半年振りのバンコク

2007/6/29
久し振りのバンコクは雨模様の天気だった。雨期特有の蒸し暑さと毎日のスコールが懐かい。空港が新空港になって、入管手続きに長蛇の列でかなり時間が掛かった。空港からシャトルバスで１０分ほどのバスターミナルに行き、ここから５５１番のバスで市内に向かう。ここから市内に向かう路線は公営の５～６系統あるが昨年の成績は皆赤字だとか。旅行客はリムジン・バスかタクシー利用で乗り換えの必要な公営バスは敬遠されているようです。
　戦勝記念塔の手前で降りるつもりが、ずっと手前で降りてしまい、タクシーを使う羽目になってしまった。この路線は２度目なのでいまいち降りる場所がはっきり分からない。宿はこの所利用をしている、ラチャプロラップ・マンションの日貸しの部屋を借りています。約１８００円弱でNHKも入るテレビ、冷蔵庫、クーラー、ダブルベッドの部屋でまあ快適です。
　スックミビットのHISでバリ行きや、日本往復の航空券等を手配したり、高架鉄道BTSのプロンポン駅近くの古式タイマッサージに行ったり、夜はその先のトンロー駅の屋台街に行ってタイ料理を味わった。

成長ホルモン剤

　梨の摘果作業をしていて、色々な事を知りました。沢山の実の中からどれを残すかとか、一本の木を確実に終わすやり方とか。防虫防除や病気の駆除に様々な薬剤を散布する事。そして驚いたのは梨の生長を早める為に、成長ホルモン剤を使う事でした。摘果作業を終って、更に一枝に残す個数を決めて余分な実を落した後、活かす実の柄の部分に、ホルモン剤を一個一個塗付けるのです。そしてその時注意が必要で、実や葉には絶対着けてはいけないのだそうです。付着するとその部分だけが成長して、マトモナ実に成らないとの事。細心の注意が必要な作業です。
　こうして置くと成長が早まり、出荷時期を早めの需要の時期に合わすことが出来るのです。こんなことまでしているんだなあと、つくづく思いました。そんなこんなで３軒の梨園を手伝い、一ヶ月間の作業を終了しました。