小牧の旅のあれこれ

あちこち旅をしている時のあれこれ

クアラルンプールへ

2013-01-09 23:29:58 | オーストラリア
1/9(水)
 朝8時半YHAをチェックアウトして空港に向った。早めにチェックインを済ませた、クアラルンプール行きの便は定刻に出発。シドニー市街を見下ろし、内陸部を西に横断して行く。無人の砂漠地帯に筋模様が沢山見えた。風が作り出した模様だろうか。乾燥地帯では山火事の煙も見えた。インド洋に出る頃から雲が出で、クアラルンプールまで地表は見えなかった。

           シドニー空港

            シドニー

    砂漠に出来た筋模様

           山火事の煙

          クアラルンプール

          LCC空港
 クアラルンプールLCC空港には予定よりやや早めの夕方の6時に到着、シドニーとの時差は-3時間。どんよりした曇り空で蒸し暑かった。マレーシアの入国は入国カードも必要なく、指紋撮影だけでOKと短時間で済んだ。さてLCC空港より市内への行き方を調べてなかったので、ちょっと右往左往してしまった。LCCーセントラル駅間のバスが2社ありこれに乗った。
 セントラル駅で下りて人の流れに付いて行ったら、駅構内に出た。今日の宿をチャイナタウンの何所かの宿にする積りだったが、そこまでの行き方が分らなかった。ガイドブックを持って来たが、20年前の物で役に立たなかった。構内を巡回していたポリスに尋ねたが電車は無く、バスで行けと教えられた。後で分ったのだが、電車で一駅行けば良かった。バスの乗り場も不明なので、面倒に成りタクシーを使った。このタクシーインド人の運転手の白タクで、メーターも無く20M$(600¥)取られた。電車なら一駅で1M$(30¥)なのだが。今回は準備不足で失敗した。チャイナタウンに着き、雑誌で読んだお勧めの宿を探したが見つからない。2年前の情報なのだがそれでも違っていた。しばらくチャイナタウンの目抜き通りペタリンを、行ったり来たりしてしまった。この通りは夜になると路上が露天商で埋め尽くされ、細い路地の様に成ってしまう。とにかく荷物を降ろしたかったので、目に着いた洋品店の二階に看板の出ていた「Le Hotel 」と言う宿に入った。シングルで一泊59M$(1800\弱)で泊まる事にした。部屋は廊下側しか窓が無く、4畳位の広さバス、トイレは外で共用。取り敢えず2泊することにして、明日他の宿を見て探す事にした。腹も空いたので大勢の人々で大賑わいの路上に出て、夕食にした。ビール(大)2、チャーハン、イカと野菜の炒め物で計56M$(1680¥)で満腹に成った。

        賑わうチャイナタウンの通り

          路上レストラン
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ブルーマウンテン

2013-01-08 23:04:04 | オーストラリア
1/8(火)猛暑
 シドニーの西80キロ郊外にブルーマウンテンと言う名所が有る。雄大な渓谷美が眺められ、観光名所と成っていてシドニーからの一日ツアーも数多く出ている。今日は個人で電車に乗ってブルーマウンテンに行って見た。
 センラル駅からブルーマウンテン線に乗り、ブルーマウンテン観光の始発駅カトンバまで二時間程だった。郊外の幾つかの町を通過して、次第に森林地帯に入り、カーブを繰り返しながら登って行った。カトンバの駅前にブルーマウンテン観光のバス会社がブルーマウンテン・エクスプロラーとトロリーショッペの二つ有った。

         シドニーセントラル駅ホーム

             途中の町
           次第に高度を上げ森林帯へ

             カトンバ駅
ブルーマウンテンは山ではなく、雄大な渓谷エリアだった。このバス会社は渓谷の絶壁沿いと、途中のレウラと言う町を循環する乗り降り自由なバスを運行している。エックスプロラーの方は途中の空中ケーブルやテーマパーク「シーニックワールド」の費用も入っていた。トロリーの方は循環バス代のみで25A$だった。この循環バスを利用して、好きな所で下りて観光して次のバスで先に行く事が出来る。或る区間をトレッキングする事も出来るのでトロリーバス会社を利用した。このバスは2系統あって、見所だけを行き来するNo.2と全ルートを右回りに廻るNo.1だった。

           Explore Bus


           Trolley Bus
バスが来たので乗ったら、いきなり最大の見所スリーシスターズの見える、エコポイントに行ってしまった。此処からは絶壁の上から目の前に広がる森に覆われた雄大な渓谷が一望出来る。断崖の飛び出た所に三つの岩峰が聳え、これがスリーシスターズと呼ばれる伝説のまつわる岩峰だった。

           Three Sisters岩峰
 改めて1番のバスに乗りカトンバまで戻り、初めから右回りのルートに乗った。途中のゴードン滝から岸壁沿いを歩くプリンス・ヘンリー・クリフ・ウォークを歩くため下車した。

            Prince Henrry Clif Walk

         ゴードン滝展望台からの絶壁の景観
まずゴードン滝の展望台まで下った。川のため岸壁が抉られ、入江に成った所の絶壁にその滝があった。しかし水量が少なく、余り見映えのする滝ではなかった。絶壁に沿って歩くコースの所々に岩場の展望台が有り、絶景を楽しむ事が出来た。途中で通行止めのテープが有り、なぜかと思ったら橋が有りこれが老朽化した為だった。しかし見た目には異常は無かったので、そのまま渡ってしまったら反対側に説明書きが有った。

