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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

プレッシャーとレジリエンス

2022-11-01 09:00:00 | 日記
小2の息子が所属する少年野球チームは、高学年の選手がいない。もともと人数が少ないチームで、更には高学年になると受験に備えて塾が忙しくなり、練習に来られなくなってしまうらしい。

何が困るって、リーグ戦である。地区の4チームで年間を通したリーグ戦があるが、試合に出るにはそもそも人数が足りないし、1、2年生なんて小さすぎる。そこで、他のチームから試合に出たい、やる気満々の4年生を助っ人としてお借りして出場している。他のチームは5年生も6年生も潤沢に在籍しているため、所属チームでは出場機会の少ない4年生にとっては願ったり叶ったりとWin-Winな取引である。

とはいえ、5、6年生で構成された上級生チームと対戦するのは苦しい場面が多い。先日の試合では、4年生の助っ人ピッチャーが好投していたが、後半にがっつり打たれてしまい、泣きながらマウンドで投球を続けていた。わずか10歳ながらプレッシャーを感じ、涙しながらも逃げることなく、投球する様の尊いこと。自然と応援にも熱が入る。

残念ながらそこから立て直すことができず、続く失点。開く得点差。しばらくして、これは精神的に限界かなと、交代に呼ばれる投手もこれまた4年生。ノーアウト満塁での交代。えぇーーーなんでこのタイミングで俺なんだよぉーーと口には出さなくとも表情から存分に読み取れ、既に泣きそうである。それでも投げなければならない。

たかが地域の小さなリーグ戦。されど、物語はありますね。
きっとこの経験の積み重ねが彼らを強くしていくんだろうなと感慨深く見守る私。

彼らを奮い立たせるものは何だろうか?
やっぱりチームメイトや監督コーチ、周りからの掛け声は大事だな。打たれても守ってくれるという安心感があればもっと強気で行けるかな。大失点してもベンチに戻れば温かく迎えてもらえるから大丈夫だよ。と私以外、このグラウンドでそんなこと考えている人はいないだろうなと思いながら、1人別の世界にトリップしてしまう。

なんとか3アウト・チェンジで戻って来る選手たちにかけられる声の違いがまた面白い。

コーチA「よかったよ。がんばったね。あれは打たれても仕方ない。また次、頑張ろう!」
コーチB「このくらいで泣いてんじゃねー!ほら、攻撃行くぞ!」
保護者C「ピッチャーは孤独との戦いなんだよ。」

だいぶ違うが、いろんな考えに触れるのも大事。

そしてまた当の選手たちの様子も面白く、攻撃が終わるころにはケロッとして次の回を投げ始める。
レジリエンス!!
喉元過ぎればでないけれども、その立ち直りの早さ、超大事。

成長するにつれ、もっと大きなプレッシャーを感じることや、落ち込んだり挫折したりすることもあるだろうけれども、この経験を活かして、そのままカッコイイ大人になって欲しいなと思う今日この頃。

ちなみにこの試合、私の息子は1ミリも出場しておりません。
いろいろがんばれ。息子よ。

(ゆ)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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