JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

433MHz Wireless Modules MX-FS-03V & MX-05 のテスト

2016-01-04 | Tanukino
本年も「JJ1WKN Log」をよろしくお願いします。

アマゾンで433MHz帯のワイヤレスデータ送受信機を購入したので、早速テストしてみました。

中国からの発送で半月程かかりましたが、送信機と受信機がセットで送料込みで205円でした。

送信機は水晶発振回路のエミッタをデータ端子でキーイングしているだけです。
データ端子をVccにつなぐと電波が出ます。受信機で確認してみたところ、433.94MHzでした。

受信機は超再生検波の受信機です。
回路は受信出力をオペアンプでデジタル信号に変換しているだけです。


変調はASKで、CWのキーイングをコンピューターが行っている形になります。
データ転送スピードは2000bpsとのことです。

回路図などの詳細はここをご参照ください。

Arduinoでは VirtualWire library というシリアル通信ライブラリがあり、簡単に送受信ができます。
送受信機を並べてテストしてみました。
左が受信機で、びんぼうでいーので受信した電文をPCへ送っています。
右が送信機で、Tanukino単体で動作しています。
電文の「Tanukino!」を1秒間隔で送信しているだけです。
送信側は、発振回路のバッファが無いので、アンテナをつけると周波数が変化して不安定となります。
そこで、アンテナなしで至近距離でのテストにしました。


受信した電文です。


送信モジュールのUPです。


受信モジュールのUPです。


送信機は発振回路にFM変調を掛けてバッファ、アンプ、フィルターを付けても面白そうです。
また、送信機は簡単なCW送信機なのでTanukinoでキーイングすれば、任意の周波数で運用出来そうです。