小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

地元の村祭に行く

2015-12-23 23:39:49 | ミャンマー
2015/12/23(水)
 4時起きしてグログを更新出来た。アイシャーさんは朝日を見に出かけると言うので、5時に出て行った。8時半からアイシャーさんが友達になった、現地の人に村を案内して貰う事になっていた。さらに他のHGに泊まって居る、明理さんとオランダの青年も一緒に行くと言うので、私も参加させて貰った。その人達と日の出を見に行ったのだが、彼女は7時半に成っても戻らなかったので、先にGHの朝食を食べた。奥の方に食堂が在り、トーストとパンだけで無くご飯も有ったので良かった。アイシャーも戻り案内人のカウチさんが来て村に案内して貰った。女性二人は電動バイクで、男性陣は自転車で行った。初めアイシャーさんが、自転車で大丈夫?と心配顔で聞くので、後を追い掛けるから問題無いと答えて置いた。途中私の自転車のチェーンが緩んで居て、スピードを出し過ぎたので外れて仕舞った。カバーが有り直ぐに掛け直す事が出来無い。ここで断念かと思って居ると、カウチさんが戻って来てバイクに積んで有る工具を出して呉れたので治った。

         自転車で飛ばし過ぎでチェーンが外れる
 しばらく行くと右手に見覚えのある金箔の仏塔が見えて来た。よく見ると昨日来たアーナンダ寺院だった。間も無く左手に夕日見物で有名な、シュエ・サンド寺院も見えて来た。それで何処に居るか分かった。それなら今日は大回りをした訳で、オールドパガンを目指し、真っ直ぐ来れば良かったのだった。
 ニューパガン方面の道に出て、少し行った所のミィンカバー村に到着。今日此処で僧に成る為の托髪式が有るのだと、カウチさんが言う。村の中に入って行くと、人の家の庭の様な所を横切って行く。石橋が有りその先に漆器工房の店が在った。更に村落の路地を行くと、所々で大勢の人が何かを待っている。先の方から大音響の楽隊を乗せた山車のような物がやって来た。キーボードや太鼓を演奏している楽隊だった。その後から、煌びやかに着飾った女性の列が続いた。きっと何かのお祭りで、そのパレードのようだった。馬に乗った若者が来ると、今度は象に乗った稚児さんの様な子が現れた。その後から馬に乗った稚児達が続々と続いた。最後は二頭立ての牛車が四五台と続く長い長い行列だった。これが何のお祭りなのか、クウチさんからは説明が無かった。しかし絶好のシャターチャンスなので、皆んな写真を撮るのに夢中だった。先ほど道端に大勢並んで居たのは、この行列を待って居たのだった。

             先頭の楽隊



           着飾った女性達の行列

            像も現れた

           チャグチャク子馬の様な行列

            最後は二頭立の牛車
行列が行って仕舞ったので、カウチさんがこちらに行こうと、ニューパガンへ行く大通りに連れて行った。橋の欄干に腰掛けて行列を待つのだと言う。先ほどの行列は大通りに出て来る様なのだ。待っていると先の方で楽隊の音楽が聞こえ、行列が出てきた。しかし大通りは来ずに、横切って居る。こちらに来ないのか?と思って居ると、一緒に待って居た子供達が村を回って又出て来ると教えて呉れた。行列がやって来ると、車も増え観光客もやって来るはで渋滞気味に成った。車や人が邪魔で写真的にはこの場所はあまり良く無かった。

             大通りでパレードを見物
 行列見物の後、近くのヒンズー寺院ぽいパゴダと金箔の仏塔の寺院を案内してもらった。この寺院は壁画が沢山有ったが、剥奪されたり色褪せて居たりした。入り口にはヒンズーの女神カリーの壁画が残って居た。それから道路から少し入ったパゴダに案内して行った。ここでカウチさんが絵を売り歩いて居る人だったが判明。お土産にどうですかと最後には言うのだった。
 良い所を案内して貰ったので、感謝の気持ちは重々なれど旅の途中で余り荷物を増やしたく無かった。アイシャーさんが申し訳程度に一枚買って上げて居た。

           ナガーヨン寺院

          カウチさんは絵売りだった

         この村には漆器工房が沢山在った
 お昼を食べに行こうと言うので、アーナンダ寺院の先の食堂通りへ案内する。シュエーサンド目指して地元の人が行く細道を行ったので、カウチさんは我々を見失った。昨日の食堂でビールとチャーハンを皆んなで食べた。喉が渇いていたのでビールの美味さが喉に滲みた。

          ローカル食堂で昼食(メニューは無い)
食後私と明理さんは再度村に行き、托髪式を見に行く事にしてアイシャーさん達と別れた。
 村に戻り人々に式は何処と聞きながら、探して行った。最初は髪を切る仕草でその会場が分かると思ったが床屋に案内されて仕舞った。合掌する仕草を加えて、漸く意味が通じた。煌びやかに飾った式場らしい所にたどり着いた。あの行列の楽隊や、稚児の様な子達も居た。托髪式は?と尋ねるともう終わったと言う。エーエッ!折角たどり着いたのに。でもまだ何か始まりそうで、待ってる人達が居る。明理さんと暫く様子を見る事にした。暫くしてからバリヒンズーの神主さんの様な格好の人が、マイクで延々と音楽に合わせて説教をして居た。その間に稚児の様な子達が、金箔の仏様や、親や、おばあさん達に拝礼をして居た。その内に小さい子が托鉢して場内を一周、見物人がお金を喜捨して居た。私も少しお布施をした。

           村の中を会場を探す

            剃髪式会場

          式は終わったが何か始まりそう

            盛装した子供達が集まる

           神主?が長々と説教

          集まった人達にお布施を乞う

           最後に聖水を注いで終了
 4時近くになり、昨日に続き皆んなで夕日を見シュエ・サンド寺院に行った。大勢の人達がやって来て、最上テラスは満員だった。日没まで笛を吹きながら、日が落ちるのを待った。途中で或る人から、静かな時を過ごしたいと言われたので止めた。5時半山の端に日が沈んで行った。帰ってから皆んなで待合せして夕食を食べに行った。明理さんがお勧めの、ポーンチェリーG.H. 隣のサダサイ食堂で、楽しい夕食を食べた。

            5時半日没

           皆んなで夕食
コメント
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