眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

猫とロボット

2020-11-16 02:44:00 | オレソン
1分毎に訪れていた客
今では俺のブログと競り合っている
1時間に1人とか
カウントにはロボットも含まれるらしい

半分つぶれたスピーカーを通る
ラバー・ソウルは声も出ない

時折玄関先に立ち止まるのは猫
人でなければ金にならない

束の間のアピール・チャンス
本当に10秒で終わってしまった
招かれたのは0人の訪問者

俺はずっと番をしている
金もトイレも貸せないぜ

「もう閉鎖だ!」
うわさは年中回ってる

試験期間の180日
申請は却下されたらしい
ひねくれた散文詩のあとに
ラーメンを求める人はいない

生き残るのはあの猫だろう
俺よりは一貫性のある
道を知っている


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 素晴らしき秋 | トップ | 渋滞ヘブン »

コメントを投稿