陸の孤島

大地震後、燃料不足や停電の影響で、川越線の川越ー高麗川間が動かなく成ってしまいました。やっと数日前から朝夕数本動いているらしいのですが、日中は運休状態です。１８日に長野に行く予定が有り、高速道路関越のバスを利用しようとしました。しかしそこまでの足の便が有りません。バス路線も川越に出る路線が有りません。やむを得ず自宅から高速バス停まで、２時間程歩いて行きました。同様に帰りも歩るく事に成りました。川越ー大宮間は本数は少ないながら動いているのですが、私の住んでる高麗川までは動かないのでこの沿線の人達は陸の孤島状態でした。一昨日も新宿に用が有り出かけようとしましたが、JRはダメなので西武線で行く事にしました。しかし西武線を利用する為には、飯能まで行かなければなりません。普通は私の居る所からイーグルバスが１時間に一本位で飯能行きが有ります。しかし燃料不足の所為で、朝夕数本のみの運行となっていて、日中は全く有りません。この時も仕方無く飯能まで、行き帰り１時間半テクテクと歩いて来ました。
　首都圏に出る直通の路線は地震直後から本数は少ないながら動いていましたが、枝葉の路線は動かなく成ってしまい、車を持っていない人は全くの孤立状態に成っています。

大地震

3/15
地震が起きた時は駅の近くまで買い物に出た帰りだった。県道脇を歩いていて、体がフラフラしたので一瞬目眩を起こしたのかと思った。廻りを見ると電柱や出て来たスーパーが激しく揺れているので、地震と判った。帰り道の途中でラジオを聞いていた人が居たので、震源地を尋ねると東北太平洋側だという。其の段階ではそれ程の大地震とは思っていなかった。家に戻りテレビを見ると津波の映像が次々に飛び込んで来て物凄い地震だった事を目の当たりにした。知り合いの芳賀さんの登米も震度６＋と出ていたので、可成りの被害があるようで安否が気がかりです。
　１１日、１２日は終日余震が続き地震が絶え間なかった。被害状況も日に日に大きく成り、地震の規模の大きさが今更ながら実感します。ニュースで実家の栃木でも、同じ町内の芳賀町や近くの町烏山で死者が出ました。実家の兄の所も心配に成り、連絡を取ろうとしましたが、電話が中々通じません。ようやく１３日になって無事を確認できました。話を聞くと、屋根瓦が落ちたり二階の部屋が家具や調度品が倒れ、メチャクチャになったそうです。さらに丹誠込めて栽培していた温室のランに可成りの被害が出たとの事。村落の中は土蔵や家屋が崩壊したり、ブロック塀は軒並み倒れたそうです。今度の地震は震源が茨城沖まで伸びたので、実家の方も可成りの揺れで、家が倒壊するかと思った程だと言っていました。地震直後は電気も止まりご飯も炊けず、満足な食事も出来なかったと言っていました。その後二日程は後片付けに追われ大変だったとの事。そこで後片付けの手伝いに行こうとしましたが、停電で電車が動かず助けに行く事が出来ません。