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眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

誰も見てないんちゃうかシンドローム

2021-06-15 19:12:00 | 短い話、短い歌
 昨日あんなに拾ったはずなのに。
 散乱した紙屑を見て私はため息をついた。

「さあ始めるぞ」

 吸い殻1つも見過ごすことはできない。最初は小さなところから始まって、だんだん大きなものへとエスカレートしていく。それが世の常だ。
 捨てることには2つの罪がある。1つ目は世話になったものに対する不義理だ。中身がある内はありがたく傍に置いていたものが、用が済んだ途端に自分から切り離してしまう。そこには感謝の念が欠けている。もう1つは好き勝手に捨ててしまうことでスペースを潰してしまうことだ。世界のスペースが無限にあるのなら、問題は少ない。しかし、現実のスペースは限られている。何かがそこに存在することは、それ以外のものの存在に干渉してしまう。無闇な廃棄を繰り返せば、スペースはあっという間に失われ、明日には歩く場所もなくなるだろう。

「全く困ったものだ」

 ポイ捨て衝動を引き起こすもの、その主な要因は『誰も見てないんちゃうかシンドローム』だ。元は若者に多く見受けられたものだが、最近では世代の枠を越えて蔓延しているようだ。それほど大人になりきれない老人が増えている。

「もう少し考えればいいのに」

「まあ地道にやっていくさ」

 空き缶、紙パック、古雑誌、右手袋、折れたストロー、ギターピック、サンダル、折れた傘……。
 無情に捨てられたものを見るのは誰にとっても気分のいいものではないだろう。1つ1つを拾い上げ街のスペースを回復していく私たちの仕事は根気がいる。好きでなければとても勤まらない。

「あれは……」
 何であれその正体を見定めてから手を伸ばすのが決め事だった。近づいてみると少し厚みがある。ハンカチではない。

「いつかのアベノマスクですね」
 こんなものまで……

「全く、命が惜しくないのか……」




不織布のガードをかけてがっちりとアベノマスクが口を封じる


雨うた

2021-06-14 21:19:00 | 短い話、短い歌
 賑やかなほど疎ましくなる。明るいほどに虚しくなる。思いやりに満ちた助言も、愛を称えるメッセージも響かない。僕の内部の共感装置は壊れっぱなしだった。音が近づくように窓を開ける。雨粒まで部屋の中に入ってきたとしても構わない。(どうだっていい)無気力が突き当たりまで行くと心を広くする。雨音だけが意味もなく僕を許し、眠りへと導くことができる。遠い遠い昔から。




ぽつりつぶやく一言が歌になるアプリを持って歩く地下道

ハエとりの将

2021-06-12 21:21:00 | 短い話、短い歌
 虫には善い虫と悪い虫がいる。善い虫は憧れの的となり描かれ歌われ、物語の主人公にもなる。悪い虫は憎悪の対象となり、叩かれたり撃退されたり、いなくならされたりする。あくまでそれは人間の都合によるもので、善悪は容易に入れ替わる。
 棋士たちが話し始めたのは部屋にハエが出たからだった。盤を挟んだ二人が声を出すのは、ほーとか、ひえーとか、通常はあまり意味のない言葉に限られる。特別な理由なく話し始めたとすれば、既に勝敗が決した時だ。ハエの出現は、1つの緊急事態に相当したのだ。室温の1℃、光の射し加減、座布団の厚さ……。長い一日を通して集中力を保つためには、繊細な環境設定が必要となる。ハエは、直接的に邪魔を働くわけではない。どちらか一方に肩入れして助言したり、駒を操作することはないが、集中を妨げる要素にはなる。たかがハエ1匹として見過ごすことはできない存在だった。恐らくは換気のために開いていた隙間から侵入したと推測された。

「とにかくこいつが……」

 矢倉の上を遠慮もなく飛び回る。地に足をつけぬ存在は、どんな大駒よりも厄介だ。

「昼休みに何とかしましょう」

 立会人は難しいハエ取りを任されることになった。




肌につく
夏の序章に
見え難き
筋を飛び交う
緊張の朝

(折句「ハナミズキ」短歌)


