小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

景洪(ジンホン)から何処へ行こうか?

2009-01-20 23:02:17 | 中国/雲南
1月18日猛混(ムンフン)から景洪(ジンホン)に戻りました。25日までには中国を出なくては成らないので、ハテ如何し様かと思案してました。最初は昆明まで出て飛行機でタイのチェンマイに飛ぼうかと思っていました。しかし景洪(ジンホン)からメコン河を下りタイのチェンセンまで週2度のボートが有る事が分かりました。これも良い名と思ってチケットを取ろうしましたが、一週間先の分まで満員でした。それじゃやはり昆明まで出て飛行機でタイか、バスでベトナムに出ようかと考えました。しかし20日以降中国の春節(正月)が始まり、大量の中国人が移動するため乗り物のチケットを手に入れるのが難しく成ります。そんなこんなを考えた末に昆明に行くよりも来た道をラオスに戻るのが近道と成りました。
 1月20日景洪(ジンホン)からもと来た道を戻りラオスのルアンナムターに引き返しました。2泊してバスでルアンナムターから古都ルアンプラバンへ向かいました。一度訪れた事の有るルアンプラバンで2泊、夜行バスでビエンチャンに行き、再び夜行バスでラオス南部のパークセーに行きます。
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猛混(ムンフン)の日曜市

2009-01-15 23:10:03 | 中国/雲南

 1月14日に西定(シーディン)の木曜市を見て猛海(ムンハイ)に戻り、バスを乗り換えて猛混(ムンフン)に向かいました。途中道路工事を大規模にしている所が有、その度に何度か待たされました。それでも5時頃に着きました。猛混(ムンフン)はちょっとした町で西定とは大違いです。ここで日曜市が立つというので、それを待って3日間滞在する事しました。バスは大通りのT字路が終点で、目の前角にホテルが有りましたが、五月蝿そうなのと安く無い様なので少し歩き回って宿を探しました。商店街の外れの横道の奥に宿の看板を見つけて行って見ました。部屋はOKと言う事でしたが、多分外人が泊まるのは初めてらしく、公安に行き伺いを立てていました。宿の目の前が町の市場で、朝から賑わっていました。宿の一回はインターネットカフェで夜遅くまで若者達が集まっていました。表通はミニバンの溜まり場となっていて、何時も車の出入りがあります。通の両側は商店街で日用雑貨、建築資材、バイク屋、床屋、食堂と種々雑多な店が軒を連ね、歩道まで品物を並べていました。この大通りで日曜市が開かれるのかと思っていました。

      猛混(ムンフン)の町

          ホテル

          大通り

 裏通りに入るとレンガの塀で囲まれた、やはりレンガ作りの趣のある家々が在ります。しかし所々に新築コンクリート作りのの立派な家が建ち、またあちこちで建築中でした。景洪(ジンホン)からここに来る間での村々でも、新しい家々が目立ちました。こんな辺境の農村部まで、古い家屋から新しい文化的な家屋に変わりつつ有ります。これを見ると様々な資材が必要で、世界的に様々な資材が高騰してるのが分かる気がします。
 日曜日になっても市場や商店街はいつもの通りでした。違ったのは徐々にトラクターや耕運機で少数民族の人々がやって来て、民族衣装が多く目に付くようになった事でした。西定(シーディン)は前日の静けさが嘘の様な賑わいとなったので、人込で歩けなくなる様に想像していたので、期待はずれでした。結局ここの市も周辺の人々の買出しの為の市だったのです。正午まで見て歩き景洪(ジンホン)に戻りました。


        町の裏通り

町外れの裏通りの永輝兵館(一階はInternet)

      二階が住宅と客室2部屋

         日曜市 

      布売り(機織りで織った布)

      刃物売り(たぶん鍛冶屋)

     箒          子豚

      魚売り

      野菜

      買い出し

アルバム「雲南省/猛混(ムンフン)」
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西定(シーディン)の木曜市

2009-01-15 21:00:45 | 中国/雲南
1月15日西定(シーディン)の木曜市

市の当日、薄暗い朝5時頃より露店を出す人々が集まり、商品を並べていました。明るくなるにつれ、カラフルな衣装の少数民族の人達が続々集まり、その賑わいは9時から10時頃頂点に達しました。露店はちょっとした広場があり、そこに所狭しと開かれます。平地の農民は野菜や果物、商人は日用雑貨、山地民族は山菜や犬や籠などを持ち寄ります。結局この市は周辺の村々の人々の物資の補給市だったのです。山地民族の人達は持ち寄ったものを売り、必要品を買って次々に帰って行きました。11時頃には市も終わりに近づき、私も引き上げようと、バス停に行き切符を買おうとしましたが、既に売り切れ。本数が少ないので前日に予約して置くべきでした。宿の人に車をチャーター出来ないか、猛海に行く車に同乗出来ないか探してもらいましたが、これもダメ。ここでもう一泊かと思案にくれていると。宿の人が席は無いけれと立ったままならバスに乗れるとの事。ナーンダ、バスに乗れないわけじゃ無いのでした。中国では車は定員性でオーバーは罰金なので、席の切符は無いと断られたのでした。結局途中まで立ちで行き、検問のある手前のまちで別の車に乗り換えて猛海に戻りました。

