魚は何処に？

2009/08/23
　朝夕港の岸壁で釣りをしている人達が居ます。けれど魚が掛からない様子です。第一島の住人の姿が見えません。魚がドンドン釣れている時は、「オバア」「オジイ」も含めて大勢来ています。島の人の姿が見えない時は、魚が釣れません。今年の夏はこんな不漁の時が続いています。潜っても濁りが有り透明度も悪く。水温も低く魚の影が見当たりません。
　そんな或る日、東の湾にシュノケリングに行きました。上げ潮時で根の付近は渦をまいていました。そんな中に小振りながらタカベの群が数千匹湾を埋め尽くす程に入っていました。昔は岸壁でこの様なタカベのj大群が泳ぎ、誰でも沢山連れたのもでした。でも最近はそんな姿をめったに、見なく成りました。久し振りでタカベの大群が乱舞するのは圧巻でした。

島のお盆

2009/13-16
お盆
　島のお盆は墓掃除と花の飾り付けで始まります。花の用意と一緒に飾る「お香」と呼んでいる木の枝を畑に採りに行きます。これは島独特です。１２日に墓の掃除と飾り付けに行くと島中の「おじい」や「おばあ」が来ています。普段家に籠り勝ちなお年寄りも、この時ばかりは顔を合わせ、言葉を交わしています。さらに家の仏壇の飾り付けをして、供物を供えます。この為ダンゴを作りお供えするので、朝からダンゴ作で大わらわです。
　１３日の夕方に迎え火でライトを点けて置いて来ます。これは昔のロウソクや提灯を灯していたのが電池式の明かりになったのでしょう。この時線香を立てて来ますが、自分の家の墓ばかりで無く、本家や分家、親類の墓にもお参りをします。島の人達は辿れば皆親戚の様な物なので大部分の他所の墓もお参りする事になります。
　１４、１５日は早朝墓のライトを消しに行き、夕方再び明かりを点けに行きます。１５日の夕方には精霊流しとして、仏壇のお供え物を海に流します。今はゴミ問題が有りますので、二隻の漁船に各家のお供え物を集め、お坊さんも乗り込んで沖に出て、海に流しています。島ならではの風習です。
　１６日は送り火で朝お墓に行き、ライトを消し供え物を片付けます。これでお盆の全ての行事が終です。

地震＆津波予報の問題

2009/8/11　豪雨、後曇
　未明、大きく揺さぶられた地震で目を覚ます。可成り大きな地震だったのでテレビを見る。震源地は示されず駿河湾沿岸が震度６弱の表示が出る。地震が収まってから、「地震が来ます、地震が来ます。注意して下さい」と防災無線から地震情報が流れた。震源に近い所では、今の地震予報は間に合わないを実感。その後津波警報が出て、それも３０分あとで解除とテレビでは放映された。所がこの時、東南海地震情報システムからの津波警報が「海岸付近の住民は避難」と防災無線から流れた。しばらくしてこれが誤報であるとの訂正放送がされたが、東南海地震予知のシステムが働いてこの誤報が流れたらしい。複数の情報を得ないと飛んだ事に成り兼ねない。

再度中の浦をガイド

2009/08/10雨
昨日台風８号の前衛の雲が去り、真夏の空に成った。これで本当に真夏になると思いきや、台風９号が四国沖で発生。その前衛の雲で今日は一日中雨。夏空は何処に？雨の中ダイビングのガイドを頼まれた。潜れば水の中、雨でも関係ないけどやはり気分はいまいち。今回のダイバーさんはここ数年のリピーターさんで、一人でも潜れる人でした。そこで案内と言うよりはバディとして一緒に潜りました。一本目は中の浦左手の、大島をまわるコースを案内。二本目はこの前と同じ右手のアーチと呼んでいる、穴の在る根までのコースでした。二本目は19℃と非常に冷たく、快適とは言い難いダイビングでした。

ダイビングのガイド

8/8曇
島に着いて間もなくダイビングサービスのオーナーの早川さんと道で会った。その時何か手伝う事があたらどうぞと言って置いた。今日早川さんから電話が有り、１名,中の浦を案内して欲しいと言われた。今年の海は５月以降、伊豆諸島付近が冷海水域が続き、未だに解消されていない。従って水温は２０度前後でこの時期としては非常に冷たい。その上、遥か洋上の台風８号のウネリが入り透明度も悪く、ダイビングコンディションとしてはあまり良く無い。中の浦もウネリが入り、水中で可成り振られた。案内したのはカメラ派のダイバーだったので、小物の魚を探して、一本目は湾内の浅場を案内しました。二本目は上手なダイバーなのでやや沖の洞窟のある根まで案内しました。透明度は５～６m程度、水温２１℃５ミリのウェットスーツでも冷えるー！午後は中学生の子を案内した。

台風８号の余波

2009/08/6,7
九州や中国地方で水害の被害のニュースが続いています。式根も昨日から断続的にドシャ降りの雨がです。雨樋が詰まっていて、屋根からジャブジャブ水が落ちて来て家の周りが水浸しに成りそう。慌てて雨の合間に屋根に登り、雨樋の掃除をしました。西側はシイやタブの木が生い茂り、枯れ枝や葉が積って腐葉土の様に成っていました。これを取り除き、雨水が樋を伝って道路に流れ易くしました。しかし一部分は屋根が急で、端の所へ行くのは転落の危険が有りそうなので出来ませんでした。掃除をした所は水捌けが良く成ったのですが、またドシャ降りに成ったら詰まっている所が在った。雨の中を其の部分を濡れながら水の通りを良くしました。

式根島に移る。

8/5曇
トカラ列島小宝島から戻り一週間して式根島に移りました。二年振りの式根島は何時もと同じ表情でした。桟橋まで民宿「佐々木屋」のおばさんが出迎えてくれました。見た所おばさんも変わりは無く元気そうでした。宿の私専用の部屋は二年間開かずの間だったので数日前に開けていてくれました。昨年はモンゴルに出かけ島に来なかったので、おばさんは今年も来ないのではないかと思っていました。それで今年は大分客は断ったそうです。それでも馴染みの客や最近のリピーターさんは断れずに受け入れた様です。着いて早速、おばさんでは手の届かない、家の周りの片付けや、薮の切り払いなどの力仕事をしました。

アルバム（2009/08式根島）