6時間遅れの新幹線で、東京駅に着くとエールフランスの広告に変わっている。6時間といえばパリまでの半分の時間だ。しかし、目を引くな。...昨日と言う日は、中国の四人組が逮捕され、悪政の文化大革命が終わった日だ。中国四千年(いつまで経っても)の文化をことごとく破壊した権力政権が崩壊したことは、良かったが、文化を捨てることに奔走した権力が今になって歴史、歴史とほざく(いい言葉ではないが、それに値する)。あの時、蔣介石が、文化財を台湾に疎開させて文化財はある程度残ったが、文化は消えてしまった。知人は文化人だったから迫害されたほうだから、自由になったが、今の国には戻らないという。あの国に自由なんてない。
何処かのテロ組織は、偶像崇拝を認めない理由で文化遺産を破壊している。誰も止められないし、それを商売している軍需産業の国もある。話を戻して、継続性と言う価値は、狩猟民族には理解できないだろう。少なからず、日本には400年とういう無血の時代があった。これは狩猟民族にはないこと、自慢していい。彼らのように略奪して生き延びようとはせず。貧困でも真面目に、米を作って来た農耕民族の思いは彼らにわかりはしない。
ふいに、帰りの電車でそんな思いが湧いた。