         通行止めの有った展望台に架かる橋

更に歩って行くと木の幹が黒く焦げ山火事の痕の一帯が有った。
途中の展望台で一番の圧巻だったのは、「花嫁のベールの滝」Bridal Viel Fallを眺める展望台だった。急峻な岩場を下ると絶壁の突端に出て、その向い側の絶壁にその滝が見え素晴しい眺めだった。其所を通過すると再び通行止めのテープが有り、乾燥し高温なので山火事の危険が有るため侵入禁止だった。反対側から来た為その一帯が通行止めだったのだが分らなかった。従ってエコポイント側から来るとこの超絶景の展望台にも行く事が出来なかった。この滝を作ったレウラ川で後退した絶壁の入江を廻り込んで滝の上部に出た。ここにも展望台が二カ所程有るが、滝に近過ぎて肝心の滝が全然或は一部しか見えない。やっぱり向い側の展望台が最高だった。


  絶壁にせり出した展望台

  滝の向い側の展望台から(水量が少なくベールになっていない)

    通行止めで向いの展望台は本来行けなかった

          滝上部の展望台より
 この岸壁沿いのコースを歩いて、真っ赤な鳥や笑いカワセミ等とも出会った。しかし人とは数人の人達にしか会わなかった。其れもそのはず断崖の上には平行してドライブウェイが走り、観光循環バスも走っているから、エコポイントまで歩く人は少ない様だ。

          赤とブルーの鳥

          ワライカワセミ
 エコポイントが目の前まで来たら、スリーシスターズの岩峰への道があった。そちらに行って見ると3つの岩峰の一番手前の岩峰を真近に見下ろす展望台に出る。さらに橋を渡り岩峰の中腹に出る事が出来た。橋の手前から、更に下る階段が有ったので下から眺める展望台が有るのかと思い、暫く下りてみた。しかし行けども行けども切りが無い。延々と下り梯子が続いているので、諦めて引き返した。このルートは「でっかい階段」Giant Stairwayと言う数百メートル下の谷底のルートに出る階段だった。エコポイントに出て循環バスでカトンバに戻り、パブに飛び込んでビールを3杯程流し込んで喉の渇きを癒した。


         三姉妹岩峰展望台へ

    展望台からの岩峰

      岩峰中腹の展望台

     展望台よりエコポイント

     延々続くGiant Stairway

 シドニーに戻ると昨日とは一転、夕方なのに38°の熱風が吹いていた。
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シドニーヘ

2013-01-05 23:42:01 | オーストラリア
1/5(土) シドニーヘ
 長かった一週間もアッと言う間に終り、朝の便でシドニーへ向った。空港までタクシーを頼んで置いたので、レセプションまで出て待っていた。7時にチェックアウトを済ませようと思って行ったが、まだスッタフが居らず閉まって居た。程なく車で出勤して来た。
タクシーは小型車が来て、車に似合わず運転手は大男だった。
 1時間強でシドニーに到着。

         シドニー市
空港から電車で市内まで行った。ミュージアムで下車して、Hさんがプリントして来た地図を頼りに、宿のTraveler Lodgeを探した。しかし其れらしい看板が見当たらず、マゴマゴしてしまった。こんな事ならグーグルの地図で航空写真からどの建物か調べておけば良かった。実は目の前の大きなビルの高い所に大きな看板が出ていた。歩きの目線では高過ぎて目に入らなかったのだ。
 取り敢えず荷物を解き、午後観光する時間があるので市内に出て見た。まずは複合モールMarket City の一階にある、お土産屋さんのデパート(?)パディマーケットへ。

              複合モール Market City
Kさんがオパールのアクセサリーの店で足を止め眺めると、女主人が上客と見なしあれやこれやと口八丁手八丁の対応だった。
 其の後無料市内循環バスで、フェリーの発着所のサーキュラーへ行った。ここは観光客で何時も大変な混雑で歩くのにも苦労する。それでも、まずはシドニー随一の観光名所オペラハウスを見に行った。今日も大勢な環境客で賑わっていた。内部は見学せずその先の王室植物園に行った。

              オペラハウス
この植物園の岬の突端から、オペラハウスともう一つの観光名所ハーバーブリッジが一緒に撮れる撮影ポイントが有る。

           Mrs.マックロードポイントからの眺め
Kさんはただ行って見るだけなので、入口付近で待っていた。再びサーキュラーに戻り、その西に有る古い街並が残るロックス地区へと足を伸ばした。

           古い街並が残るロックス
ガード下の石畳の坂道を上がって行くと、結婚式のカップルが記念撮影をしていた。暫く通行人をストップしての撮影だった。
 ロックス地区を廻って、再びサーキュラーに出てフェリーでダーリングハーバーに渡った。

           フェリーでダーリングハーバーへ

           近くに豪華クルーズ船が碇泊

           ハーバーブリッジ下を通過

            対岸のブリッジ下の遊園地

           オペラハウスを海上から眺める

            シドニーの中心街シティ
湾岸沿いに遊歩道が出来、その脇には多くのレストランがある。夜になると涼み方々観光客で賑わう所でもある。9時から花火があると教わったので、7時頃よりレストランのオープンスペースのテーブルに着き、夕食をしながら花火を待った。所がこの花火、数分上がったらアッケなく終に成って終った。夕食後は腹ごなしを兼ねて歩いて宿に戻った。
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ワイナリー街道をドライブ

2013-01-04 23:53:46 | オーストラリア
1/4(金)晴
 今日はタスマニア観光の最後の日になった。朝一人でロンセストンの街を散歩した。この街は北に流れるテマ川の川岸に開かれた街で、中央が低く東西が丘陵地帯と成っている。植民地時代の多くの建物が残った街並が美しい。あちこちに教会が多く建っていた。近代的なショッピングモールも有り、酒好きな私にはボトルショップ(酒屋)の多いのが目に付いた。
クリックすればロンセストンの街へ
                     

