JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

FCZ代用コイル使用50MHzAM送受信機の製作 その3

2012-02-11 | 無線機
その3です。

6逓倍後に増幅してみました。
ドライバは2SC1815で1段、ファイナルは2SC1815パラです。
回路図です。


基板です。
左上からOSC、BUFF、X6、下へドライバ、ファイナルです。


出力は100mW程度出ましたが、同調回路の容量が足りないようです。
TCに並列に10pFを追加すると140mW、20pFで160mWと増えていきますが、このコイルの50MHzでの同調容量をかなり超えています。
どうやら6逓倍ではなく、5逓倍や4逓倍に同調しているようです。

出力が増えて調整し易くなったので、X6段からトリマを最小に設定し直して調整したところ、それらしい容量で同調したので、これが本物のようです。
しかし、受信機で受信してみると5逓倍や4逓倍の信号も盛大に聞えます。
こういうときはシールドをしっかりするか、10m以上同軸を引っ張って6逓倍より弱いと推定される5逓倍や4逓倍の減衰を期待して切り分けるのですが、面倒なので今回はパスしました。

やはりいきなり6逓倍は無理があるようですね。
いずれにしても8.4MHzのVFOもシールドケースに入れないといけないので、2逓倍、3逓倍でオーソドックスにやってみようと思います。