小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

帰国

2012-11-21 23:15:59 | オーストラリア
11/21(水)
 ケアンズから13:20発のジェットスターJQ25便で帰国の途に着いた。YHAから空港まで11時のシャトルバスを待ったが30分程遅れて来た。市内のあちこちのホテルを廻って行くので、車なら10分位で行く空港まで1時間近くかかった。JQ25便は予定通り出発。ケアンズから北に向かって飛び、グレートバリアの珊瑚礁帯を抜け、パブアニューギニアのポートモレスビー上空を通過。ニューギニアを縦断して赤道を飛び越え太平用を北上。グァム島上空を通過する頃夕暮れを迎えた。房総半島に沿って飛び、銚子市上空から成田空港に向って降下。予定より少し早く午後8時前に成田空港に無事着陸。外の気温は5度で真夏から一気に冬に激変した感じでした。

        ケアンズ国際空港

         ケアンズ市


     グレートバリアリーフ珊瑚礁帯


       パプアニューギニア

    かって登ったパプアの最高峰ウィルヘルム山?

         グァム島

         銚子市夜景
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テーブルランドへドライブ

2012-11-19 23:52:42 | オーストラリア
11/20(月)朝夕スコール、日中快晴
 今日はケアンズの西に有るテーブルランドと言う地方の都市アサートンまでぐるっと一周する事にした。テーブルランドは巡る道は大きく南北二つに別れている。今日は南のウールヌーラン国立公園を一周する。昨年来た時はツアーで、公園の南側のマムー熱帯雨林保護区へ来た。そこまでは同じ道を行く。

    ウールヌーラン国立公園付近ロードマップ
 朝7時にYHAを出発、ケアンズ市街地までは60Kmで走行。出る時は雲が有ったが、徐々に晴れて来た。前方に三角形のピラミッド山が見えている。次の町Gordonvaleの標識は従って車を走らせる。結構車が多くて前の車に付いて行った。ピラミッド山の麓のGordonvaleに着くと、AthertonとInisfailに別れる。南のInisfailの方のブルースハイウェイに進む。途中の町Babinda一帯はサトウキビの畑が続く。この町には長い歴史の有る製糖工場があるのだが、安い外国産の砂糖に押されて操業停止に昨年なった。その関連で成り立っていたバビンダはやがてゴーストタウンになると昨年聞いた。
 イニスフェイルに着く手前で、目的地のMIllaa Millaaの標識が出て来た。そちらに右折してパルマーストン・ハイウェイに入る。イニスフェイルで約80Kmで約一時間なのでそこで休憩する積りだった。しかしイニスフェイルには寄らなかったので、その先の路肩に車を停めて休憩した。廻りは長閑な田園風景が広がり、北の方にクイーズランド州最高峰のバートルフレレ山(1622m)が見えている。


      路肩で休憩遥かにバートルフレレ山(1622m)

 ここからは緩やかな丘陵地帯になり、放牧地やお茶の畑が広がる。そして昨年訪れたマムー熱帯雨林空中遊歩道の所を過ぎてやがて森林地帯の道になり、Crawford展望台の標識があった。駐車スペースもあるので暫く車を停めた。僅かに木々の切れ間から、下のジョンストン川が見下ろせた。さらに下る小道が在り、北クローフォード展望台まで1.7Kmの標識が在った。ここでちょっと勘違いして1Km位なら15分程と思ってしまった。そこでその展望台まで行って見る事にしたが、下るは下るは30分近く掛かってようやく辿り着いた。確かに眺望が開け、大きく湾曲して流れるジョンストン川と向の山を覆う熱帯雨林を眺める事が出来る絶景の場所だった。確かに長い道を下る価値はあった。


     クローフォード展望台

      長い下り

     途中ナラタケの様なキノコ

      何種類かの木の実を見つける

      やっと辿り着いた展望台


      そこからの眺め

 森林地帯を抜け緩やかに下る丘陵地帯を行くと、ミラミラ(Millaa Millaa)滝の標識が在った。右折して一車線の道路に入ると滝の入口300mとの標識が在り、そこが入口かと思ったが柵が在って閉まっていた。ちょっと行き過ぎたのでUターンしたが、やはりここではなくその先だった。森の中の道を下ると駐車場に出て、目の前がミラミラ滝だった。この滝は柱状花崗岩の崖に落ちる滝で、水量が少なくまるでシャワーの様で、滝壺が浅い池の様に成っていた。観光客が一人滝に打たれていた。もっと豪快な滝を連想していたのでちょっと拍子抜けがした。