ミックス・チャーハン

2021-06-11 20:11:00 | 短い話、短い歌
「我々は現実を直視する必要がある。数字を見ればそれは明らかです。打ち負かされた示しとしての撤退は、早ければ早い方がいい。一刻も早い撤退こそが、立ち直るために必要だ。金ではない。行動しなければ意味がありません」

「先生の自主的な研究成果の発表に対して、まずは拍手を送りたい。実に素晴らしいお考えだと思いました。いずれにしろ、我々は人類の夢と希望、冒険と友情、愛と絆、そういった様々な要素をミックスさせ、未来へと運んで行かなければなりません。そのためにできることを……」

「何かこのテレビ調子わるいわね」


「はい、ウーバー飯店です。金のチャーハン3、プロテインチャーハン2、安心チャーハン4。住所は、選手村、5丁目。毎度ありがとうございます!」


「そろそろ限界かしら、ねえおじいさん」

「おばあさん、そんなことより仕事仕事!」

「はいはい。始めますか」




人類の非難の中に袖を振る命をかけた貴族の遊戯

ラッキー・モーニング

2021-06-09 23:54:00 | 短い話、短い歌
 駅ナカの朝は激しい競争社会だ。無難な店づくりをしているだけでは、置いていかれる。斬新で人目を引くサービスがないと生き残ることは難しい。

「おめでとうございます!
 ラッキー・パンをお選びいただきました!」

 そうして私は特等席へと案内された。誰よりも高くゆったりとした席で、手厚いおもてなしを受けることになった。スープに玉子にウインナー、お供のわんちゃんまでついてきた。

「よろしければお読みください」
 週刊誌は好みではなかった。

「ナンバーとかあります?」
「ナンバーズでしたらございますが」
「それでもいいや」
「すぐお持ちします」
「それからこの子、散歩に連れて行ってあげて」
「かしこまりました」

 下を通る人が羨望を込めて私の席を見つめて行く。幸運はトングの行方次第。明日はあなたにだってチャンスがあるかも。

「サービスのギターソロでございます」

 凄腕のギタリストが冷めかけたコーヒーをもう一度沸騰させた。やはり朝はロックに限るな。

「痛くないですか?」

 心地よい指先が先入観に凝り固まった肩を優しくほぐしてくれる。これも私のたった1つの選択によって与えられた褒美だ。

「デザートの抹茶アイスでございます」
「ありがとう」
 まぶしい光を浴びながら私の朝は終わろうとしていた。

「それではこれを着てください」

「えっ? なんで」

「あなたは1日店長に就任されました」

「えーっ、聞いてないよ!」

「日当は40万となっております」

「よろしくお願いします!」
 1ヶ月でもいいけど……。

「コラーッ! 店長を呼べ!」

「下でお客様がお呼びです。1日店長」

「えーっ、私?」




人流の歪みに浮いたボーナスの元を辿ればみんなのがまん


普通にあるラーメン

2021-06-07 05:11:00 | 短い話、短い歌
「虫たちは光の下に集まってきます。けれども、私たちはそうではありません。自由研究は金を生むでしょうか。そうです。私たちに必要なもの、それは金の他にありません。安らかなものはすべて、夢も、希望も、金の下に集まってきます。テレビも人も車も、すべては金によって動きます。金にまみれ、金にひれ伏し、金に焦がれて踊るのです。私たちの汗も涙も金集めの道具に過ぎません。今まさに私たちの頭の中は金で埋め尽くされました。だけど、まだ足りません。もっともっと持ってきてください。一人一人が金の運び手となって、この国の中心に金を集中させてください。ブレーキは昭和の時代に壊れました。だから皆さんで一斉にアクセルを強く踏みましょう。潤わなければ何も始まりません。私たちは未来のために、命をかけて金を取りにいきます」