            川底に開けた街
 今日はKさんの希望でテマ川沿いにワイナリー街道と言う、西岸を北上して行く。途中ワインの味見をしながら、ドライブをしたいと言う。一旦テマ川の河口まで行き、戻って来ながらワイナリーを訪れる事にした。まず市内から西岸の道ルートA7に入り、そのまま北上した。50分程走るとビューティポイントにカモノハシ水族館があり、ここに立ち寄った。


           カモノハシ水族館
カモノハシは卵生で産み、母乳で育てる変わった生き物で、最初にヨーロッパに紹介された時は信じ難い生き物と言われた。と言うのは嘴はアヒルで胴体はビーバーの様で、且つ目が見えないと言うので、幾つかの生き物を合成したのではと疑われたとか。
夜行性で昼間は活動しないため、飼育している所でも中々見る事が難しい。2011年にブリスベンの野生動物公園「ローンパイン」に行った時もそうだった。カモンハシ館で1時間程待っていたが、現れたのは本の数分だった。多くの訪れた人は何も居ない水槽を、眺めて出て行っただけだった。しかしここのカモノハシ水族館は、日中でも泳ぐ姿を見る事が出来ると謳っている。
 テマ川に水上家屋式の倉庫の様な建物がそのカモノハシ水族館だった。入るとシニア料金がありラッキーだった。他の幾組かの家族連れの人達と連れ立って、学芸員に案内された。壁に水槽の側面が見える薄暗い部屋に案内された。学芸員が餌を入れると、数匹のカモノハシが現れ、目紛しく泳いだり潜ったりと動き廻った。カモノハシは目が退化して見えないので、嘴の触覚で餌を感じ取る。其の為首を振り降り餌を探し回る。写真はフラッシュを嫌うので遠慮して欲しいと言わたのと、あまりにも動きが速くて良い写真は撮れなかった。学芸員が色々説明していたのだが、ネイティブな早口オーストラリア英語では聞き取れずさっぱり判らなかった。次にもう一つの明るい部屋の大きな水槽が有る部屋に案内された。ここでは水中の姿だけでなく、上から泳ぐ姿も見る事が出来た。




           メチャクチャ早いカモノハシ
 カモノハシの部屋から別な部屋に行くと、ハリモグラが飼育されていた。既にクレイドル山で野生のハリモグラには出会ったのだが、ここでは真近に見る事が出来る。餌を皿に盛って与えると長い口から皿に長い舌を出して舐め取って食べていた。アリ食い等と同じ様な口だった。他の場所で餌付けをしている時は、餌を吸い取っているかと思ったのだが違っていた。餌を食べ終わると更に餌を求めて、あちこち歩き回っていた。見物人の足下まで来て、靴を舐めたりしていた。学芸員にもすっかり懐いていて、後を付いて廻っていた。もうこの状態では野生には戻れないのだろう。


            ハリモグラ

          観光客にもご挨拶
 カモノハシ水族館を後にして、更に北上。終点はグリーンビーチと言う海岸だった。河口の先端部分へは此処から歩く道が出来ていた。ビーチに出てみると潮が引いて遠浅の砂浜が広がっていた。ビーチには人影も疎らで家族連れの子供が潮干狩りをしていた。砂浜では親子がキャッチボールではなく、クリケットをして楽しんで居た。日射しが強く長居は出来ず早々に引き上げた。

        人影も疎らなグリーンビーチ
 来た道を戻り、途中から川岸の道に下りて、ワイナリーを探しながら走った。所々にブドウ畑が有り、ワイナリーの看板が出ていた。レストランを併設していると言う、ガイドブックに出ている9アイランダースワイナリーを探していたが、分らず通り越してしまった。引き返し大きな看板が其れだった事に気が付いた。行って見ると他の車も有り、観光客が訪れていた。ワインを味見しながら昼食をする積りだったが、レストランは開いていなかった。仕方無く空き腹を抱えて、戻って来る途中に在ったレストランまで更に引き返す羽目に成った。



         ムーアヒルワイナリー


         ナインアイランダースワイナリー           
しかし川沿いの眺めの良いレストランで、ピザとワインで満腹に成った。私は運転を代わる事にして、昼はノンアルコールにした。ピザも一皿で二人分位の量だった。となりのテーブルで欧米人の団体さんが、ピザにバーガーにポテトチップと盛り盛り食べていた。それてなくても見るからに肥満体の面々で、あれならよけい太ると人事ながら呆気に取られた。

          川沿いのレストラン「Resevears Tavern」

          一人分のピザ(スゲーでかい)
 ロンセストンに戻り給油をして満タンにして車を返した。レンタカーのオフィスがあるホテルに行き、返す手続きをした。係員が車をチェックして、後部に凹みが有るのを指摘され、保証金を450A$程請求された。これはポートアサーで部屋の前に駐車する時に、柱に打っ付けてしまった。借りた車がフォード社製で前と後ろが、日本車より長くて感覚が初めは掴めずの失敗だった。
 車を返してから近くに地ビールの工場が有るので行った見た。見学も出来試飲も出来るのだが、申し込みの時間を過ぎていた。仕方無く工場の廻りを歩いて見て来た。地ビールBOAGは酒屋で買ってホテルで堪能した。

         BOAGSビール工場
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ラベンダーの丘へ

2013-01-03 23:29:48 | オーストラリア
ラベンダーの丘へ
 Qualityホテルにチェックインして、未だ時間も早いので、Kさんの希望でロンセストンの北西方向にあるラベンダー農場へ出かけた。ロンセストンの街を抜け、テマ川に沿ってルートA8を北上。環状分岐でリリィデール(Lilydale)方面行きのルートA81に入る。リリィデールを過ぎてレブリナ(Lebrina)村までは北上し、東に曲がる。ウェナ(Wyena),ゴルコンダ(Golconda)村を過ぎて間もなくラベンダー農場の標識が出てきた。この辺は緩やかな丘陵地帯で、牧草地や農場などが広がっている。

 農場に着くと沢山の車が駐車していた。それだけ観光客が多い有名な場所なのだ。日本で言えば差詰め、北海道の富良野の丘と言う所。丘陵に広がる畑一面にうラベンダーが広がり、辺一面薄紫色に成っていた。畑の一部では花の刈入れが行われて、花が無い畑になっていた。花の時期は今ので刈入れが行われれば、薄紫色の花の絨毯は見られなく成ってしまう。畑の中に樹齢数百年の樫の木が二本立っていた。このラベンダー畑が出来る前からの物なのだろう。農場のレストハウス兼土産物売り場も有り、お二人さんはお土産の買い物。


          一部刈入れされている

            ラベンダー畑

             大きな樫木 

             農場の売店
 ロンセストンに戻って市内に入ったら一方通行が有り、一カ所間違ったら道を見失ってしまった。グルグル廻って居る内に、見覚えの有る街の入口に出たので、初めからやり直してホテルに到着した。
 今日は昼に食事をしなかったので、大分腹も空いた。桟橋近くに良いレストランが有るとHさんが言うので捜しに居てみた。其れらしきシーフードの店は在ったが名前が違っていた。周辺をあちこち探したが、良い所は見当たらず、先程のシーフード店に行った。しかし夕食時で満員。外のテーブルでも良い事にして、食事をすることにした。テーブルに着いていると、程なく室内が空いたと案内してくれた。早めの客が食事が終わって、空き出したのだった。ようやく確かな食事に有り附き、ようやく落ち着く事が出来た。
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クレイドル山からロンセストンへ

2013-01-03 23:28:03 | オーストラリア
1/3(木) クレイドル山からロンセストンへ
 6時に起き出し宿の前の遊歩道を散歩した。今朝はワラビーは見かけなかった。板敷きの歩道を外れて以前は轍の跡に踏み入ってみた。暫く下って行くと、はっきりした道路に出た。更に辿って奥の方に行って見ると、一軒の家が有った。今は無人の様で森の中の隠れ屋と言った感じだった。道を逆にたどって行くと、シャトォーの入口に辿り着いた。ゲートがあり閉まって居て、現在は使われていない様子だった。

 9時にシャトォーを出発して、昨日のルートC132に出て高原の道を東に向った。

           今日の走行ルート
暫くして道は北に曲り、山勝ちなになった。モイナ(Moina)と言う所で東に曲りルートC136に入るべき所を通り過ぎてしまった。私は地図のルートを見ていて同じ線の太さなので、途中からC136に成ると思っていなかった。ナビのHさんに注意されて気付き、引き返した。モイナにはドライブインの様な洒落た家が在っただけだった。モイナから谷に下り川を渡って再び登りと成った。緩やかな谷間を行くとセタナ(Cethana)を過ぎてから展望台の標識が在ったので南に曲がった。曲がった時にキングソロモン鍾乳洞の標識も在ったのを見た。坂道を数十分登ると開けた場所が有り、駐車スペースもあった。他にも数台旅行者の車が駐車していた。この下が崖になっていて、北西方向が開け遥かに続く山波が見えた。

         鍾乳洞途中の展望台
            展望台からの眺め
 ここで一休みして、眺望を楽しんだ。ところが現在の道がモレクリーク(More Creek)の町に繋がる、ルートB12か確信が持てなかったので、指導標の所まで戻って確認した。キングソロモン鍾乳洞の標識もあるので、間違いではない。道は東に向い、展望台からカーブの続く山道を下ると、谷間の平坦な道と成った。右手に断崖が続きその所に鍾乳洞が在るのであろう。ここには大きな二つの鍾乳洞に、ガイド付きで入るとがで来る。ソロモンの方へ行って見ると、毎時30分発のガイドツアーは出た後だった。近くのもう一つの鍾乳洞マラコーパ(Marakoopa)鍾乳洞の方も、11:00出発には間に合わなかった。どちらも駐車場から洞窟の入口まで行って見た。マラコーパの方はツチボタルが棲息して居て、有名なのだそうだ。鍾乳洞見物は諦めて、先を急ぐ事にした。

          キングソロモン鍾乳洞駐車場からの入口

             マラコーバ鍾乳洞へ
 モレルクリークに着く前にトロウッナ(Trowunn)野生動物公園と言う所に立ち寄った。
タスマニアデビル、ウォンバット、カンガルー、鷲鷹類等が飼われていた。入園するとカンガルーの餌が渡され、餌付けをする事が出来る。家族連れのやカップルで来ている人達が多かった。丁度ハリモグラの餌付けをしていた。タスマニアデビルもウォンバットも暑い日中なので、穴に入って居る物が多くあまり姿は見えなかった。しかしカンガルー類は広い自然林の中の囲いで沢山いた。あちこちで入園者が餌付けをして、カンガルーと触合っていた。多くは暑い日指しを避け、木陰で休んでいる物が多かった。中にはお腹に赤ちゃんカンガルーを入れていた母親もいた。

            トロウッナ野生動物公園


             タスマニアデビル

             ハリモグラの餌付け

            まだ乳離れ出来ない子供


            餌付けが出来る

   あかちゃんカンガルーがいる親子

     こんなものも(アオジタトカゲ)

      メンフクロウ

           ワライカワセミ

            あちこちで餌付けを楽しむ

             コアラ舍
 モレクリークの街並に入ると、蜂蜜牧場の看板が有り蜂蜜と関連商品を売って居る店が在った。結構観光客で賑わって居た。中に入ると、いろんな蜂蜜味の味見が出来た。早速お土産を買い物をするお二人さんだった。アイスクリームも売っていて、暑いので人気の行列が出来ていた。

          ハニー農場

           売店
 モレクリークを過ぎると道も広く良く成り、快調に走る事が出来た。さらにルート1のハイウェイに出て高速走行となった。しかしロンセストンに入る前のロータリーで、ルート1のホバート方面に入ってしまった。暫く行き空港の標識が出て来たので、反対方向と気付きUターンした。ロンセストンの町に入り、ロードマップを頼りに今日のQualityホテルに無事到着した。隣は堂々たる建築の教会だった。

           Quality Hotel

            客室の建屋

            隣のセントジョン教会
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クレイド山麓トレッキング

2013-01-02 23:24:40 | オーストラリア
1/2(水)曇り後晴れ
 このクレイドルマウンテンシャトーは広い敷地を持ち、敷地内に自然遊歩道がある。朝6時に目を覚まし遊歩道を歩って見た。原生林の中に遊歩道の板敷きの道が作ってあった。ホテルの休憩ラウンジから出て離れたバーまでの、半円形の遊歩道になっている。朝はいろんな野鳥の声があちこちから聞こえてくる。少し行くと枝道が有り、行って見ると針葉樹の原生林の中に川が流れていて、行き止まりだった。この水辺からはワライカワセミのけたたましい鳴き声が聞こえていた。反対側の入口まで行って戻った所、薮の中から何かが飛び出した。良く見るとワラビーだった。そう言えば遊歩道の上に糞が可成り有った。ホテルのスタッフが帚を持って掃除をしていた。遊歩道の直ぐ脇からブッシュの方に移動しながら地面に鼻をつjけて、一生懸命餌をたべている。体を丸めているので背中しか見えず、顔を上げるのを待ってようやく写真が撮れた。

          シャトォー敷地内の遊歩道

             遊歩道からのシャトォー

      出会ったワラビー(フラッシュで目が光っている)
 食事を済ませてクレイドル山のトレッキングに出かけた。ビジターセンターに寄り、詳しいトラックが出てる地図と食料をを買った。昨日のゲートの所まで来ると、前の車が停まって居る。ゲートが開かないので、昨日の我々同様迷っているのかと思った。その内にゲートから逸れてUターンしてしまった。我々も行って見るとやはりバーが開かない。「あれ?」昨日は車を進めればバーが開いたのだが、今日は開かない。不審に思って脇の電光掲示を読むと、先の駐車場が満杯なので、ビジターセンターに戻りシャトルバスを利用してくれと言う。それで先の車がUターンして行った訳だ。昨日は午後遅くだったので、駐車場も空いていてスンナリ通れたのだった。このゲートは駐車場が満杯の時に、車を制限するための物だった。
 やむを得ずビジターセンアーまで戻り駐車して、シャトルバスに乗った。料金は国立公園パスを見せればOKだった。一番奥の昨日の駐車場まで行かずに、手前のロニークリフ駐車場で下車した。ここからオーバーランドトラックに入り、マリオン展望台を経てクレーター湖を一周するッコースを歩いた。

            歩いたトレッキングコース

          ビジーターセンタシャトル乗り場
 駐車場からは高層草原の中の平坦なボードウォークだった。遊歩道から離れた所に、ワラビーとウォンバットが居た。望遠にしてやっと獲れる程の距離だった。

            高層草原のトレイル

             ブッシュの中にワラビー
やがて川が現れフートブリッジと言う橋があり、他のルートからやって来たガイド付きのグループと合流した。この人達はのマビートラックからやって来た人達だった。橋を渡るとリリ湖への分岐になる。

               リリ湖への分岐
更に進むと樹木が現れ草地と混じり有る様に成った。レッドベリーと言う灌木に赤い実が沢山ついていた。ブルーベリーの様に食べられるかと思ったが、渋かった。平坦な草原が終りウォンバットピークへの登りが始まった。ここにマリオン展望台とクレターピークかの分岐があった。

               草原が終り森林と成る

               レッドベリー
 程なく道は森の中の沢筋へと入っていった。鬱蒼と茂った森の中の沢の脇を詰めると、小さい滝(レーター滝)が出て来た。更に沢の上を詰めると、クレーター湖に出た。湖畔に古びたボート小屋が有った。湖畔で湖を眺めながら小休止をする。この湖はクレーター湖と言われるだけ有って、周りは絶壁でまるで火口湖の様な佇まいだった。左手にウォンバッットピークを巻きながら、湖岸を上って行った。前方が開け平坦な場所に出た。視界が開け左手に行けば昨日やって来た、ウォンバットプールへ出る。右手は絶壁の下にクレーター湖が一望出来る。平坦な行く手にピークが現れ、岩場の急登となった。ここをよじ登ると、クレイドル山と眼下にドバ湖が見渡せる絶景が広がる。ここがマリオン展望台だった。大勢のトレッカー達で賑わって居た。ここでビジターセンターで買って来たサンドイッチを食べ大休止する。

              沢沿いを登る

              クレター滝


              クレター湖

              前方の急登な岩場
    
              岩場を登る  

            この先がマリオン展望台 

          マリオン展望台からのドブ湖パノラマ

            トレッッカーで賑会う展望台  
 ここからドブ湖を一周するかどうするかで話し合った。それでは時間が掛かるのでクレーター湖を一周して、元のロニークリフ駐車場に戻る事にした。マリオン展望台からクレーター湖の湖岸を更に進むと、前方にクレイドル山を眺めながら高層湿原の平坦な道となる。あちこちに小さい池が出来、いろんな草が群体となり、クッションや絨毯の様に成っている。キッチンフット小屋が有る手前で、オーバーランドトラックを逸れて、クレーターピークに行くホーストラックに入り南に下る。このトラックは余り人が入らない様で、今までの様なボードトラックに成っていなかった。古く成りボードが湿地に埋まり、水浸しになっていた。所々完全に水溜りに成っていて歩くのに苦労した。


          クレイドル山に続く高層湿原の道

             ホーストラック分岐

            ホーストラックの水浸しの道


              寒さから身を守るため群体となった植物
 クレーターピークでもう一度クレータ湖の眺めを楽しんで、湿原地帯を長々と下った。来るとき渡ったフートブリッジがかかる川の上流部を渡って、漸く湿原地帯を抜けた。上の方は可成り風があったので、ウィンドヤッケを来て居た。しかし下ると暑く成ったのでこれを脱いだ。この時腕時計を外し着替えたが、そのまま置き忘れてしまった。可成り下ったスコット小屋を過ぎてから、これに気が付き引き返す羽目に成った。やがて行きのオーバーランドトラックに出て、元来た道を駐車場へ帰って行った。駐車場手前の草原にウォンバットがいて、暫く眺めた。前を行くトレッカーがボードの上に居るウォンバットに出会って、喜んで居た。急いで近付いたが、草原の中に入って行ってしまった。残念!

             クレターピーク

             ピークからクレーター湖

            高層湿原からブッシュ帯へ

            森林地帯から草原地帯へ

            途中見たラン

            フット橋の下の赤い川


            奇妙な植物

            日溜まりで日光浴のトカゲ

           ウォンバット
 シャトルバスでビジターセンターに戻り、乾いた喉を潤した。運転を任せていたので、同乗者の許しを得て私はビールを頂きました。ウーン五臓六腑に染渡るうまさだった。
 宿に戻り今日はレストランで真ともな(?)夕食を食べた。今まで殆ど自炊か、出来合の物を買って食事をしていて、レストランで食べた事が無かった。食後は敷地の遊歩道を散策しに行った。ワラビーに出会う事が出来た。寝る時にも窓の外にもワラビーが出て来ていた。
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セントクレア湖からクレイドル山へ

2013-01-01 23:20:05 | オーストラリア
2013/1/1(月)曇り
 明けましておめでとう御在います。今年も旅の続きです。

 朝5時頃鳥のさいずりで目が覚めた。外は風があり細かい雨が時折降っていた。新年の夜明けだったが、普通に夜が明けた感じで殊更の感慨はなかった。今日はセントクレア湖からクレイドル山の西をぐるっと廻って宿のマウントクレドルシャトーに行く。

         クレイドル山ヘのルート
途中の町クイーンズタウンまではかなりの山岳ハイウェイだった。特にクイーズタウンは谷間に在る町なので、谷間に下るのに急カーブの連続だった。3日間走って給油をしていなかったので、クイーズタウンまで持つかどうか冷や冷や物だった。何とかガス欠になる前に町に入る事が出来た。取り敢えずガソリンスタンドを探し、町の中をグルグル廻った。スタンドを見つけて何とか給油する事が出来た。昼食をしようとカフェかレストランを探したが、ニューイヤーデーでどの店も閉まって居た。其れでなくても寂れた感じの町で人影も無い。止む無く、開いていたスーパーで今晩の食材を買っただけにした。酒もボトルショップの看板が有ったが、開いているかどうか判らない様な店だった。通りから奥まった所だったので、行ってみたら開いていた。これで今晩の食事と酒はなんとか確保出来た。
 クイーズタウンからルートA10を更に北上、人家の全く無い道路が続く。途中ローズベリー(Rosebery)とトゥラー(Tullah)と言う町を過ぎた。町と言っても人家がちらほら現れた程度で、街並の体をしていない。その先でルートC132に入ったけれど、このルートは高原を走る道路だけれど制限速度は100キロだった。快調に飛ばしたらクレイドル山に入る道を、小さい標識が在っただけなので通りこしてしまった。少し行ってからUターンしてクレドル山への道にはいった。少し行くと今夜の宿のマウントクレドルシャトーの看板があり、無事到着。大きなリゾートホテルだった。

              途中の高原地帯

           マウントクレイドルシャトォー
 チェックイン後夕刻までには間があるので、クレイドル山の山麓まで行って見る事にした。宿から少しゆくとビジターセンターが有り、ちょっとした売店も併設していた。此処から先の駐車場まで足を伸ばす事にした。センターから先は一車線の道路と成り、入口にゲートがありバーが下りていてどうしたら開くのか迷った。何のことは無いバーに近付けば自動的に開く仕掛けに成っていた。このゲートが何の為に有るか翌日実感することになった。ゲートを進んで行くと道上をハリモグラが横断していて横切るまで待った。Hさんはカメラを持って飛び出して行ったが、後続車が気になるので早く写真を済ませてーと急き立てた。ドブ湖駐車場まで対向車が有ると、道を譲ったり譲られたりして行った。車を停めてドブ湖まで足を伸ばしたが、一周するには時間が無いのでリラ湖の方に行って見る事にした。森の中の山道を行くと、湖面が見えて来た。風が強く湖面は波立っていた。その先にウォンバトのプールと指導標が在ったので、そこまで行く事にした。行って見ると何の事は無い小さい水溜りだった。今日の散歩はここまでにして、宿に戻った。