      ミラミラ滝

 パルマーストン・ハイウェイからこのミラミラ滝と他の二つの滝を巡る一周道路ツァラサ クリーク(therasa creek Rd.)に成っているので、先に進んだ。田舎の一本道で牧草地帯のアップダウンとカーブの連続だった。走る車等無くノンビリこの時は廻りの景色も見ながら走った。暫く行くと次の滝ジリエ(Zilie Fall)滝に入口に着いた。しかしその先で道路工事をしていて道路閉鎖の看板が出ていた。取り敢えず滝を見に行く。こちらの滝は上から見下ろす様になっていた。水量も多くてミラミラよりも豪快で見応えが有った。

     長閑な牧草地帯

    ジリエ(Zilie Fall)滝入口道路閉鎖の看板

    ジリエ(Zilie Fall)滝
道路閉鎖なので仕方無く戻ろうとしていると、前方から車がやって来た。工事車両は稼働中なのだが、通れそうなので行って見た。別段作業員も止めなかったのでそのまま進み無事抜ける事が出来た。次の滝エリンジャー(ElinjaaFall)滝は入口に森の中の開けた休憩所が在り、そこから下に下り滝壺に出る。小さい二股の滝で水量も少なめだった。

          滝入口広場

       エリンジャー(ElinjaaFall)滝

     広場で休憩していると出て来たツカツクリ

    パルマーストン・ハイウェイに出るまで放牧地

 元のパルマーストン・ハイウェイに出て、アサートンの標識に従って車を走らせた。途中何カ所かの見所の標識が有ったが通過して、ケネディハイウェイを北上アサートンに着いた。ガソリンも半分になったのでアサートンで給油しようと思っていた。市街に入るとガソリンスタンドが見当たらない。市街に入る前に一軒有ったのだが、通過して来てしまった。そこまで戻り満タンにした。アサートンはテーブルランド観光の基地としてここに滞在して周辺を見て廻るのに都合が良い。しかし通りすがりの人にはこれと言った見る場所も無い。帰りの山越えのギリスハイウェイが気になり、少し休んだだけで帰途に就いた。
 アサートンからユンガブラ(Yungaburra)を経て、有名なカーテンフィギスツリー(絞め殺しの木)の看板が有ったが、100キロ位で走っていたので通過してしまった。森林帯に入り火山湖のバリン湖に立ち寄った。静かな森の中の湖で静寂に溢れていた。観光クルーズも有る様だった。

         静寂なバリン湖

 その先からいよいよ山下り道と成る。観光地図を見ても、カーブの連続で可成り大変そうだ。実際下り始めると急カーブの連続で少しも気を抜けない。ブレーキを断続的に掛けカーブを40から60キロで下る。対向車や崖の補修工事などもあり、緊張の連続だった。途中から前のトラック(多分地元)がブレーキを掛けないでカーブを曲がって行く。
あッそーか、エンジンブレーキか。マニャアル車なら当然だが、オートマなので気付くのが遅かった。こちらもセカンドにしてブレーキを踏まずに40キロで下った。30キロくらいの下りで40-50分かかって下り切った。道は朝通過したゴードンバレに着きこれでウールヌーラン国立公園を一周した。
  そこからはケアンズに向って一本道だった。しかし市内に入りどのみちに入れば良いか迷った。前が空いているレーンの方に入ったら、左折レーンだったりしてしまった。それでも見覚えのある建物が分り、通りも分ったので無事に市内にはいれた。朝7時に出発して午後3時前にケアンズに戻った。約230キロのドライブだった。初めての長距離ドライブで100キロ近い走行で、緊張して疲れた。
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モンマス渓谷へドライブ

2012-11-19 23:28:15 | オーストラリア
11/18(日)曇り後快晴
昨日レンタル会社で車を2日程借りた。今日の9時からと言う事にしたので、オフィスに行って受け取った。

        カーレンタル会社
どちらに行こうか迷ったが、北のポートダグラス方面が一本道なのでそこに行く事にした。ケアンズからキャプテンクックハイウェイを北上する。飛行場を過ぎ、ローターリー式の交差点で直ぐの出口に入ってしまった。もう少しロータリーを廻って出るべきだった。道が西向きに成っているので気が付いたが既に遅し。止む無く次のロータリー迄行って戻る事にした。こんな失敗を二度程してしまった。

    ケアンズーポートダグラスのロードマップ
 1時間ドライブした所にREX展望台と言う眺めの良い所で休憩した。


          眺めの良いREX展望台
ここから道が対面交通で一車線しかなく、海岸縁でカーブが連続して緊張させられた。ポートダクラス分岐からズット車も少なく成り、直線部分が多く成り道も広く成って来たので、100~120キロで走る事が出来た。ポートダグラスには寄らずに、そのまま北上してモスマンに到着。モスマン渓谷の案内板があったので、そちらに入った。暫く田舎道をゆくと、熱帯雨林の山が迫って来た。ゲートが有り閉まって居たその脇がMossman Gorge Centerと言う所だった。ゲートの先にはアボリジニの村が有り、観光客の車はセンターに駐車し入れない様になっていた。モスマン渓谷の入口まではセンターからシャトルバスで行く。

         モスマン渓谷センター


           遊歩道入口
10分程で入口に着き、鬱蒼とした熱帯雨林の中の遊歩道を歩き始めた。少しの間金属製の高架歩道に成っている。やがてモスマン川の岸辺に出た。大勢の人達が渓流で泳いだり、水遊びをしてたのしんでいた。高架遊歩道はもう少し続き、やがて熱帯雨林の中の地面を歩く道に成った。樹高の高い木々で覆われて、すこし薄暗い感じのジャングルを一周する1時間弱のコースがあった。森閑としたジャングルの中は、熱帯の野鳥の声が響き渡る。巨大な締め殺しの木が所々にあった。熱帯の樹木は多種多様な木々が混じり合っていて、独自の戦略で生き残ろうとしている。幹から直接沢山の実を付けている木も在った。

          高架遊歩道


       渓谷で水遊びをする人達


         モスマン渓谷

          周回コース

         ジャングルの遊歩道


         締め殺しの木

         岩屋

          板根

         幹に成った実
 モスマンから先に更に良いディインツリーと言う所があるのだが、この先は道路が良く無い様なので戻る事にした。引き返してポートダグラスに寄ってみた。町までは一本道なので迷う事は無いのだが、町の中に入ると自分の位置が分らなく成る。適当な所に駐車して、少し歩いてみた。目の前が公園広場に成っていてテントの店が建ち並び、日曜なので市が立っていた。何か食べるものが無いかと探したが、殆どが民芸品や土産物で農産物の店しか無かった。バナナを買って原の足しにした。


       日曜市

      この先が海
 帰りは来た道を一直線に戻り、3時過ぎにケアンズに戻った。
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日蝕はバッチシ

2012-11-14 23:48:42 | 日蝕観望
10/14(水)晴
 10日にウルルからアリススプリング経由でケアンズに入る。経由地で6時間近く乗り継ぎ便の待ち合わせがあった。ケアンズには夜の8時に到着。予約していたYHA(Youth Hostel Australia)にチェックインしたのは9時過ぎに成って終った。
11日は朝から晴れていたので、機材のテストを兼ねて日蝕の時刻に海岸辺りの遊歩道にいった。しかし午後から俄雨の天気と成った。12日は朝から雨模様の天気で、曇りがちの天気だった。観測地のフィッツ・ロイ島でビバークをする積りだったので、雨を考えるとテントが必要と思った。この前来た時キャンピング専門店を見つけておいたので、そこに買い出しに出かけた。その他フェリーの切符や、食料、水など買い出しを行った。
 13日に島へ渡る時も、スコール性の雨が断続的に降り続いた。

       フィッツロイ島行きのクルーズ船Sunlover

         島へ向う途中も雨だった。
島に到着して灯台まで歩き出した頃には、雨は上がった様だった。昨年下見で決めて置いた灯台に行って見ると、既に先客が居た。パナソニックがエコライブ中継をすると言う記事がインターネットに出ていた。なんとここからライブ中継だったのだ。機材がすでに設置して有りスタッフが4・5人準備をしていた。てっきりパナソニックなので日本人スタッフで行うかと思いきや、現地スタッフだった。彼らもここで夜明かしをして、明朝の観測に備える。

           島の灯台現在動いていない

           パナソニックのライブ中継チーム
 日が暮れるまでに色んな人がやって来た。午前中は日蝕ツアーで来て、この島に観光で来た男性に会った。彼はこの前のタヒチ日蝕の時に同じ所に居たらしい。団体ツアーはこの場所でなくて内陸の方だとの事だった。ここのが条件が良さそうだと、残念がっていた。午後は関西から個人で来たスカイウォッチャーのベテラン中村さんとお会いした。星空や日蝕を撮りに世界中を巡っている天文マニアの方だった。今回は2年前にグリーン島に行った時に予約をしたかったが、出来ず後でしたら既に満員になっていて、止む無くこちらのフィッツ・ロイのリゾートを予約したとの方だった。明朝再開を約束して別れた。
 この観測場所は島の東端、崖の上に建って居るので海風が強い。

           頂上より灯台を見下ろす
風陰にテントを張り一夜を明かした。日が暮れると満天の星空だった。テントが内張りはメッシュになっているので、テンとの中から寝ながらにして星空を堪能できた。一時通り雨がパラパラ来た。星も出ているので大降りに成る事は無いと、そのまま寝ていた。その後千切れ雲が通る事は会ったが、雨は降らなかった。星座の確定が難しい程に、星が見える。夕方はペガサスを確定出来て他の北天に低い、わし座、白鳥座(片側の羽は地平線の下)、カシオペアの一部等等。真夜中に成るとペガサス座は真上の登り、逆さのオリオンが東から登って来る。明け方にはこのオリオンが真上に来て冬の大三角形が頭上に来る。南天の星座は、不明だが大犬座のシリウスから南に目を下げると、明るいカノープスが分る。更に少し右の方に目を移すと大小マゼラン星雲の薄雲のような輝きが見える。
 夜中からも時々下から人が上がって来た。4時頃には中村さんも来ると言っていたので、2時頃から機材をセットして場所を確保した。ライブ中継の人達も機材のチェックをしながら、仮眠を取って居た。夜が白んで来る前に中村さんがやって来て、機材をセットした。その間も人が次々にやってきた。東の空に金星が登りその方向から日の出が有ると思い、ビデオの方向をセットし直した。実はその地点よりも少し右側が明るく成り、5時34分雲の間から日の出が確認出来た。未だ第一接触は始まっていなかった。


          日の出真近
 5時40分頃から欠け始めたが間もなく、小さな雲の塊に入ってしまった。5分程でこの雲からは出て来たが次の雲の塊に5時55から15分程入ってしまった。この雲の塊がこちらに移動して太陽の動きと重なり皆既まで続くのではと心配した。しかし雲の流れの方が早く過ぎ去り、皆既までは雲の無い状態だった。

           日の出直後雲に隠れる

       この雲に15分位入ってヤキモキした。

          皆既日蝕に成るのを待つ人達
 6時36分細く成った太陽が一点になりダイヤモンリングの状態と成る。この灯台に集まった数百人(?)の人達から、どよめきと歓声が上がった。太陽の廻りに青白いコロナが現れた。今回は太陽の極大期の特徴の全方向にコロナが広がっていた。二分後再びダイヤモンドリングが現れ皆既日蝕が終わった。皆見れた事の喜びで、放心状態だった。誰からとも無く拍手が湧き上がり広がって行った。

         ダイヤモンドリング

            皆既日蝕

          第三接触(皆既の終)

        観測成功で喜び合う中村氏達


           復元までコマ撮り
 皆既が済むと暫くは余韻に浸る人達も、三々五々に帰り始めた。私は完全復元までコマ撮りをしてから撤収準備をした。ライブ中継のスタッフも同じくらいまで残って、後片付けをしていた。

今回場所の選択は的中した。ケアンズ市内は雲が多くて一瞬だけ見えた様だ。この時期東風が吹きケアンズの東の半島に当ると、雲が発生する。そこで半島の東のフィッツロイ島にしたのだが、その狙いは間違っていなかった。
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一日休養

