小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

リンゴ収穫は雪便りと伴に

2006-11-14 12:12:22 | Weblog
雨が降る毎に寒くなりました。それでも今年は冬の気配が遅く、11月初めがここ十二湖付近の紅葉の見頃でした。八甲田や岩木山の初冠雪も20日以上も遅かったです。それで弘前の鹿内さんの実家のリンゴ園も実が美味しくなるのを待っている様子で、10日頃までリンゴもぎはまだ始めていないとの事でした。戻る前に一度は行きたいと思っていましたので、11日に出かけてみました。此の日はあいにく低気圧や前線の通過で冷たい雨降りでした。リンゴ畑に行って見ると丁度今日から収穫を始めた所でした。
 枝が折れんばかりに実ったリンゴは雨が降るとリンゴの柄の凹みに水が溜り、もぎ取る度に手首から腕に入って来ます。下の方の枝はまだ取り易いのですが、背丈より上は脚立を上り下りしての作業ですから結構大変です。しかも雨で濡れていると滑り易く注意が必要です。木の上の方は脚立のてっぺんに立って取る事になります。余す事無く全部もぎ取りますので、やっと手の届く所でも、背伸びしたり腕を一杯に伸ばして取ろうとします。しかし姿勢が不安定になってポトリと落としてしまう事も有ります。脚立の位置を直せば良いのですが、なるべく上り下りは少なくしたいのでついつい無理をします。リンゴもぎは左腕にカゴを持って、右手だけでもぎ取らなくてはなりません。しかしここのリンゴは実が大きく掌に余る程です。あっと思った瞬間にツルリと滑って地面にドスン。柔らか地面でも実は打撲になり売り物にはならず加工用のクズになってしまいます。午後いっぱい手伝いましたら、雨具も雨が通りウェアも濡れ、右袖は絞る程でした。
 翌日は低気圧が通過した後で一気に気温が下がり、焚火に暖まりながらの作業となりました。素手で収穫していると、手がカジカンで来て痛くなります。でも手袋をすると作業がやりにくく、落とす事が多くなります。指の痛みを我慢して続けるとやがて指先が熱くなって来て作業に支障が無くなりました。そうこの感覚は、子供のときに雪遊びをした時のあの感覚です。作業をしていると突然白い物が降って来ました。霙が霰になってきたのです。この日は気温が4~5度の中の作業となり、作業中は寒さを感じませんが休憩時になると、さすがに寒さが身に沁みました。仕事を終わって弘前から帰る時は吹雪となっていました。いよいよこれから冬の季節になるんですね。リンゴの収穫も始まったばかり、雪の便りとともに本格化します。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キノコ採り

2006-11-08 23:17:09 | Weblog
今年も何度となくキノコ採りに行きました。その度にまあまあの量のキノコは採れました。しかし最初に幸運の舞茸を見つけてしまったせいか、その後あまり良い収穫は得られませんでした。ナラ茸やナメコも期待したほどの成果では有りませんでした。昨年沢山採った所へ行っても、先に採られた後だったり、行った時が遅くて腐っていたりとか、木が腐ってダメになっていたりで、中々大収穫とは行きません。
 11月に入ってから、ようやくエノキ茸が出て来て、良い物が採れる様になりました。エノキ茸、皆さんお馴染みですよね。これから寒い時期、鍋物に欠かせないでしょう。でも実際のエノキ茸はあれを想像しちゃダメですヨ。売っているエノキ茸はエノキ茸のもやし。本物は傘も大きくなるし、味も抜群。ぬめり気も有って旨さはナメコ以上の優れ物なのです。
 今日暫く行って無かった笹内川の川原へ行ってみました。有りました。有りました。あっちこっちにびっしり出ているじゃないですか。ほらここにも、あすこにもと採るのが大変なほど、うれしい悲鳴。
 イヤー!久しぶりの大収穫でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワイン搾りの妙案は?

2006-11-04 22:36:16 | Weblog
以前33Kgの山ブドウを採って来て実をむしってポリタンクに入れて置きました。これを20日程発酵させました。このままですと種や皮がありますので液だけを絞り出す作業をしました。昨年まで手絞りでやっていたのですが、結構これが大変。何か良い方法は無いかと考えていました。脱水機の要領で搾ったらどうかと思っていて、具合の良い物は無いかと探していました。そしたら野菜の水切り器と言うのを見つけました。遠心力を使って水を切る物です。さっそくこれでやってみました。確かにある程度の液は取れるのですが、搾ればまだまだ液が出ます。この野菜水切り器は手回しなのでもっと高速回転が必要なのが分かりました。次なる手は椿油の搾り方式か、醤油の搾り方式の様に重しを載せて搾る方式を考えようと思いました。結局手作業で搾って4時間、24リットルのワインを搾りました。来年の出来をお楽しみに!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする