぱりしました。川沿いの村人達はハ川で豊富に取れる川海苔を作って食べていました。

            大きなハ川に出る

             川に沿って下る

        ナムコエ(ランテン続)村のゲストハウス


最終日
 今日はルアンナムターまで戻るだけです。街道(南北縦貫道路)に出るまで3時間の行程との事でした。朝ガイドが居ないので不信に思っていたら、在る村人の家から賑やかな声が聞こえていました。覗いて見ると新築祝いに集まった人達が宴会を開いていたのです。ガイドもすっかり出来上がっていて、今日のガイドが出来るかどうか心配でした。案の定途中で目が回り歩けなくなってしまいました。仕方なく途中まで同行したローカルガイドに街道まで雇って案内してもらいました。最後がとんだトレッキングでした。

      酔払ったガイド

        ナムコエ村の人にガイドして貰う

         縦貫道路が見えた
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ナムハ(自然保護区)トレッキング5日目

2009-01-07 23:02:51 | トレッキング
ガイドが朝食と昼飯を作っている間にアカ俗の村に行って見ました。


               アカ族の村
村人が大勢でコンクリートの柱を運んでいるのに出会いました。村の上の方に大きな建物(多分学校)を作る為です。大勢の人達が集まって作業中です。その傍らで、皆に出す炊き出しを行う鍋が掛けられていました。突然犬を一匹捕まえようとして、犬が逃げ暴れまわるのを取り押さえ、縛りつけました。犬は嫌がりもがいて、一旦は逃げ出しましたが、取り押さえられ、憐れ皆のご馳走となってしまいました(合掌)。

 この日は昨日下ってきた小川を遡り途中から別の沢に入って行きました。この沢を何度も何度も丸木橋を渡り、詰めて行きました。両岸が狭まり岸壁状になって滝に出ました。NAM LAIの滝とでも言うのでしょう。滝を高巻き沢の水がなくなるまで詰めて行きます。それから尾根の急登に取り付き、巨木の生える森や竹薮のジャングルを行きます。やっと尾根上に出て、仙小屋に着きました。

                  倒木の橋

                 沢を詰める


 ここで昼飯の心算だったのですが、反対からのトレッカー8名が既に休んでいました。仕方なく尾根上を少し行った道の上で、食事にしました。何時も昼食はガイドが森の中から、大きな葉を捜して来て、テーブルや皿にします。食事は朝ガイドが調理したのを手にぶら下げて運んできます。ご飯(主にオコワ)とローカルフードのオカズです。昼食後延々と尾根を歩き、下って沢に出てこれを越えて他の尾根を越えて行きました。すると立派な高速道路に出ました。中国からラオスを縦貫してタイにでるインドシナ縦貫道路です。この道路を30分程歩きカム族のChaleunsouk村に到着。この村のある家にホームステイしました。道路脇の売店(多分この村唯一の)で一休みして民泊の家に行きましたが、留守で1時間程待ちぼうけをさせられました。



              Chaleunsouk村
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ナムハ(自然保護区)トレッキング4日目

2009-01-06 23:17:49 | トレッキング
4日目
昨夜ゲストハウスに着く前に、ガイドの兄の家によりラオラーオ(ラオスの焼酎)をご馳走になり夕方になりすっかり遅くなってしまいました。村の前の大きな川に橋が流されて無く、薄暗がりの中を渡渉するはめになってしましました。

翌朝村の中を散歩すると、どの家も高床式の床下に機織気を置き、布を織っていました。食事中にゲストハウスの前の竹竿に掛け土産物としていました。後でゆっくり見ようとしたら、パッキングの後には全部かたずけてしまいました。我々が買う気が無いと思ったのでしょう。この辺がラオスの人達は誠にあっさりしていて商売気がありません。出発して昨夜の川を渡渉し田圃の畦道と通って街道に出ました。見ていると村の人も街道に出るために皆裸足になってこの川を渡っていました。

          橋が無く渡渉する
 街道沿いにかなり大きな村(Namgyaun)でちょっとした市場も在りました。ガイドは今晩と明日の朝飯の材料を仕入れ出発しました。村々の家々ではラオラーオ作りをしていました。

         ラオラーイ(焼酎)作り
渡渉した川に沿って遡り、一箇所渡渉し田圃の畦道を行き山の中に入って行きました。

         川沿いを進む。作りかけの家
この日は尾根と谷を二つ越え実働6時間の歩きでアカ族の村NAM LAI村のゲストハウスに4時半に到着。少々疲れました。ゲストハウスは村外れの川の畔あり静かです。村に泊まると、夜中から犬が何かに吠え出すと、彼方此方から加わり騒々しい。一方鶏が3時頃から時を告げ出し、これらが騒音といえば騒音?