2012-11-09 23:44:02 | オーストラリア
11/9(金)快晴、風が強い
 今朝は同室の日本人が再度ウルル登山を目指して、一番発のツアーで出かけて行った。部屋も静かに成ったので、7時近くまで寝ていた。朝食を済ませて昼過ぎまで今までのブログを書き文章だけアップロードした。冷房の効いたインターネットの部屋でやっていたので、寒く成った。部屋に戻ると同室の彼が戻って来ていた。登山はと聞くと、強風のため閉鎖だったと残念そうだった。午後宿のOutback Pioneerの中を笛を吹ける様な木陰を求めて散策した。しかし適当な場所が無い。日射しが強く暑くて、葉の濃く茂った木の下を探したのだが、そんな場所は無かった。ふとショピングセンターの入口に緑の芝生と木陰が有り、人々が寝転がっていたりしたのを、思い出した。暑い日射しの中を歩いて行った。木のベンチも有るのでそこで笛を吹く事にした。しばらく演奏していたらボディペンテングをしたアボリジニの人が出て来て、ベンチを芝生の方に移動し始めた。これから芝生の脇の土間のステージで、アボリジニのダンスを披露するのだそうだ。観客の集まり、小一時間野生動物の所作を真似たダンスを行った。最後には観客も巻き込んでエミューダンスをしたりした。終了後後暫く笛を吹いているとBBQで一緒した、日本人女性がやって来て少し話しをしていた。同室の彼も通り懸かったので、呼び止め一緒に話をした。
 今晩の夕食を探して屋台風のアジアンフードを売って居る店で、焼きそばを買って帰った。6時から宿の裏手の展望台へ夕日の沈むのを見に行った。既に数人の人達が夕日を見に集まっていた。沈むまでの時間を少しここでも笛を吹きながら待っていた。その内に彼等もやって来た。今日は空気が澄んでいて日没時まで太陽が眩しい。日没後他の人が引き上げた後も彼と二人で、宵明かりの余韻を楽しんだ。
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ワルパ ゴルジ トレッキング

2012-11-08 22:41:04 | オーストラリア
11/8(木)晴、風が強く雲が多い
 同室の日本人がチェックアウトを早めにしたいと言うので、3時に起して上げた。ついでに宿の裏手の展望台に行って、スターウォッチングをした。オリオン座や大犬座が天頂に在り南天の星座は日本でみる夜空とは大きく異なっていた。南の魚座のフォーマルファットの下に雲の様な小マゼラン星雲が見えた。風がやや有るがウルルに登りたいと言ってたが今日は登山口が開いているだろうか?
 同室の2人は朝一番のツアーでウルルに出かけて行った。部屋が静かに成ったので、6時過ぎまで、もう一寝入りした。今日はオルガ岩群のワルパ・ゴルジュのトレック・コースを申し込んでいた。7時15分にピックアップなので、ウルル・エクスプレス社のバスが居た。チケットを見せると、予約に入って無いと言う。そんなはずは無く、昨夜確かに申し込んだ。この時行く先を確認すれば良かったのだが、この時間に来るバスはアルパ・ゴルジュしか無いと思っていたので、聞きもしなかった。所が着いたのはウルルの登山口だった。ここじゃなくて、ワルパ・ゴルジュの方だと言ったが、後の祭り。やむを得えずそのまま宿に戻った。昨日のトレッキングはごごの暑い時だったので、可成りしんどかった。そこで今日は午前中の暑く成る前にしたかたが、午後に予定を変更した。3時15分ピックアップなので、それまで宿の廻りのブッシュ帯などをブラブラした。所何処のに小高い丘に成っている。夜間に活動した様な足跡が有るダケで、生き物の気配が全くしない。今回同じバスには年配の夫婦が一緒だった。ご主人の方は気さくな方で、ドライバーの女性とオシャベリをづーっとしていた。4時半にワルパウォークの入口に着く。遥か岩の割れ目に続く人人達が歩いていた。ツアーの団体の人達のようだ。こちらのコースは距離も短く手頃なので、ツアーで大勢参加する人が多いのだろう。コースは緩やかな砂岩の岩の上を両側からドームが狭まる行き止まり地点までだった。行き止まり地点には展望台が在り、両側から巨大なドームの壁が迫っている。終点には人が多いのでベンチの有る所まで少し戻り、ここで少し笛を吹きながら休憩した。両側からハの時形に岩壁が迫っているので、笛の音も音響効果バツグンだった。同じバスの年配のカップルも戻って来て、笛の音を楽しんでくれた。彼らの去ってから少し間を置いて下った。途中登って来る人に笛の音がすると言われたので、私だと言うと素晴しい音色を有難うと礼を言われた。
 出発地点に戻るとバスは居なかった。しかし間もなく人を乗せてやって来て、ウルルの登山口へと向った。ここでもピックアップする人達を拾って全員大きいバスの方に乗り換えた。そしてウルル・サンセット観望地へ向った。既に多くの人達で込み合っていた。昨日飲み物が提供される所を教えてもらったので、今日もそこに行きワインとシャンペンを御馳走になった。宿に戻って残った若い方の日本人に聞くと、今日も強風の為登山口は閉鎖されていたとの事だった。彼はもう何日か滞在するらしく、ウルル登山を熱望していて明日以降もチャレンジするとの事だった。