「はい、ラーメンお待たせ」

「どうも」

 ここのラーメンはこれと言って特長があるとは思えない。だけど、私は気がつくとよくこの場所に来ている。客はだいたい私を含めて2人か3人くらいのことが多い。何か落ち着く場所だ。私はこのテーブルが好きなのかもしれない。首の苦しげな扇風機がずっと回っている。スープを一口いただく。何か懐かしい味だ。ずっと昔に、どこかの商店街で口にした気がする。画面はそんなに美しくない。きっとブラウン管だ。

「続いてお天気情報です」

 できればなくならないでいてほしい。
 私は普通でいいと思う。そんなに長居するわけではないけれど。大将、どうか無理はしないで。




金のない暮らしの向こう祭典に群がる夏のゴールド・ラッシュ


将棋の時間(折句/短歌ハナミズキ)

2021-06-03 06:04:00 | 短い話、短い歌
 思わぬところで敵の歩が突っかかってきた。このタイミングなのか……。それは読みにない手だった。素直に取るべきか。(取るにしても同歩か、同銀か)歩で取るのは自然だが、後の継ぎ歩は何よりも恐ろしい。銀で取るとコビンが開き気持ちが悪い。ここは手抜いて攻め合いか。(玉頭の歩を手抜く。私は正気だろうか?)

 それにしても応手が多すぎる。たくさん手があって正解が一つという時、人間は誤りやすい。(当然のことだろう)直感だけを頼ることはできない。読みの精度にも限界がある。だけど、少しでも最善に近づいていきたい。勝つこと(強くなること)を信じて読み耽る。それが私の本文だ。

「佐々木先生、残り3時間です」
 ああ、もう残り半分になった。




8筋の悩ましき歩をみつめては
過ぎ行く時は
金なり

(折句「ハナミズキ」短歌)


【短歌】シンガポール・スリリング(折句)

2021-05-23 10:32:00 | 短い話、短い歌
 メニューというより百科事典のようだった。
「なかなかのもんでしょう」
「ええ」
「1500以上あるんですよ。日々が泡となって創造を広げていくので、新しいカクテルが生まれない日はないのです。だいたいここに来られたお客様は迷います。迷い疲れて帰ってしまう方も少なくないほどです。ああ、また生まれそうな……。お客様の疑り深い瞳が新しいヒントになるようです。野生の何かにも似て……」

 全くよくしゃべるマスターだ。
 私はメニューを閉じた。迷うために来たのではない。迷いを断ち切るためにやって来たのだ。

「おすすめは?」
「シンガポールスリリング」






朝焼けの獣と遊歩道を行く
ウィザード街の風景に溶け
(折句「揚げ豆腐」短歌)


快速のゼブラを追ってタップする
地平線までぬり絵天国
(折句「風立ちぬ」短歌)


絵手紙にトトロを添えてシンガポール
9月で200歳になります
(折句「江戸仕草」短歌)


憂鬱が希望の裏にひれ伏した
四重奏の宇宙遊泳
(折句「ユキヒョウ」短歌)


感嘆が過剰な歌を耳につけ
苺をかじる七分袖ジョー
(折句「鏡石」短歌)


美味しげな匂いを拾った

2021-05-12 13:43:00 | 短い話、短い歌
この街の出前迅速競い合う歩道の上の自転車レース


道を歩いていると
どこからともなく美味しげな匂いがする

どこかのお店からだろうか
その辺の普通の家からだろうか
美味しげだから本当に美味しいとは限らない

だけど美味しげな匂いは僕を高く持ち上げて
愛すべき世界のことを思い出させてくれる

多くを望みはしない

ご飯とのり それくらいあれば幸せだ


駆け上がるエスカレーター7階へ配達員の四角いリュック


流行らない遊び 〜短歌(折句例文)

