蜜蜂の列車を降りて逃げ出した朝にはなした無題のノート
「ミレニアム」
割るもよし躊躇うもよし逡巡の深まる夜は猫とドリブル
「渡し舟」
闇深き規約の中にとけ込んだ宇宙クラゲの風流なこと
「焼き豆腐」
やむなしと期待を捨ててとじこもる宇宙母船に普段着のきみ
「焼き豆腐」
かわかない感情だけをみつめずに行こう僕らは詩のロケットで
「鏡石」
ミーちゃんの創造的な囀りにサンキューここに居場所みつけた
「ミソサザイ」
案ずれば下書き保存不甲斐ない落書きに歌以前と泣いて
「アジフライ」
割り切れぬ魂が散る詩の淵にぶら下がるいいねの贈り物
「渡し舟」
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