      今日も展望台よりオルガ岩群

       遥かにウルル

       ワルパゴルジ コース



        二つのドームの間へ

         最終地点
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カタジュ(オルガ岩群)風の谷

2012-11-07 23:37:56 | オーストラリア
11/07午後

午後空き時間が出来たので、エアーズロックと同じ様なオルガ岩群(カタジュタ)の風の他にのトレッキングに出かけた。午後1時半の出発で日中の気温が最高に成る時間帯に成って終った。エアーズロックリゾートから風の谷トレッキング入口までは、車で小一時間程だった。私の他に二人連れの女性と、単独の女性が一緒だった。入口でドライバーからアクシデントの場合の救援方法や、水場の説明を受けトレッキングを開始する。初めは大きなドーム状の岩山の間に向って扇状地の様な、カンカン照りのブッシュ帯を歩く。両側のドームが狭まり、峠状に成ったカル展望台に着く。

      途中の展望台よりオルガ岩群

        風の谷ルート図

        スタート地点

        ブッシュ帯を登る

         カル展望台
谷状の溝を下ると風の谷周回コースの出発地点に出る。ここには水場が有り、救助要請用の無線塔も有る。

        周回コース起点
反時計回りに進むとドームとドームの谷底をすすむ。雨が降れば川と成っており、灌木が生い茂っていた。暫く行くと行き止まりかと思わせるが、別のドームとドームの狭い溝に入って行く。少し登ると第二展望台カリンガナに着く。ここまでで出発地点から45分掛かった。一緒に来た他の人達はまだ来ないので、15分程笛を吹きながら待ってみた。ここは両側から岸壁が迫り今来た方も岸壁が在り、亅状の空間に成っている。そこにに笛の音が反響して天然のコンサートホールの様だった。

         谷間を行く

         更に狭まった道へ

          カリンガナ展望台

          展望台より先の開けた風景
単独の女性がやって来たので、私も先を行く事にした。谷底状の傾斜を下るとドームの裏側に出て緩やかな傾斜の広々とした所にでる。


          緩やかなブッシュ帯
このブッシュ帯を左に巻く様に廻り込むと、ループ出発点に戻る。

         ここを下るとループ起点
カル展望台に登り返して第二展望台カリンガナから小一時間かかった。ピックアップまでには後2時間程あるので、他の人を待って1時間近く休憩しながら、笛を吹きながら待った。休んでいると次々に大勢のツアー客がやって来た。ツアーの場合ここまでが殆どで、後は第二展望台カリンガナまでの様だ。5時半にバス待ち合い所に下った。しばらくして単独の女性も現れた。着いて間の無く迎えのバスが到着。残りの二人連れの女性達も10分遅れでやってきた。


      オルガ岩群夕日ポイント
 帰りはウルル日没展望地に寄って日没時のウルルを眺めて帰った。ここにはサンセットツアーの客が大勢詰めかけ、ワインやシャンペン、ソフトドリンクなどが提供され飲みながら、ウルルが夕闇に沈んで行くのを眺めている。昨日一度来たのだが、ツアーでなくて個人で自由にきたので、飲みのもはなく眺めるだけだった。今日のドライバーは公的(観光境界の様な)なサービス所が在り、飲み物が飲めると教えてくれた。早速その場所に行き、ワインやシャンペンを御馳走になった。日本語を話すラテン系の人が話しかけ笛を吹いていた人かと聞く。尺八の音に聞こえたらしいが、笛を吹いていた時に通りかかったのだろう。
同室の日本人にも会って一緒に夕暮れに沈むウルル(エアーズロック)の変化を見守った。

       ウルル夕日ポイント

        提供された飲み物
宿に戻って同室の日本人男性2人とツアーで一緒の女性1名と供にバーベキューをやり、テーブルを囲んで飲みながら歓談した。
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ウルル登攀

