Mihoちゃんが、フランシス・レイが作曲した「白い恋人たち」を弾いていた
「ねぇ、この題名の和訳、おかしくない?」
「そうだね。直訳しても明らかに違うね "フランスの13日"だからね」
我々の年だとクロード・ルルーシュ監督のこの映画をまず見ている
1968年フランスのグルノーブルで開催された第10回冬季オリンピックの記録映画だ
主人公はアルペンの三冠だったフランスのクロード・キリー
そして、フィギュアの女王のアメリカのペギー・フレミング
今なら、アルペンの三冠なんて夢のようなことだし、フィギュアは今のようにぴょんぴょん跳ねることもない
タイム競争で明確なアルペン、規定演技とフリーの曖昧な採点のフィギュア
それでも、当時の冬季オリンピックが懐かしい
そして、この曲も「ザ・ピーナッツ」が歌っていたことを思い出す
・・・過ぎてゆくのね 愛の命も・・・と歌い始まる
でも、原曲の歌詞は全く違うんだよね
フランス語なんてわからない時代、そういう歌だと思っていた
訳してみると、全く違う
13日の間
フランスはお祭り騒ぎ
混乱と熱狂は
時の流れには不釣り合い
13日の間
フランスは会話し続ける
歌の中
分別も忘れていないと言いたげに
だけどそれもいつか終わる
祭の夜
ランタンの灯りに似て
熱狂は少しずつやがて消えていく
退屈の戻る
パリ祭明けの路地のように
それにしても映画のタイトルが「白い恋人たち」と付けた人は、センスが良かったのか、悪かったのか
そんな、ことを思いながらピアノの音を聴いていた
今日は、朝マイナス7度、そして最高気温も2度に届かなかった
富士山も夕暮れになり、きっと明日も寒いだろう
各所で、大雪のため電車が麻痺している
Lauraは、兄ちゃんが帰ってきて、ゴロゴロしているので
一緒になって、ゴロゴロしている
働け「ラウラ!!」