            丸木橋

           Nam La 村(Aka)


          今日の宿(管理人とガイド)
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一週間のトレッキング

2009-01-04 23:45:50 | トレッキング
1月3日から9日
このルアンナムターはツーリスト向けのエコツーリズムが盛んです。幾つかのトレッキングを主催している会社が在って、何れもエコトレッキングと銘打っています。NHKで放映されたエコツアーの最初に放送されたのが、このラオスのトレッキングでした。その大半は1日から3日の短期間のトレッキングです。それでは物足りないので探していたら、7日間のが有りました。フル人数は6名位なのですが2名が申し込んでいました。私も早速申し込んで、これに参加することにしました。費用は結局申し込み人数割ることになるのでフル人数なら安いのですが3名だけだったので280ドルでした。
 ガイドが1名で初日は車で30分ほど町から北に出てDonexay村(カム族)からローカルガイドの先導で歩き始めました。


ルートは人や牛が歩く道で谷筋を詰め、森林の中を通り尾根を幾つも過ぎ山の中の一軒やのバンブーハウスに一泊。これがゲストハウスです。寝具は小屋に用意されていて、食事はローカルガイドの女性2名が翌日の昼食まで用意してくれました。

         丸木橋

       ローカルフードの昼食

      山道

      森の中の宿
 二日目も尾根や谷を幾つか越え元村があった所に一軒だけ残っているやはりバンブーハウスに宿泊。ここには下のNAM MA村からやって来て宿泊の用意をしてくれた青年が待っていました。この二日間ともまったく人家の無い山の中で、見事な温帯林の森の中を歩きました。人工の音はまったく無く聞こえるのは鳥や虫の鳴き声、木々の葉摺れの音のみでした。この山の中にポッツンとあるバンブーハウスはツーリストように下の村が所有して、収入を得ているのです。二日目に泊まった所は2年前まではアカ族の大きな村があったのですが、政府の方針で麓の方に移住したため廃村となっていました。

      遥かな山並み

       食事は木の葉の皿やテーブル

       尾根道を行く

       Nam Ma 村跡

  一軒だけ残っているのがゲストハウス

        ガイドが調理
この麓の新NAM MA村に下って行くと、山が大規模の伐採され焼畑が1年行われ、その後はこれも政府の方針でゴムの木が植林されていました。旧村に廃材となって転がってい太い柱を較べ、麓の村は家々も竹作りの粗末な家で、強制移住の感じがしました。この村までは自動車道路が着いていてこの車道を下り麓のタイ族のピアンラム村のゲストハウスに泊まりました。

          焼畑

      伐採されゴム園にする山

       新Nam Ma 村(Aka Poeple)

       Pianlam村(ThaiKau Poeple)
アルバム(ラオス/ナムハートレッキング)
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チェンライからのトレッキング

2008-12-25 23:51:17 | トレッキング
クリックするとPicasaアルバムが開きます。
アルバム/0812チェンライトレッキング


申し込んだトレッキングに他に5人の申し込みがあり、計5人の人数となりました。当日9時にピックアップの予定が40分も待たされて出発でした。まあこちらの時間はおおよその目安ですから驚きませんが。それでもオフィスや警察署に寄って町を出たのは結局10時に成ってしまいました。
30分程走ってメーコック川の船着場よりタイ特有の細長い船に乗って上流に向かいました。時々旅行者を乗せた同じ様な船とすれ違います。大きく蛇行した川を瀬や淵を通って、45分程船旅でカレン族の像使いの村Rammitに到着しました。