2012-11-07 12:34:20 | オーストラリア
11/7(水)快晴
 今日は朝一番のエアーズロック日の出展望台に行くバスに乗った。展望台はエアーズロックの東側の少し小高い丘だった。大勢のツアー客が集まり皆カメラを構えて、朝日に照らし出される、エアーズロックの様子を見守っていた。薄明かりの中からエアーズロックが暗紫から徐々に赤みを増して行く。7時5分過ぎに日が昇り、エアーズロックに陰影が出来る。展望地を後にしてマラ駐車場に6時半に着く。登山口を見ると今日は開いている。昨日は気温が36度以上になる天気予報で閉鎖されていた。

        朝日に映えるウルル(エア-ズロック)

           登山口
 早速登りを開始最初から40度から50度の砂岩の傾斜だった。この傾斜だと下りが大変だと思う。固定鎖が有り斜面が急な場合はこれを掴んでよじ登る。砂岩の岩なので靴底に良くフィットして、スリップする様な事は無い。しかし風が可成り強くて飛ばされぬ様に気を引き締めて登る。20分程登ると鎖場を通過、やや傾斜が緩く成った。エアーズロックの上部はジャガイモの様にあちこちに凹みや溝が有る。この凹地には一昨日の雨で水が溜っていた。この凹地や溝を乗り越え、乗り越えしながら進と、さらに25分程で頂上の標識が在る所に着く。頂上からは見渡す限りの大平原が360度広がっている。西の方にカタジュ岩群の岩山が見える。あとは一面のブッシュ帯で高い場所がほどんど無い。南東側からの風が強く風陰の休憩する場所を探す。岩の凹地に入り、ここで朝食にした。ここで小一時間ほど、笛を吹きながら過ごした。休んでいる間に後続の人達が次々に登って来た。

        登り始めの急斜面

        急斜面を登りホッと一息

        あちこちに出来た水溜り

         起伏の有る道が続く

         頂上はまだまだ


          頂上



        頂上からの展望
 下りはルート上の様々な水溜りを覗き込んで、エビを探した。カブトエビの仲間だと言うが、見つけられなかった。水が無くなると卵の状態で次の雨が降るまで休眠しているエビなのだそうだ。通りすがりの日本人のカップルにその話をしたら、随分気の長いエビだなーと言っていた。鎖場まで戻る。風は登る程で無く成っていた。靴底を斜面にピッタリ付けフリクションを十分に効かせながら、慎重に下る。途中難儀をしている人達を尻目に軽快に下った。しかしつま先に体重がかかり、親指が痛く成った。約頂上から30分で登山口に降りた。見ると入口が閉鎖されていた。理由は上が強風の為と表示されたいた。
 マラ駐車場で休んでいると、日本人ツアー客のおばさん達話していて。8時には入口が閉鎖されてしまったそうだった。朝一番のバスでなく、その次にしていたら今日も登る事は出来なかった。実にグッドタイミングだったのだ。この時期エアーズロックに登るのはチャンスが余り無い様だ。気温が36度以上や強風、アボリジニのセレモニー等の場合は登山は閉鎖になる。
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エアーズロック一周

2012-11-06 23:45:28 | オーストラリア
11/6(火)快晴
 朝一番のツアーは4時45分発だった。昨日ツアーに乗るのは止めて、送り迎え自由な3日間のパスを購入した。朝一番バスは他のツアーと同じ時間だったので、早過ぎるので次の7時半ピックアップにした。少し遅れて来たが、8時にウルル登山口に着いた。登山口は閉鎖してあった。気温が36度以上になるとの予報の為だった。仕方無いのでウルル一周コースのベースウォークにした。反時計廻りに歩き出した。

        ベースウォークの起点(マラ駐車場)
岩肌に現れた亀裂や穴や模様等に因ってアボリジニの伝説があり、蛇やトカゲやワラビーやフクロモグラのレリーフと伴に、その物語を書いたパネル等が何カ所かにある。昨日ビジターセンターでエアーズロックの伝説と言う小冊子を買って、そのもの語りを読んでいた。その説明を読むとあーあの物語のあの所だと分った。歩き始めて南西側の岸壁に沿って歩く。ここには亀裂と黒い模様でヘビの模様が見える。

