JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Tanukino LoL Pong の製作

2010-08-17 | Tanukino
LoL Shield(爆笑シールド)のキットが発売されていますが、回路図が公開されているので作ってみました。
LoL Shieldは9x14個のLEDマトリクスで、Charlieplexing配線になっているので、12本のI/Oで制御できます。
126個のLEDをひたすら基板に半田付けしないといけないので、爆笑と言われる所以ですが、キットは基板に付けるだけなので楽勝です。

キットは2980円もするので、手持ちの平たいLEDを両面テープで貼り付けて9x14個を空中配線で配線していきました。
LEDの足の1本を短く切って、横のコモン線を配線して、長い方の足に縦線を配線しますが、Charlieplexingなので単純ではありません。
途中経過です。5段目までできたところです。
完成までのべ10時間近くかかり、まさに爆笑でした。


回路図通りに配線すると、LoL Shield用のライブラリやサンプルプログラムがそのまま使えます。
サンプルのPong2を書き込んでみました。
パドルはA5ポートに接続したVRで制御します。
電源がLiイオン充電池で4Vなので、少し暗いです。


点数が表示されます。
最初のテストで、左右が逆さまに表示されたので、配線を調べたら表裏が逆でした。
今更配線をやり直すのも爆笑ものなので、ライブラリのポート定義を書き換えました。


回路図(TopView)です。
基本はマトリクスですが、同じ線が交差している所にはLEDを配置できないので、避けてLEDを配置すると、総当りになります。
12本のポートでは12x11個のLEDを制御できますが、一部は使っていません。


ikkeiさんのブログに書き換えた回路図があります。
こちらの方が分かりやすいですね。
Charlieplexing/ikkeiplexingの回路は色々な書き方がありますが、書き換えてみると単純で、n本の線を交差させて、その交点にLEDを配置しますが、同じ線同士にLEDを接続できなく、あとはこのLEDの全部または一部を物理的な位置にどう配置するかにつきます。