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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

自分にはできないこと

2019-02-14 09:00:00 | 日記
 「願う」とか「祈る」とかをメールの締めに使うことが多い。結局のところ自分の努力で何とかなる範囲は手の届く本当に狭い狭い部分に限られていて、それ以外のことを叶えるには願ったり祈ったりする以外手が無い。飲んだり食べたり眠ったり笑ったりすることに忙しい毎日だが、案外願ったり祈ったりする時間も多い。周囲を見てみると神社や寺院、祠、神棚など、願ったり祈ったりするために生まれた施設が何と多いことか。それだけ多くの人が多くの時間を割いて願ったり祈ったりしていることがわかる。
 
 テレビのスポーツ観戦、特にオリンピックの大舞台などになると、応援という行為がもう国民的な祈りに近い。神棚と化したテレビの前で両手を合わせ、人を越えた何者かに向かって自分たちの代表に勝利をもたらしてくれるよう必死に祈ってしまう。自分にはとてもできない厳しいトレーニングを乗り越えて戦っている代表たちは、もちろん私たち自身とは別の一人の人間であることを理解していながら、もはや自分自身の願いや祈りが形になった自身の化身のような存在として、そこにいて自分の代わりに戦っている。この祈りが届けばいい。届いてくれ。そう願って応援する。アスリートを応援しているのか自分を応援しているのかわからない。
 
 その応援の対象が白血病と聞いてショックを受けない人はいない。自分が白血病と知らされたようなショックだ。自分の無力をまたしても認識せざるを得ない。応援し願い祈ることしかできない。それ以外に何が出来るだろう、そう考える人も多いはず。ライバルであるアスリートたちは特にそのことを考えると思う。そして深く考えた末に出す結論はおそらく、自分に出来る唯一の努力をし続けよう、それ以外ない。私たちもまた自分に出来る最善のことを出来る限りし続ける以外ない。それぞれが自分に出来る最善の力を出し切ってくれることを信じて。そして自分に出来ないことは、それを出来る人に任せて、その人がやってくれると信じて願い、祈るしかない。(三)
 

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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