メコン河の船乗り場

        メコン河を遡る

         カレン族の像使いの村Rammit
ここから山のほうのヤオ族の村まで1時間半程象に乗って行きました。急な斜面や狭い小川を通り竹林の森の急斜面を上り下りしました。象の乗り心地然程良い物では有りません。丁度前足の上に乗っているので、足を運ぶ度に上下動します。急斜面の登りでは後ろに引っくり返る様になり、下りではもっと酷く、前にずり落ちそうになり、必死にベンチの手摺にしがみ付いていなくてはなりません。思わずシートベルトをくれーって叫びたくなります。

          像乗り場

         山道を行く

          谷間を行く

           竹林を行く
 象から降りてヤオ族の村の食堂で昼食にしました。タイ北部の少数民族の村々同様自動車道路が通っていて、このヤオ族の村も開けた感じでした。この村から歩き始めましたが、子供たちが沢山いて叫んでいました。寄って見ると保育園児の様で、丁度終わったところで、親たちが迎えに来るのを待っている所でした。平屋の建物を覗いて見ると、国語、算数、民族文化の教材が壁に並んで居ました。

          トレッキング開始

           幼稚園(?)に立ち寄る
 細い脇道に入り谷を渡って斜面を登って行くとアカ族の村に出ました。少数民族の多くがキリスト教になっており、丁度クリスマスで新年を祝う祭りの最中でした。村の広場で、子供たちを集めて運動会の様なゲームをしたり、独楽回しや竹馬など懐かしい遊びをしていました。大人達はご馳走を食べ酒を飲んで新年を祝っています。
 アカ族の村を過ぎて畑や田圃、竹林やチークの森を抜けブッシュの急斜面の山道に喘ぎながら2時間、尾根上に在るラフ俗の村に5時に到着。今日はここの村の先生の家に宿泊する。このラフ族の村には下のアカ族の村の様に電気は供給されておらず、諸外国の援助で太陽電池パネルを各家が備えていました。村にはやはり援助で出来た水道システムがあり、便利になっています。家々は竹を主材とした伝統的な高床式住宅で、屋根は萱に似た藁葺き屋根で、壁や床が竹材を使用しています。
床下にはどの家もイノシシの様な黒豚を飼っています。

          ラフ族の村
 翌日はラフ族の村より上のほうへ尾根を登り詰、Doi Baと言うピークに出て、ここからさらに別尾根を下り途中から急斜面を延々と下りHuai Mae Saiの滝にでました。生憎途中から本降りの雨となり、雨具なしの濡れながらのトレッキングとなりました。

           トレッキングの一行

           野越え山越えのルート
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最後の歩き(トレッキング3日目)

2008-01-19 23:24:52 | トレッキング
2008/01/19 
トレッキング最終日
前日の夜明け前の星空が素晴しかったので、今日は5時半に友人達も起こして眺めました。窪地のこのWang Ou Campでは見える空が少し少ないが流星も何個か見られ、満点の星空を心行くまで堪能する事が出来ました。山の端に上がって来る星を見ていると、高度が少しずつ変わって行くのが分かり、あー地球が動いていると実感します。
 空が少し白んで来る頃になると、森の中から鳥の鳴き交わす声や、鶏の時の声が暫し聞こえて来ます。金星を残し他の星々が消え去った日の出前の一時、東の空が茜色に輝き、オレンジ、黄色、白と変化し日の出を迎えます。地表は朝露でシットリとなり、田に植えられたトウモロコシや大豆の葉に、露が光っています。やがて日の光が射すと、霧となって消えて行きました。

          暁

          朝露
 夜が明けても誰も起きて来ません。寒いので残り火に薪をくべ身体を温めました。10匹近い犬達も焚火で暖を取っています。燃え残りの丸太を枕にしている犬は、木が燃え出しても起きようともしません。

    寒いよ~!(焚火の周りで暖をとる犬達)
8時過ぎにようやくガイドが起きて来て、お湯を沸かしてコーヒーとお茶の用意をしてくれました。我々だけ先に朝食を済ませても、他のバンガロー組は起きず、ガイドが起こして朝食を済ませ出発したのは11時だった。
 無舗装の車道を20分程歩き町に下る。下る途中、他の幾組かのトレッカー達の車と擦れ違った。逆コースで入る人達です。キャンプ地の犬達も一緒に付いて来る。何処まで来る積りかなーと思っていたら、途中で他の犬と睨合い吠え合いながら最後まで付いて来てしまった。ガイドが昼食を食堂で頼んでいる間一休み。犬達も食堂に来るのが分かって、それが目当てで来たのだった。キャンプの犬達だけでは、他の犬の縄張りを通る事になるので来られないから。
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象乗り

