経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

真パレアナの研究-44

2014年07月16日 | Weblog
あなたが、クローバーというものは
3つの葉で構成されているといった程度の知識は
もっていたとしますね。

それでたまたま野を歩いていてクローバーが
群生している場所にぶっかった。
「すごいなー、こんなにいっぱい!」と感動する人もいます。
しかし中にはその存在には気づいても
何も思わず通り過ぎていく人もいます。

また「なんじゃ、こりゃ」と気づいても関心なく
通り過ぎていく人もいるでしょう。

まったく気づかないで通り過ぎていく人だって
少なくないでしょう。

気づきや関心は人それぞれで、それでいいし、
その「それぞれであること」が大切であるし、
また素晴らしいことだと思うのです。
むしろ、皆が同じ気付きで、
同じ感嘆詞をつぶやくとしたら
それこそ、異常ではないでしょうかね。

さて、むかしむかし、その中のふたりの人、
陽木さんと、暗井さんが、たまたま同時に、
ちょっと変わったクローバーを見つけたとします。

普通は3つ葉であるはずなのにこれは4つ葉なのです。
「えっ珍しい、これ!」
ふたりは声を揃えて、思わず叫び声を。
ここまでは同じとしておきましょう。

しかし、この後は微妙に違います。
暗井さんは、眉をひそめ、
陽木さんは、「ヤッター」と歓声をあげます。

つまり、暗井さんは
4つ葉の「4」という数字に不吉を感じたのです。
「4=死」というわけですね。

彼がもし「4=死」ということを知らない幼児
だとしたら「不吉」といった受け取り方は
絶対に出来ないはずです。

続く