眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

猫と幽霊

2019-03-15 11:37:35 | ナノライト
心地よい隙間風が吹く
空き家に幽霊は住み着いている

時々猫がやってくる
数はだいたい0か1

時々鳴きやまない猫がいる
幽霊はこっそり猫の背を撫でてしまうけど
ほとんどの猫は気づかない

全身の毛を逆立てて
暴れ回る猫がいると
幽霊は少しうれしくなって
家の中で踊り出してしまう

その時は窓がカタカタと音を立てて
拍手をしてくれる


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