2021-04-29 21:16:00 | 短い話、短い歌
「ひなまつり会場は?」

「もう終わりましたよ。もう4月ですよ」

「何だと、だったら子供の日まつりは?」

「まだ早すぎますよ」

「じゃあどこに行ったらいいんだ?」

「そんなこと私に言われても困ります」

「僕はどうすればいいんだ? 逆に教えてくれ。わかりやすい言葉で、誰にでも伝わるように」

「行き当たりばったりをやめて、真面目にプロットを考えるべきではないでしょうか」

「ふん。お前じゃ話にならん。店長を呼べ!」

「店長なんていません! ここをどこだと?」

「そんなことより僕は誰だ?」

「自分探しですか? 流行らないですよ」




行楽はどっと混むから物憂げな
軒先きみと膝かっくんを
(折句「こどもの日」短歌)


スペース・ドーナツ 

2021-03-21 10:41:00 | 短い話、短い歌
 店先にこぼれ出る匂いに誘われて中に入った。そこは創作ドーナツの店だった。見慣れないドーナツが並ぶ。半信半疑で選んだ1つに私は魅了された。それからというもの毎日のようにお店に通うようになった。飽きることのない創造性がそこにあふれていたから。

 来る度に新作が出ている。それは時に何かに似た形、時に何とも似ていない形だった。見ているだけで楽しくなる。ドーナツ(アート)は日々にときめきを与えてくれた。
 作品の穴を通して見る世界もまた現実をアレンジしたように映った。おばあさんはイルカ、店長は魔術師、バスは宇宙船、雨は花火、猫はビー玉のようだった。
 焦点を戻すとドーナツが目の前に帰ってくる。

(食べてしまうのが惜しい)
 いつまでも眺めていると逃げて行くこともある。ドーナツは内に足や鰭や翼を秘めていた。消えてしまう前に手を伸ばす。捕まえた。
 遠く思えたアート作品がちゃんと自分の中に吸収されて行くことに、私は満足を覚えた。美味だ。
(自分も何かを創りたい)
 そんな不思議な感情を抱かせるドーナツは、手についたパウダーさえも愛おしく思えた。

 ドーナツ・ショップはある日突然、店を閉じた。
 それから長い間、その空間は閉ざされたままになっている。

「テナント募集」
 貼り紙の周りに私は時々新しいドーナツを描き加えている。
 誰も咎める者はいない。
 だけど、もう思いつかないな。


Aメロのドで歩き出す幸せは
靴音鳴らすサニーステップ

(折句「江戸仕草」短歌)


星食べよ

2021-02-26 01:19:00 | 短い話、短い歌
しんちゃんが一番星をみつけたとキラキラ笑い僕に言ったの


 僕はそれより先にみつけた星があったとは言えず、こっそりと空から引き抜いてポケットの中に隠した。しんちゃんがうれしそうなことが一番だから、その気持ちを台無しにすることはできないから。言わなかったことは、うそをつくこととは違うよね。ねえ、しんちゃん、明日は晴れるよ、気持ちいいよ、どこか行こうか、ねえねえ、どこ行こうか、海がいい……。
「今日はいつもよりも明るいね」
 しんちゃんが疑いの眼差しを僕に向ける。ポケットの中で、星がだんだんと成長しているからだ。もっと明るくなる前に、僕はこの星をこっそり食べてしまうんだ。
「ねえ、しんちゃん。ジュース買ってきてよ」

盗まれたディナー

2021-02-10 02:53:00 | 短い話、短い歌
 一口だけちょうだいと姉ちゃんが近寄ってくる。あまりお腹は空いていないと言う。一口食べてこれは美味いねと言う。
「なのでもう一口」
 自分でもう1つ作って食べればいいのに、決してそんなことはしない。
 そう言えばわたし朝から何も食べていなかった。
「だからもう一口」
 一口の定義は未だ発見されていない。
 あんた優しいから。
「じゃあもう一口」
 もう一口、これで本当に最後ね。
「はい、どうぞ」

 帰ってきたディナーを一口食べるともう底が見えている。
 王様のカップヌードル。
 口のうまいのには気をつけなきゃね。



ワンモアー
タイムワンモア
シガレット
フーアーユーあー?
寝ぼけてるのね!