2008-01-19 23:16:40 | トレッキング
2008/01/19
筏下りの終点から車で象の乗り場まで移動。象に乗るには2m位の櫓のプラットフォームから乗り込みます。象の背に二人掛けのベンチが有りこれに座って行きます。象使いが頭の上に乗り掛声で象を動かします。初め溝状の凹地上って行きました。そのルートはすっかり象の足跡の丸い窪みの段々に成っていました。
 象の乗り心地は決して良い物では有りません。前足が動く度に肩が大きく動くため、ベンチもガクッ、ガクッと大きく揺れ大変です。坂道は上りでは、ひっくり返りそうに成ったり、下りでは前にズレ落ちそうに成ります。その上空腹な時は途中で食べ物を見つけると、そちらに向かってしまい象使いの言う事を中々聞きません。歩きながら糞はするは、小便はするはで一筋縄では行きません。途中の水飲み場では、ご褒美のバナナやサトウキビなどを手渡しで上げます。勿論このご褒美はお客が買って与える仕組みです。
 今アジア象は開発による森林の減少で厳しい状態に有ります。かって材木の運搬に従事していた象達も、機械化により職を失い、都会に出て物乞い同様にしたり、観光客相手に細々と生きている様です。
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竹筏で川下り(ラフティング)

2008-01-19 23:07:19 | トレッキング
2008/01/19
 トレッキング最終日のメインは竹筏の川下りと、象乗りです。休憩した食堂から車で筏乗り場へ。数年前に来た見覚えのある場所でした。4、4、3人とそれぞれの筏に分乗しました。筏は太い竹を並べて束ねた、幅1m、長さ10m位です。腰掛ける横木(実際は竹)があるだけで掴まる手摺も有りません。船頭が前で竹竿を操りながら下って行きます。乗客の一人は後ろで竹竿を持って舵取りをしなければなりません。私達の船頭はまだ中学生位の男の子で必死に成って筏を操っていました。
 流れが緩やかな川ですが瀬や淵もあり、ちょっとした段差の滝もあり結構楽しめます。竹の筏ですから、数人が乗ると表面まで沈み全身濡れ鼠の覚悟が必要です。従ってカメラ類は持って行けません。水着を用意した人は水着姿で、無かった人は濡れても構わぬ格好で。約1時間弱の川下りの途中、淵の所で一時停車。崖の上から飛び込みが出来、フランス人4人組が挑戦していました。
 ここで終点かと思い際、更にその先に行くかどうか聞いて来ました。その先は狭まり、段差の滝となってかなりの急流です。エーイ!どうせなら行ってしまい。Go! Go! と突入。瞬間今まで平らだった筏が前のめりに傾き、泡立つ滝の中へ。左右から水がザバーっと掛かり全身水浸し。ここまでは後ろで立って竿を指していたが、流石に此所は立っては居られなかった。この川下り一番の難所でした。
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トレッキング2日目

2008-01-18 23:23:35 | トレッキング
2008/01/18
朝食を済ませて一泊目のホイ・ヤオ村を出発したのは10時になってしまった。昨夜遅くまで騒いでいた人達が、起きるのが遅い所為でもある。此処でスウェーデンの女の子達とイギリス人女性は、1泊2日のトレッキングだったので、別れて山を下って行った。
 森の中の急な登りを30分程登り、尾根に出て平な道を歩く。途中で木を伐っている人達に出会った。村の幼稚園を作る為の木材を、取りに来たのだと言う。出発してから2時間、そのカレンの村パーモン村が見えて来た。此処でちょっと休憩する。家々の屋根は木の葉で葺いた素朴な物。その一角に幼稚園が在った。先ほどの人達は、この村からあんな遠くまで、行って居たのだった。幼稚園がまだ未完成なのか、或は増築する為の材料だったのだろう。村の遥か向うにはタイで最高峰のドイ・インタノンが見え眺望の良い所だった。

