8/20 HUSTAI(フスタイ)国立公園へ
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ハルホリンからウランバートルは目と鼻の先で29日間のツアーも残す所後一日です。今日はウランバートル手前のモンゴル馬の保護区となっている、Hustai(フスタイ)国立公園までの行程です。
まずハルホリンから北上し、8世紀に栄えたチュルク(突蕨)帝国の遺跡ホショーツアイダムに向いました。草原の中に白い塀で囲まれた中に大きな石碑がポツンと建っていました。この石碑は帝国の王ビルゲハーンの弟キョルテンギを讃えるもので其の孫が建てたと言われています。石碑には漢文とチュルク文字が刻まれています。漢文は玄宗皇帝起草のキョルテンギの死を悼むものて、チュルク文字はチュルク帝国の栄光の歴史が記されています。このチェルク族が西に移動してセルジュクトルコと成りトルコ帝国を築きました。この碑文もトルコの費用でこのような立派に整備されたそうです。
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ホーショーツァイダム
更に北上してOgiy(オギイ)湖の南岸を通って東に向いウランバートルに続くメインロードに出ました。途中メインロードを外れ、10世紀に契丹人の建国した「遼」の都城遺跡ハルボヘン・バルガスに寄りました。数キロ四方の土塁に囲まれ、土塁を乗り越えると石積みの城壁と建物が見えます。近づくと壁面が真っ平らに揃えられていました。石組みの高度な技術に目を見張ります。これらの建物はスレートを使用して、17世紀初頭に造られ、今は外壁だけが残っていました。
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「遼」の都城遺跡ハルボヘン・バルガス
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壁面が平に揃えられた城壁
メインロードに戻り更に東へ。Lun(リィン)と言う町で給油をして、南のなだらかな山に入って行きました。やがてモンゴル野生馬を保護しているHustai(フスタイ)国立公園に到着。
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Hustai(フスタイ)国立公園ゲート
モンゴルには放牧された馬が沢山居て、どれが野生馬か人が飼っている馬かまるでわかりません。この保護区に居る馬はかってモンゴルに生息していて絶滅してしまった馬なのです。モンゴルには居なく成ってしまったのが、ポーランドで生息しているのが発見され、この地に戻しその血統を守っているのです。再発見者の名前を採ってPrzewalski(プルジョワルスキー)馬と呼ばれています。
早速レンジャーに案内されて公園内に入って行きました。馬は幾つかの群で自由に公園内で暮らしているため、探さなくては成りません。丁度アフリカの動物サファリの様です。この時は幸運にも少し行った所で4・5頭の群を見つけました。野生動物と同じで、そろーっと近づかないと、逃げてしまいます。こちらが近づくとその分だけ離れるので、中々近くに寄れません。
このモンゴル馬は外来種より小さく、ロバの様な感じのでシマウマの近縁種の馬です。暫く遠くから眺めていましたが、やがて立ち去って行きました。
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プルジョワルスキー(モンゴル)馬
この日は公園ゲート近くに食堂やシャワーやトイレを完備した、ツーリストキャンプが有るのですが、そこには泊まらずメインロードに出る途中の、現地のゲルに泊めてもらいました。其の脇にはモンゴルの人達がトラックでツアーをしてる様な一団が、野営をしていました。
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公園近くのゲルに宿泊
8/21 ツアー最終日
今日はいよいよ最終日。ウランバートルに戻ります。約半日行程なのでゆっくり出発しました。お昼頃にはウランバートルに到着。全員で久し振りにちゃんとしたレストランに行って食事をして今回の旅を終えました。
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ハルホリンからウランバートルは目と鼻の先で29日間のツアーも残す所後一日です。今日はウランバートル手前のモンゴル馬の保護区となっている、Hustai(フスタイ)国立公園までの行程です。
まずハルホリンから北上し、8世紀に栄えたチュルク(突蕨)帝国の遺跡ホショーツアイダムに向いました。草原の中に白い塀で囲まれた中に大きな石碑がポツンと建っていました。この石碑は帝国の王ビルゲハーンの弟キョルテンギを讃えるもので其の孫が建てたと言われています。石碑には漢文とチュルク文字が刻まれています。漢文は玄宗皇帝起草のキョルテンギの死を悼むものて、チュルク文字はチュルク帝国の栄光の歴史が記されています。このチェルク族が西に移動してセルジュクトルコと成りトルコ帝国を築きました。この碑文もトルコの費用でこのような立派に整備されたそうです。
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ホーショーツァイダム
更に北上してOgiy(オギイ)湖の南岸を通って東に向いウランバートルに続くメインロードに出ました。途中メインロードを外れ、10世紀に契丹人の建国した「遼」の都城遺跡ハルボヘン・バルガスに寄りました。数キロ四方の土塁に囲まれ、土塁を乗り越えると石積みの城壁と建物が見えます。近づくと壁面が真っ平らに揃えられていました。石組みの高度な技術に目を見張ります。これらの建物はスレートを使用して、17世紀初頭に造られ、今は外壁だけが残っていました。
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「遼」の都城遺跡ハルボヘン・バルガス
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壁面が平に揃えられた城壁
メインロードに戻り更に東へ。Lun(リィン)と言う町で給油をして、南のなだらかな山に入って行きました。やがてモンゴル野生馬を保護しているHustai(フスタイ)国立公園に到着。
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Hustai(フスタイ)国立公園ゲート
モンゴルには放牧された馬が沢山居て、どれが野生馬か人が飼っている馬かまるでわかりません。この保護区に居る馬はかってモンゴルに生息していて絶滅してしまった馬なのです。モンゴルには居なく成ってしまったのが、ポーランドで生息しているのが発見され、この地に戻しその血統を守っているのです。再発見者の名前を採ってPrzewalski(プルジョワルスキー)馬と呼ばれています。
早速レンジャーに案内されて公園内に入って行きました。馬は幾つかの群で自由に公園内で暮らしているため、探さなくては成りません。丁度アフリカの動物サファリの様です。この時は幸運にも少し行った所で4・5頭の群を見つけました。野生動物と同じで、そろーっと近づかないと、逃げてしまいます。こちらが近づくとその分だけ離れるので、中々近くに寄れません。
このモンゴル馬は外来種より小さく、ロバの様な感じのでシマウマの近縁種の馬です。暫く遠くから眺めていましたが、やがて立ち去って行きました。
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プルジョワルスキー(モンゴル)馬
この日は公園ゲート近くに食堂やシャワーやトイレを完備した、ツーリストキャンプが有るのですが、そこには泊まらずメインロードに出る途中の、現地のゲルに泊めてもらいました。其の脇にはモンゴルの人達がトラックでツアーをしてる様な一団が、野営をしていました。
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公園近くのゲルに宿泊
8/21 ツアー最終日
今日はいよいよ最終日。ウランバートルに戻ります。約半日行程なのでゆっくり出発しました。お昼頃にはウランバートルに到着。全員で久し振りにちゃんとしたレストランに行って食事をして今回の旅を終えました。
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アルバム(2008/08/09モンゴル日食の旅) |