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51st AFBF Asian Championships (3)

2017-09-15 22:43:41 | 観戦記2017


KURACHI Miharu from Japan, 1st place of 51st AFBF Asian Championships. (Bikini Fitness, -163cm&Overall)
Tian Yue Cen from China, 1st place of 51st AFBF Asian Championships. (Bikini Fitness, 163cm-&Overall)

こんばんは。
今日は、第51回アジア選手権(モンゴル)のフィットネスビキニについて、お送りしたいと思いますが・・・
5月19日正午過ぎに会場入りした私に、溝口・井上・田口の3選手から「フィトネスビキニの競技は、今すべて終わったところです」という、ショッキングな事実が聞かされたのでした(中性子爆)。
フィットネスビキニの競技は、午前10時からすでに始まっていたとのことでした(号泣)。
しかしそこへ、2人のフィットネスビキニ選手がステージに上がりました。
私もとにかく、これは撮り逃してはならないととりあえずカメラを構えました。
ステージに登場したのは、フィットネスビキニ163cm以下級優勝の我らが日本の倉地美晴選手、そして163m超級優勝の中国のTian Yue Cen選手でした。
そう、クラス優勝者同士によるオーバーオール決勝だったのです。
ちなみに、Tian Yue Cen選手は昨年の北京アジア選手権でも、163m超級で優勝そしてオーバーオール優勝も成し遂げています。
そして、オーバーオール優勝が発表されたわけですが、Tian Yue Cen選手の優勝と発表されたのでした。
ご覧のとおり、国歌演奏も中国国歌のみでバックに表示された国旗も中国のもののみでした。
このように、現地で私が見た限りではオーバーオール優勝は中国のTian Yue Cen選手だったという認識でした。
ところが、この後アップされていた国際ボディビル・フィットネス連盟(IFBB)の公式結果では、両選手とも1位となっていたのでした。
(公社)日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)のホームページに掲載されている審査結果も、これをそのまま使っています。
このことについて、帰路の仁川国際空港で倉地選手ご本人に直接確認したのですが、本当は倉地選手の優勝だったのに、どうも間違えてTian Yue Cen選手の優勝と発表してしまったらしいのです(爆)。
しかし、一度発表したものを取り消すわけにもいかないので、両者優勝ということになったということでした(原爆)。
そして、ダイジェストでもご覧いただきましたが、オーバーオール優勝の表彰状を「証拠物件」として見せていただいたのでした。
それからもうひとつ、両選手と役員2人が手を取り合って記念撮影を行っている写真がありますが、左端の倉地選手と手を繋いでいる役員にご注目ください。
この人こそ、IFBB会長のRafael Santonja(ラファエル・サントンファ)氏だったのです。
そして、倉地選手のホームページの8月24日の記事「日本人初、IFBB BIKINI PRO 誕生秘話。」によりますと、このときSantonja会長から直にプロ入りのオファーを受けたということでした。
このオファーを受け入れた結果、「IFBBビキニプロ選手・倉地美晴」が誕生したのですね。
そしてそれは同時に、9月3日に行われたオールジャパンフィットネスビキニに倉地選手が出場しない、ということでもあったのです(涙)。

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2 コメント

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Unknown (筋トレ中)
2017-09-22 22:51:36
さすが山根さん!miharuさんの歴史的瞬間を撮るとは!事後的ですが、IFBBの分裂劇も発生し、さらに価値の深いショットになりましたね!
ビキニ競技を見逃しても、コレを撮るとは、持ってないようで持ってますね!
でもiso感度は上げた方が良いですよ。ノイズだらけとブレブレなら、ノイズだらけが評価されるタイプの一枚なので。
(蒼き伊達男より)
返信する
なんか風雲急ですね (行動派)
2017-09-23 00:21:18
筋トレ中の蒼き伊達男さん、ありがとうございました。
しかし、肝心要のフィットネスビキニの競技の模様を撮り損ねたのは、まさに一生の不覚でした。
そこまでしっかり撮ってこそ、「持っている」と言えるかと思います。
このときは、とにかくあわててカメラを構えたので、きちんと設定できなかったのが敗因ですね。
その意味でも、競技の段階からしっかり撮れていれば、失敗は少なかったと思います。
IFBBの情勢もなんか混沌としていますが、なるほど倉地選手が早い段階でプロ入りを決断したのは、正解だったといえますね。
日本のボディビル・フィットネス界も、これから激動の時代に入るのでしょうか。
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