(折句「渡し舟」短歌)


レイト・カフェ

2021-01-27 09:49:00 | 短い話、短い歌
ぬくぬくと食べたいものは美味いもの
何せわたくし議員ですもの
(折句「ヌタウナギ」短歌)


 チャンスの芽が出かけた頃に私は店を追われた。これからという時に無念だ。バッジがあれば話は違った。じゃんじゃんばらばら、人生の花が夜いっぱいに咲いたことだろう。気がついた時には、私はコーヒーカップに口をつけていた。

「あんたパチンコ勝ったんか」
 少し遅れてあきさんがやってきた。少し声がしゃがれている。
「勝ちかけたところで追い出されたわ」
「そうなの」
「議員バッジあったらまだいけたんやけどな」
「えー、ほんまかいな」
「いや知らんけど」
 近頃はルールがよく変わる。何が本当か自信が持てない。昨日は問題なしとされたことが、今日には大問題になっていたりする。

「私も調子が上がってきたところで追い出されたわ」
「またカラオケか。議員バッジあったらずっと歌えたのに」
「ほんまかいな」
「知らんけど」
 一律に決まっているルールではない。私たちは知った気になって、いつも誤解してしまうところがあるらしいのだ。

「最近どうなの?」
「そうやな。鍋も飽きたし天ぷらかな」
「天ぷらもええねえ。どんなん?」
「おくらとか、ししとうとか、ピーマンも美味しいわ」
「ゆりねも美味しいよね」
「そう。やっぱり揚げたてが何でも美味しいわ」
 結論はシンプルなところに行き着く。外が駄目ならおうちで美味しさを追求していくまでだ。

「そりゃそうやわ」
「鱈も美味しかったわ」
「ええね。鱧もええよ」
「南瓜もええよね」
「ええね。大葉もええで」
「あー。あっさりしてて美味しいわ」

「揚げたらパリッとなるわ」
「音がまたええのよね」
「勿論よ」
 美味しいものの話をしていると時間の感覚がおかしくなる。色んな具材を口にしたが、ここでは私たちはコーヒーしか飲んでいないのだ。

「食感も大事よね」
「大事大事。みんな大事よ」
「ここ何時までやった?」
「22時ちゃうかな。酒置いてないからええのよ」
「そうなんや」
「いや知らんけど」
「知らんこと多いな。こんなしゃべってて大丈夫かな」

「私たちは大丈夫よ」
「そうやね。私たちは大丈夫よね」
「コーヒー飲んでたら平気よ」
「それほんまなの?」
「勿論よ。もう1杯いただこうかな」
「バッジなかったら追い出されるんちゃう」
「その時はその時よ」
「じゃあ私ももう1杯」

「ここは落ち着くやろ」
「ほんまや。よう流行ってるわ」


未確認スラッシュ

2021-01-08 04:09:00 | 短い話、短い歌
 成長曲線の先に未来を見た。楽観的観測によれば、未来は大きく開けているはずだった。夢、希望、創造にあふれて徐々にカラフルな風景が広がっていく。考えるほどにわくわくする。それはなんて素晴らしい世界だろう。
 突然、歪んだスラッシュが降ってきて順調な広がりを遮った。視界不良。暗雲到来。待ち焦がれていた未来に水を差したスラッシュの正体とは……。
 文房具、音楽記号、フリーランス、宇宙物質、比喩的な何か? あるいは、そのいずれにも当たらないものか?
 軽はずみに結論づけることはできない。世界的な知見を集め、落ち着いた上で冷静に調査しなければ。
 未来へと飛べない今、ここで一旦、noteを閉じるべき時がきたようだ。
 そして、言葉を差し控えよう。
(みんな差し控えている)
 きっとそれが正しいことなのだろう。


改行を重ねてのぞむ未来図を
一旦寝かせ下書き保存
(折句「鏡石」短歌)