眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

ウインク・ポメラ

2020-10-30 08:26:00 | 【創作note】
 ポメラが開くとまぶしい光に見つめられて、僕は空っぽになってしまう。
 ぱたんと閉じるとフラットになった板の上。 
 チェスをする。お茶をする。花見をする。猫と遊ぶ。ダイスを転がす。その内に何か閃くものがある。飢えた何かを感じられる。
 そうしてポメラを開く。
 ポメラ中心の白さに、僕のちっぽけな断片は呑まれてしまう。

(いつだって身構えた時には失われるのだ)

遊び、気晴らし、閃き、喪失を繰り返し、
15万回のテストにも耐えた
ポメラは強い

僕はまだまだ


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