春には珍しい澄んだ空気。
富士山は、雪がだいぶ減り、夏山に向かっている。
ピアノは、「待ち伏せ攻撃」を日課にしている。
先日の「ペンジュラム」の話で、「どんな構造なの」とメールがあった。
「振り子をイメージして、糸に重りをつけてさ・・下げ振りだよ」と返事したが、近頃使わない言葉なのかなぁ。
そういえば、デジタルになって、振り子が止まって、柱時計のゼンマイを巻いた経験がないのか。
と言うことで、ちょっと設計図をアップしておこう。これで解ってくれるだろう。
それで、本題の話に戻そう。
バンドネオン奏者の小松亮太さんが執筆し、四月五日に発売された「THE TRUTH OF TANGO(タンゴの真実)」が手元にきた。定着していたタンゴのイメージが、読み始めると少しづつ改められる。
演奏家の小松さん、400ページを超える大作をよく調べ、書き上げたものだと感心する。
本は、重くてもやっぱりページを捲るのがいい。
デジタル書籍は軽くていいのだが、でも本がいい。
ちょっと値段が高いが、価値は十分。
しばらくは、この本で楽しめそうだ。