経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

落としこんでこそ

2014年10月05日 | Weblog
いかなる戦略も

人への対応に落とし込めてこそ具現が可能になる。


この人の動きへの対応、これまさに経営戦略の根本。


繰り返す。

動かせないものを動かすのではなく、

動かせるものを、こちらの意中どおり動かす。

胃や、動いて頂く。自らの意志で・・・・。


そのためには、こちらはどう動けばいいか。

どう対応すればいいか、こうしたことが戦略の本質だ。



事業として存続し続けるためには、

相対的な戦略(ほんとうはこれ、戦略とは言わない)

では,危なっかしくてしょうがないのである。



企業の命題は、ゴーイングコンサーンである。


このことが絶対なのだから、そのつど襲ってくる波に乗った

という一回単位の成果ではなく、次々波に乗り続け、

その先のゴールを得る、ということが求められることになる。


ここでいう「波」は、支持・選択した消費者の数に

置き換えられよう。

この波を高位安定させるためには、


「その事業が個々のお客に喜ばれ得させ感謝させ得る具体的行動」


といったことを包括した「強み」が不可欠であり、

さらにもう一つ、


追い風に乗り前進、向かい風を活用してさらに前進

を続ける革新性を内包するどん欲、したたかな戦略。


が求められる、と考える。
oto