眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

【創作note】海に行きたい

2021-05-16 10:38:00 | 【創作note】
書きかけた詩は
結ばねばならない

あの時はきっと
触れたかったはず
つなぎたかったはず
抱きしめたかったはず

もうわからなくなったけど
かななのか 数字なのか
言葉なのか 傷跡なのか
愛だったのか 憧れだったのか

きれいさっぱり 消すことなんてできないよ

書きかけた詩は
結ばねばならない

今じゃない

あの時の僕と
答え合わせを




「確信を持って生きられる人は希だ」という話を聞く。
 書くということに置き換えてみると「確信を持って書ける人」もあまりいないのではないか。それは何か安心をくれる。だったら、あまり細かいことは気にせず、自由気ままに書いてみようか。そう思わせてくれるからだ。

 欲張りだからペンがすぐにぶれてしまう。最初に書こうと思ったことが、最後まで維持されることは希だ。
 例えば、業務日誌を書いていても、いつの間にか変なコラムみたいなものが間に交じってしまう。当時は随分酷い日誌を書いていたような記憶がある。ほとんど形だけの日誌だったので、内容にまで深く目を通す人が少なかったことが幸いした。

「なんか面白い」と言って繰り返し読んでくれた田中くんには、深く感謝したい。
 そんな些細な経験が生きる自信にもなる。
 どこかにいるであろう読者という存在は、いつも見失いやすいものだから。




近くしか見ていない

note
スマホ
Pomera
タブレット
Abema
ファイル

一番遠くて天井 
ほとんどが手元しか見ていない

妄想の中では
あの世とか火星とか
遠出しているものの

実物の眼球にとっては
あんまり関係ないか

近所に海辺でもあったらな


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