         材木の切り出し

      パーモン村(屋根は木の葉葺き)
 再び歩き始め、急な下りを40分程下る。下るに従って滝の音が大きく成って来た。滝と言っても初日の滝の様に落差の有る物では無く、何段もの滝が連なっていてるのだった。この幾つも続く滝には名前は着いて居ないと言う。そんな滝の一つの所で昼食にする。昼御飯は、出がけにガイドが料理して作った弁当で、大きな木の葉で包んだ物。各人に渡されて持って来たのだが、何かと開けて見るとチャーハンだった。これを作っていた所為で、朝の出発が更に遅く成ったのだが。この木の葉の弁当は、プラスチックのランチボックスよりも風情が有り、捨てても自然に帰るだけで好評だった。この場所でも泳がせるつもりだったらしいが、流れも速く誰も泳がなかった。

        無名の滝

        トトロの弁当

       中身はパッ・タイ(焼きビーフン)
 川沿いの細い崖道を下り淵に成っている所で1時間程休憩。他のトレッカー達も既に休んでいた。この場所は流れも緩やかに成り、我々以外の人達は泳いだり、向かいの崖から飛び込んだりして、楽しんでいた。

      崖から飛び込むガイド

      飛び込んだ瞬間
休憩後再び川沿いを付かず離れず下り、川岸に小屋掛けをしている休憩所に出る。ガイドは用が有ると言って出かけ、ここで1時間半程待たされた。泳いだ人達は皆縁台に、トドの様に横に成って居た。この休憩所はトレッカー目当てに、カレンの人が開いている所で、飲み物や菓子、ちょっとしたお土産物などを売っている。客が来ない間は糸を紡ぎ、居座り機で土産物の布を織っている。

        休憩所
 ようやくガイドが迎いに来て、田圃の中を進む。水牛の子供が一匹だけいて変だなーと思って暫く行くと、水牛の群が居た。それを避けて行くと、横から大きな水牛が現れ、先頭を行くガイドが慌てて逃げた。さっきの子供の水牛の母親で子供を捜しているのだった。

        水牛の群れ
 今まで下って来た川を、竹の丸木橋で渡る。手摺の竹が一本、片側に有るだけのスリル満点の橋。川から離れて森の中を行くと、メイ・ワンの滝と言う大きな標識があり、階段をかなり下ると大きな2段の滝に出た。今日下って来た川はメイ・ワン川でその最大の滝がここなのである。

        竹の丸太橋

        二段のメイ・ワンの滝
 滝から崖を登って、田に引く用水路の畦道を暫く行くと、一面の田圃が開け、その向うにバンガローが立ち並んでいるのが見えて来た。今日の宿ワン・オウ・キャンプに到着。緑の草原にバンガローが建ち、その脇には長屋の様に竹の小屋が並びお土産品を売っている。このバンガローは別料金で他のメンバーはそれぞれこのバンガローに泊まった。これで今夜は一緒にならずに済んで、我々はバンブーハウスにゆったりと泊まる事が出来た。

           水路

        ワン・オウ・キャンプ

      トレッカーを待っているお土産屋
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夜明け前の星空観望

2008-01-18 22:30:10 | トレッキング
2008/01/18
朝5時半に目が覚め、外に出て見ると満天の星空です。再び寝るのはもったいなくて、夜明けまで外で過ごしました。山間部に電気が通っているとは言え、夜電気を点けている家などは何処も無く、星を見るのには絶好の条件です。頭の上には獅子座、南天には蠍座、すでに春や夏の星座になっています。暗い夜空でないと見る事が出来ない蟹座のプレセペも見る事が出来ました。夜明け前の東の空には、人口の光かと思う程明るい金星が輝いています。その後から見る機会少ない水星も上がって来ました。
 暗い星が徐々に消えて行き、空が白んできます。あちこちから鶏や鳥の鳴き声が聞こえて来る頃に成ると、気温が最も下がり朝露が降りて、木々の葉からしずくの落ちる音がして来ました。下の谷間ではこれが霧となり立ち昇り朝日が当たるとともに消えて行きました。

        夜明け前

        朝霧
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