       市の賑わい

     ドクダミの根の売買


   野菜売り           味噌

       魚のタレ漬け
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西定(シーディン)へ

2009-01-14 20:28:56 | 中国/雲南
1月14日

 西定(シーディン)に行くには、景洪から西へ猛海(ムンハイ)と言う街まで行きそこから乗り換えて行かなくてはなりません。猛海(ムンハイ)から西定(シーディン)までのバスは午前、午後の1日2本。市は朝早く暗いうちから始まるので、木曜日当日のバスでは間に合いません。前日のバスに乗って西定(シーディン)に向かいました。

     中継の町、猛海(ムンハイ)

   猛海(ムンハイ)からのバスルート

西定(シーディン)行きバス
1時間半程は田園の埃だらけの道を走り、やがて山道をジクザクに登りだしました。山の斜面は一面のお茶畑になっていて、流石お茶で有名な雲南省と思いました。30分ほどバスは喘ぎ喘ぎ登って行くと少数民族の集落に着きました。ここが西定(シーディン)かと思ったが、バスは通過。やがて尾根道に出てくねくねカーブする道をさらに10分。集落に到着しました。ここが終点西定(シーディン)でした。道の両脇にコンクリート作りの平屋の商店と思しき家々が点在しています。少数民族の家屋と言った風情は何処にも有りません。奥の山肌には少数民族の集落があり、眼下には通過してきた田園の盆地が広がっていました。

    茶畑の中の西定(シーディンの村)

       山肌に張り付く家々
 バスは1時間程後に折り返して帰って行き、これが今日の戻りの最終便なのです。午後ここにやって来るのは、翌日の朝便となる訳です。早速宿を探さなくてはなりません。バスに同乗していたフランス人と一緒に探しましたが、バス停脇の木賃宿の様な所しかありません。民家に泊めてもらおうかと何軒か訪ねましたが、不調に終わりました。仕方なく戻ってくると、道から奥の郵便局のところに「郵政旅社」の字が目に付きました。行って尋ねると宿泊OKとの事でした。下の木賃宿よりはずっとましです。
アルバム(雲南省/西定)

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景洪(ジンホン)にて

2009-01-13 23:54:38 | 中国/雲南

 1月11日から3日間ほど景洪に滞在しました。ここは雲南省タイ族自治県西双版納(シーサンパンナ)の中心都市で、中国でも最も南の都市です。街は再開発され目抜き通りの両側はビルが立ち並んでいます。しかしその建物のデザインはタイ族の家屋をモチーフにしていて情緒があります。その内側では古い建物を壊して再開発をしていました。流石に南国の街だけあって、街路樹はいろんな種類の椰子の木が植えられています。けれど道路などは現在整備中で、あちこちで工事中でした。

   景洪(ジンホン)の大通りに有るゲート

     民族色豊かな彫刻やや建物

    中心部に有る市民の憩いの公園

    あちこちで再開発中
西部はミャンマーと国境を接しいるため、街中にミャンマーの宝石(中国人の好きな翡翠)の店があちこちに軒を連ねていました。

    ミャンマー人の宝石店

        市場の賑わい

ここ西双版納(シーサンパンナ)は1980年代に初めて中国を旅して目指した所です。州都の昆明まで入れたのですが、当時は入域許可書が降りず、断念した憧れの地だったのです。しかしあれから30年近く経ち様相は全く変わってしまいました。いまや雲南省全域で外国人の行けない所は殆ど有りません。そしてラオスやベトナムに抜ける事も出来るのです。当時西双版納(シーサンパンナ)はタイ族や他の少数民族の人々が民族衣装に身を包み街を闊歩しているのを想像していました。しかし今はこの景洪の大都会ではそんな姿はごく稀にしか見られません。
 さてこれから如何し様かと思って情報を集めていると、ミャンマーとの国境近くの西定(シーディン)の町で木曜市、別の猛混(ムンフン)で日曜市が立ち周辺の村々から少数民族が大勢集まることが分かりました。早速そこにいって見ました。

アルバム(雲南省/景洪)

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