           クレドル山ビジターセンター

            リラ湖と向うがドバ湖
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クレイドル山&クレア湖国立公園へ

2012-12-31 23:48:38 | オーストラリア
12/31(月)曇り時々俄雨
 今日はホバートを経由してセントクレア湖までの長距離移動に成る。なるべく早く出たかったが、結局10時の出発と成った。空港までは一昨日来た道を戻る。

         セントクレア湖へのルート
途中のソレルの町で大きなスーパーマケットが有ったので食料と酒を買い出ししながらトイレ休憩した。ここでジャガイモとリンゴを買ったが、思いと違っていた。ジャガイモは茹でて冷凍してありチンすれば良いと思ったが生だった。リンゴと思ったのは実はモモだった。夕食時に気付き当てが外れた。

        ソレルのショッピングセンター
 空港を過ぎデルウェント(Derwent)川を渡ってホバート市内をバイパスして主要幹線道路のミッドランドハイウェイに入り北上する。ソレルまでは私が運転し休憩してからKさんに代わった。主要幹線道路ルート1は制限速度110キロで、そのスピードで走っていても後続車から追い抜かれる程で、皆120-130キロで走っている。グラントン(Granton)と言う町で川を渡らずに西にルート1からA10に入る。川沿いを進みニューノーフォーク(New Nor folk)で川を渡りハミルトン(Hamilton)と言う町を通過して道路沿いのオウセ(Ouse)と言う所で休憩する。軽食が出来るロードハウスと言う雑貨屋の様な店があり、ティータイムとした。

       ミッドランドハイウェイを快調に走る

         ルートA10周りは牧草地が続く

          ロードハウスで休憩  
此処から先は徐々に山道に成りニベ(Nive)川を渡った所にトゥンガティナー(Tungatinah)水力発電所が在った。山道を登りニベ高原に出て幾つかの湖の側を通り、ティッブス(Tibbs)高原へと続く。間もなくセントクレア湖の標識が出て、左折して少し行くと森の中にビジターセンターとロッジがが併設された建物の前の駐車場に到着。レセプションに行くと、Hさんが予約していたドミトリーはベッドのみで、寝袋が必要と言われた。予想していなかったので困惑していると、値段の高い部屋に替えるか(?)と聞く。この際部屋さい確保出来れば文句は無いので、無条件にOKした。部屋に行くと湖畔の二つ続きのコテージで、暖炉付きのリビング、調理器具完備のキッチンと2ベッド寝室、豪華な作りだった。

          セントクレアロッジ&ビジターセンター

           コテージ

            スタジオタイプの部屋
 荷物を解き湖畔のトラックを歩く事にした。時々小雨が振り風が強く寒いので防寒対策が必要だった。コテージの前の湖遊覧の桟橋に、風が強いので波が打ち寄せていた。
湖畔に沿って歩いて行くと、釣りをしていた少年達が居た。何か連れるのだろうか(?)その向うで水をくんでいる女性が居たので何をしているかと思った。ここからトラックは森の中に離れそこがトレッカー用のキャンプサイトだった。彼女はキャンプする為の水を汲んでいたのだった。そこから少し行くと大きな道に出た。ロングトラックとショートトラックが有り時間的にもショートトラックのラマイッレメンネル タベルティ(アボリジニの文化道(larmairremener tabelti Aboriginal culture walk)トラックを一周して戻る事にした。この広い遊歩道はクレイドル山まで続く縦走路の一部でもある。周りは巨木が林立し、日本では見かけない木々や草花で覆われている。ふと見ると先の方に何か居る。良く見ると体中針で覆われた山嵐の様なハリモグラだった。急いで行って近付いたが道を逸れ茂みの中に入ってしまった。暫く観察していたがやがて森の中に姿が消えた。アボリジニの文化道に入ると針葉樹の細い木々が密生した森の中の道だった。その木に奇妙な物が着いていた。丸くふくれた卵の様な物で、おそらくキノコの一種ではないかと思われる。途中に幾つかの案内板が有り、この道をアボリジニの人達が行き来して過ごした、歴史が語られあった。

          遊覧船の桟橋

          クレア湖畔のトラック

         メインのトラック

          トラックの案内板

          巨木が多い

          ハリモグラ

  larmairremener tabelti Aboriginal culture walk

  道の途中のアボリジニ文化の解説版

          針葉樹に生えたキノコ(?)
グルッと一回りしてオーバーランドトラックの広い道路に出て来ると、草地が広がった所がある。巨大なタワシの様な群体に成った草が有り、ボタン草と言ってアボリジニの人達が編んでカゴやバッグの生活用品を作るのに利用していたそうだ。地面には葉や茎は小さいのだが、花だけが大きな黄色い花が沢山咲いていた。

           ボタン草

        地べたに群生していた花
 コテージに戻りソレルのスーパーで買ったポテトを茹でタスマンサーモンと野菜をバーベキュ-にした。ガス暖炉の前でこれらを突きながらビールとワインで年越しをした。
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ハウイ岬へトレッキング

2012-12-30 23:24:15 | オーストラリア
12/30(日)曇り
 今日はHさんの希望のタスマン半島のHauy岬までトレッキングをする事にした。宿から少し戻りOakwoodまで戻り海岸沿いのタスマン国立公園のゲートまで、無舗装道路を入って行った。途中はユーカリの森林が続く。公園入口にオフィスが在り国立公園数カ所を入る事が出来るムルチパスを購入して入った。1日ビジターの駐車場の先にキャンパーの人達のキャンプサイトが在り、大勢テントを張っていた。また左に桟橋が在り、タスマン海クルーズボートが有った。その先からトレッキングルートになり暫く海沿いの緩い登りの道を行く。