  南西側の岸壁(ザラザラした模様がアオジタトカゲと連想)

    ルンガタ(青舌トカゲのレリーフ)
        毒蛇の模様

        リル(毒蛇)のレリーフ
南東面への角を曲がる所をプラリと言う。ここには岩屋が在り、アボリジニの人達が狩りや儀式を行っていた。岩屋の壁にはその当時の岩絵が残っている。

         プラリから後方

      プラリから前方の南東面の岸壁

         岩屋

        その説明

アボリジニの人達が住んだ岩屋と残された岩絵
さらに岸壁に沿って進むとカラヤジュンタと言う場所で、壮大な壁画を見る様な物語の模様が表れる。

       模様の説明

      説明の左側

      右側の部分
南東側の面は堆積した層横倒しになった断面が現れているので、縦状の筋が現れかなり凹凸がある。この凹んだ所は雨が降ると沢に成り、下が泉となる。Kapi Mutitjuluと呼ばれクニヤウォークと言う短いウォークが一周道路から伸びている。この泉は神聖な場所とされる雰囲気が伝わって来る。

       正面奥にクニヤウォーク路が伸びる

       水蛇の家Kapi Mutitjulu
基部に沿って更に進むと、東の端クニヤピティに着く。ここは遊歩道と周回車道が合わさっている。此処からは北東面の岸壁を見ながら、エアーズロックより少し離れてブッシュ帯を歩く。岸壁には大小様々な凹みがあり、色んな物を連想される。


          東端クニヤピティ

          北側の岸壁

          救助要請設備

          この場所に在った
一番北の角を廻って北西面に廻り込む。ここには大小様々な洞窟や岩屋があり、アボリジニの人達の残した岩絵が残っている。大きく凹んだ面はカンジュ渓谷と呼ばれ、出発地点から小ここまでの短いマラウォークと言う歩道が続いている。

         カンジュ渓谷
そこを入って行くと、雨の時は大きな滝に成る場所に辿り着く。水が在る時は滝壺が泉になり、その時カエルが眠りから覚め出て来るのだそうだ。



        カンジュ滝
ここから程なく行くとウルル登山口ベースウォークに出発地点となり一周が終わった。約2時間20分ほどかかり、3時のピックアップ時間があるので、少し戻り岩屋で風の音を聞きながら昼寝をして過ごした。

        一休みした風で出来た様な洞窟
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オーストラリアへ

2012-11-05 23:17:19 | オーストラリア
11/5(月)
 午前4時半にケアンズ空港に到着。荷物を二つに分けて預けたら三脚の方が中々出て来なくて、最後のほにに成った。税関では植物製品がダメと言うので、申告したら検査の所に廻された。竹笛だと言ったら申告したら、新品か中古かと聞く。中古だと言うと「私と同じだ」と言う。エッ?あなたも笛を吹くの?いやいや私も中古で古く成ったのでおなじだよとジョークを言って通してくれた。

       ケアンズで乗り換え
 国内線に乗り換えてエアーズロックにカンタス航空で飛ぶ予定だった。ある便は国政線ターミナルから出ると言うのでチェックインカウンターで聞いてみた。するとやはり国内線ターミナルからだと言う。そこまでは10分位歩かなくてはならなかった。Webでチェックインした搭乗券を示すと、預け荷物の預かり証をくれた。エアーズロック行きの便は、日本人のカップルや家族連れの人達も可成り居た。ケアンズから2時間強で目的地に到着。廻りは乾燥したサバンナの風景だった。空港からエアーズロック・リゾートまではシャトルバスにのった。リゾート内のドミとリーの在るOutback PIoneerに入った。

     カンラス航空でエアーズロック着

      リゾートまでのリムジンバス
チェックインをしたのだが、エアコン代とキーデポジットで40A$(¥4000)を請求された。そして直には部屋には入れず、午後3時過ぎまで待たされた。この間スーパーマーケットやビジターセンターに行って、買い物やパンフレットを貰って来た。行く時はリゾーと内の循環シャトルに乗って行ったが、帰りはブシュの中を歩いて帰った。地面は赤茶けた砂地で、熱風が吹いていた。バスだとグッルと廻って行くのだが、歩くと円の直径を行くので、僅か7・8分の道のりだった。

         ドミとリーの有るOutback Pioneer Reception

          ドミトリー館や

           20人用ドミトリー
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