       HAUY岬へのルート

             駐車場

             キャンプ場

            クルーズ桟橋

             トラック入口

             海を見ながら歩く
歩いているとブッシュの中に動く物が居て、目を凝らすとワラビー(小型のカンガルー)だった。驚かさない様にソーッと近付き写真を撮る事が出来た。歩き出して間もなく野生のワラビーに出会う事が出来てラッキーだった。

             野生のワラビー
 道は右にカーブして所々に立ち木が黒く焦げた山火事の跡が有る森の中の道を、長い上り下りをして1時間程歩いた。ここにHauy岬まで往復2時間の道標があった。此処から一気に急斜面を下る道に成る。眼前に岬に続く展望が開け絶景が広がる。一気に下った道はまた登りに成り、岬の尾根沿いの道をもう一度下って登る。右手は断崖となり鉈で切った様にスッパと切れ落ち、覗くと目も眩む様な高さだった。右手には遥かにもう一つの岬が見える。岩がちの道を更に進むと道が無く成り終点と成った。岬の突端までは行く事が出来ない。突端には切り立ったロウソク岩の様なオベリスク状の岩が海中から聳えているのだが、見える所まで道は続いていなかった。終点には何人かのトレッカーが休息して居た。三姉妹の親子連れやカップルが居た。皆急な登り下りの末にやっと着いたと言った感じだった。この終点の岩場の上からは周囲の絶景が広がっている。海上にはタズマン海クルーズ船の白い航跡が時折見える。左には湾を挟んで今歩って来た半島が見え、右には遥かにPilar岬が見える。ここで少し眺めを楽しみ腹拵えして戻った。途中やって来る人達と擦れ違い、挨拶と励ましをした。小さい子供を連れた親子連れも居て、感心させられた。指導標までの急登に喘ぎながら、漸く辿り着き一休みした。そこから森の中の長い上り下りを繰り返しながら、下りにこんなに長い登りだった(?)と思ったりした。往復4時間で駐車した所に戻って来た。

            長い森の中の上り下り

             後1時間の道標

             まだまだ上り下りが続く

     途中の絶景

  岬の先端そこまで道はない
 無舗装の森の中の砂利道を20分程戻ると幹線道路ルートA9に出た。ポートアーサーとは反対に右折して暫く行った。道路の左手にタスマニアデビルセンターと言う所がある。タスマニアデビルやタイガークウォール(フクロネコ)やカンガルー等が居て、餌付けを見る事が出来る。入ると直に囲いの中にタスマニアデビルが二匹鼻をヒク就かせながら居た。程なくフクロキツネの餌付けが有ると言うので、小屋の前に行って見た。既に大勢集まって居た。小屋には体に白い斑点が有るイタチの様な動物が動き回っていた。飼育人が兎の腿の生肉(?)を持って来ると駆け寄って行った。奪い合わない様に飼育人が腿肉を50cm程の高さに紐で吊るした。三匹が先を争ってジャンプして飛び着き、肉を食べようとする。しかし肉が揺れているので上手く行かなかったり、互いに打つかって落ちたりする。サーカスを見ている様で子供達は大喜び。大人もその様子がおかしくて、笑ってしまう。

            タスマニアデビル

         飼育人が餌を持って来た

      餌に飛び着くタイガークウォール(フクロネコ)
 この後カンガルーの放し飼いにしてあるグラウンドに行った。出入り口は二重ドアになっていて、見物人の出入りでカンガルーが逃げ出さない様に成っていた。あちこちにカンガルーが居て、数匹が纏まって木陰で踞ったり寝転んでいた。HさんもKさんも、真近カンガルーを見るのは初めてで、おそるおそる近付いても知らんぷりで気にする様子も無い。触って背中を撫でても嫌がらない。賀状用の写真にするとかで、カンガルーとツーショットで写していた。

          ワラビー
 5時からタスマニアデビルの餌付けが有ると聞いていたので、其れらしき所に行ったが誰も居なかった。その先の囲いの所で大勢集まっており、既に飼育人が説明を始めていた。説明が終り説明人が囲いの塀で餌箱を叩いて「餌だぞー餌だぞー」と呼び集めた。しかし全然応答が無く、一匹もやって来ない。暫く呼んでいたがだめだったので、飼育人が囲いの中に入り探し始めた。囲いの中は自然の状態に近い様に木や草が生い茂り丘の様な地形も作ってある。ようやく見つけて追い立てて、餌付けが始まった。タスマニアデビルは気性が荒いため、餌の奪い合いは激しい。互いに威嚇したり攻撃して餌を奪う。確保した餌は奪われない様に隠し持って、鋭い歯で骨もバリバリ砕いて食べてしまった。

            餌を奪い合って威嚇する
 タスマニアデビルセンターを後にして、昨日のレストランDog & Houndに寄り酒を買ってピザを注文して持ち帰った。宿に戻るとレセプションが閉まって居て部屋の鍵が受け取れない。呼び出し電話が有り、Hさんが電話を待つと何か言われたが、電話の英語は判りづらくて其れでなくてもオーストラリア英語は聞き難いのでさっぱりだった。電話を待つ間に部屋に行って見るとドアに鍵が刺してあった。管理人が出かける前に我々が戻らなかったので、部屋の鍵を戻して置いて呉れたのだった。
 夕食は買って来た二種類のピザとサラダそしてビール&ワインで満腹に成った。
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